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さて、今回はオリジナルの「狙われた街」を撮った実相寺昭雄監督によるメトロン星人復活でしたが、個人的には予想以上の大傑作だと思いました。
最初の工場の乱闘事件の鏡はおそらく最新作の「鏡地獄」のオマージュ。
電車のガラスには監督の愛息の「ちな坊」(見た目はアライグマ(?)の縫いぐるみなのですが監督が息子さんだと言われるのですから息子さんなのでしょう(笑))のステッカー。
カイト達が相談しに行く場所は「P.S.R.I」(「怪奇大作戦」のS.R.Iは警察ではないのでPはpoliceですね。多分(笑))。「ネクサス」の堀内正美さんが今回もいい味だしてましたね。
更には土管に「ガヴァドンA」、壁に「俺の名前をいってみろ」と書いてあったので思わず声に出して言ってしまいました(恥)。このセリフもなんかのパロディでしょうか(不勉強ですいません)?
などなど、マニア泣かせのパロディの連続でしたが、一番気に入ったのはセブンに切られたメトロンが潜んでいた場所が円谷プロの「怪獣倉庫」だった事、そんなところにいたんじゃ見つからないわけです(笑)。
更にメトロンを縫っていたあのお爺さんは多分「怪獣倉庫」で長年縫いぐるみの修理をされていた方です(おそらく今も現役です)。こんな演出をされては涙するしかありません。
人間体を演じた寺田農さんは実相寺作品の常連ですが今回もメトロン走り(笑)をやっていたりといい味出していました。
後、六平直政さんの演じていた刑事、あの人物はウルトラセブンに夢中になった当時の子供達の象徴なんでしょうね。
40年前にメトロン星人と友達だったというのはそういう意味もあったんだと思います。
ちょっとあの世代がうらやましく思えてしまいました(笑)。
というわけで個人的には「マックス」ベスト1にしたい作品でした。
実相寺監督も過労で倒れられてから情報入ってきませんが、早く元気になってほしいです。
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