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もう12月という事で、そろそろ映画界では年末の大作ラッシュの季節。という訳で、第1弾として、観てまいりました。 で、最初に言っておきます。 という訳で(笑)、記事の方、進めます。 この作品の原作は、有名なSF作家・リチャード・マシスンの同名小説で、アメリカ映画としては1964年の「地球最後の男」、1971年の「地球最後の男/オメガマン」に続く、今回が3度目の映画化。 私自身は名前とその中身はある程度知っていましたが、映画、原作共に観たり、読んだりした事は無く、それもあって、今回観に行ってみました。 そして、感想の方ですが、流石にウィル・スミス主演の超大作だけあり、映像等の方は実に見事。 ストーリーは宣伝にある様に、舞台は2012年、3年前に地球上の60億の人類が消えるという大惨事が起き、なぜか一人だけ生き残ったウィル・スミス演じる細菌学者のネビルが、誰もいなくなったニューヨークで愛犬のサムと共に生活していた。 ところが、外には誰もいない筈なのに、夜になると彼は自宅の分厚いシャッターを下ろす等、必要以上に警戒し、更に外から聞こえてくる謎のうめき声に怯えていた・・・。といった感じ。 で、超大作だけあり、舞台となる誰もいなくなったニューヨークの再現は実に見事。 大災害の後、誰もいなくなって3年が過ぎたニューヨークは埃にまみれ、あちこちにはうっすらと木々が生え、動物園や自然公園から抜け出して来たのか、インパラやライオンなど、野生の動物達が生息しているなど悲壮感は抜群。 また、普段なら一般人は絶対立ち入り禁止の筈の原子力空母の甲板上の戦闘機の上で(なんか必要以上にいろんなタイプの戦闘機があった様な気もしましたが(笑))、主人公のネビルがゴルフの打ちっぱなしをするなど、やりたい放題のシーンもあって、本当に誰もいないんだなぁ・・・、といった雰囲気が伝わってきます。 そして、今ではすっかり良い俳優の(笑)、ウィル・スミスの演技もかなりのもの。 特に、孤独をごまかす為か、必要も無いのにレンタル店にDVDを返しに足を運び、そこで自分で置いたであろうマネキンに話しかけるシーンなどは相当の悲壮感に満ちています。やっぱり、自分以外、誰もいないというのは厳しいものですね・・・。 で、ここからはネタばれになるかもしれませんが、雑誌やネットの宣伝にもある様なので書いてしまいます。 実は、この世界の真相はあるウイルスの影響で、たまたま免疫を持っていたシビル以外の人間は昼間は外を歩けない吸血鬼の様な存在のダーク・シーカーズという怪物になってしまい、細菌学者だったシビルは一人、人類の再生の為にウイルス抑制剤の研究を続けていた・・・、という物。 そして、肝心のラストなのですが・・・。 これ、個人的にはリメイクという事や、最近は「シックス・センス」等、ラストに大どんでん返し・・という作品が流行という影響もあってか、いろんなラストに持っていける様な構成になっていた様に感じました。 で、私の場合、観ていて3つ程のパターンが思いついたのですが・・・。よりによって、私が一番つまんなく思えるパターンのラストを持ってきやがりました(超爆)。 まぁ、確かに主演はウィル・スミスですし、いかにもアメリカ人好みの様な気もしますけど(汗)・・・。実際、賛否両論でしょうけど、少なくとも、残念ながら、私自身の好みには完全に添えませんでした。 ダーク・シーカーズ達の襲撃シーンは結構良かったし、それなりにドキドキもさせてくれたのは確かなのですが(ちなみにダーク・シーカーズのデザイン自体は個人的にはあまり面白くありませんでした。)・・・、残念です(涙)。 という訳でこれはあんまり過大な期待をしないで、軽い感じで観るのが一番良いのかなと思います。 ちなみにこの「地球最後の男」ですが、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「ドラえもん」の作者である藤子不二雄氏がこの作品をモチーフに主人公を少年に置き換えた「流血鬼」という傑作短編マンガを書いています(文庫版はこちら)。 個人的には、こちらは超お勧め。 私はこのSF短編集を中学〜高校の頃に読みましたが、これと「ミノタウロスの皿」という作品を初めて読んだ時の衝撃は未だに忘れられません。やっぱりこの2人の漫画家ユニットは偉大でした(笑)。 後、御覧になった方の中には冒頭の'無人のニューヨーク五番街のシーンのビルの壁面にバットマンのマークの上に、スーパーマンのマークが被さったマークが書いてある大きな看板が貼ってあったのに気が付かれた方もいらっしゃると思います。 恐らくこれ、現在、実際に企画進行中の、2009〜10年公開予定のバットマンとスーパーマンが共演する映画・「ジャスティス・リーグ」の宣伝です(笑)。 この作品の舞台が2009〜2012年なのは、多分これが理由だと思います。まぁ、なんか現在のバットマン&スーパーマンであるクリスチャン・ベールとブランドン・ラウスには出演、断られてるそうですが(爆)・・・。 もしかしたら、公開時には世界は滅んでいるかもしれませんが(笑)、まぁ、楽しみにしていようかなと思います(笑)。
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