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で、最後はこちら。 これはスペイン・サラマンカで起きたアメリカ合衆国大統領狙撃事件を、職業や立場の違う8人の視点から、それぞれ約10分ずつ描き、90分後には統合されて、全ての視点(「バンテージ・ポイント」)になり、事件の真相が見えてくる・・・・といった、実験的手法のアクション映画。 私はこういう実験的手法の映画が好きなので、軽い感じで観に行ったのですが、これが予想外の面白さ。個人的には、今日UPした3本の中では一番のお勧めです(笑)。 このリアルタイム感覚&時間軸ずらしや、場面の巻き戻し等を上手く使って、その時の状況をリアル、かつスピーディに描くという手法はなんとなく海外ドラマの「24」、「LOST」、「リ・ジェネシス・バイオ犯罪捜査班」等にも似ているものですが、この映画はそれらの手法を更に練りこんで、90分に凝縮したという感じ。 とにかく、観ている間はこちらも事件の真相に興味深々になり、一瞬足りとも映像の情報に目が離せなくなるという感じ(最低、事件発生の時刻だけは、しっかり覚えておくのがコツだと思います)です。 流石に後からDVDとかで検証すれば、ツッコミどころも出て来るんでしょうけど(笑)、観ている分には破綻を感じさせないレベルの脚本ですし、ガンアクション等も地に足がついているというか、かなりしっかりした出来なので見ごたえ充分です(笑)。 後、役者関係もデニス・クエイド、ウィリアム・ハート、シガー二ー・ウィーバー(流石に老けましたね(汗)・・・)、といった、正直、地味に思える布陣ですが、みんな演技力はしっかりとしているし、何よりも、これだと気が散らずに事件の方に集中できるので(笑)、個人的には正にベストなキャスティグだと思います(個人的には、マシュー・フォックスが嬉しかったですが、やっぱり「LOST」のジャックでしたね(笑))。 全体的にも、今の世界情勢を皮肉った様な雰囲気がありますし、久々に地味ながらも、かなりの佳作という物に出会えたという感じ。
こういう作品に出会えるなら、まだまだハリウッドも捨てたもんじゃないといったところですね(笑)。 |

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