丹沢山登り

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南アルプス

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すぐ下に見える避難小屋に下りると前方に尖った赤っぽい石が一定の間隔で立っている。何か不気味!   何か意味があるのだろうか?
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引き戸をひくと6人の方が集まり歓談中。出てきた管理人さんはロシア人風の風貌。素泊まりの手続きをし、二階へあがり寝る場所を指定される(寝具込みで6千円)。
 
しばし疲れをとるためラジオを聴きながら横になる。
下から賑やかな声が聞こえるので降りていくとコタツ場に管理人さんがいたので外にたっている赤っぽい石について聞いてみた。
その石について記述がある本を取り出し「自然とできたのではないかな〜」と言いながら記述がある場所を指差す。読むとただ「たくさん立っている」と状況しか書いてなく意味はわからない。以前はもっと立っていたらしいが気象現象で倒れたそうだ。ただ「その上に祠があり、そこに赤い石が供えられているのでみてくればいい」と教えられる。
 
そんな話を聞いた後は、入口の自炊場兼ザック置き場兼談笑場でみなさんの話の輪に加わった。
赤石岳の登山道を開いた大倉男爵の話になり、管理人さんいわく、東海パルプには逸話として以下の話が残っているという。
大正時代、200人の供と8月に大名行列のように登り、大倉は供の者に風呂桶を背負わせて登り、赤石岳の山頂で風呂に入ったと伝えられる。このときは8月とはいえ、当時はかなり雪が残っており、滑落してなくなった方もいて、いまでも担ぎ出された集落の人たちには良く思われていないとのこと。
下山したら記念碑があるので見たほうがいいと言われた。
そこで大倉男爵を調べてみました。
 
大倉喜八郎男爵は明28年に、徳川幕府の重臣であった酒井氏(雅歌守といわれる)より大井川上流域の南アルプスの山林を、金35000円也で買い取った。倉喜八郎は井川山林の資源を利用する東海紙料株式会社を明治40年に設立したが、これが今日の東海パルプ株である
大正15年喜八郎の88時自分の所有地で一番高いところ登りたいことでの赤石岳登頂する
・・・・・お花畑で花束を作らせて楽しみ、頂上に近いハイマツ地帯で籠を降り、そこから椅子に腰かけたまま山男に背負われて雪渓を通り、午前時半に赤石岳の頂上に着く。
そこで羽織袴に改めた大倉喜八郎の音頭で、両陛下と摂政宮殿下の万歳を三唱し、国旗を掲げた。
  
お酒(赤石岳)もはいり、話に盛り上がっている5時ころ、外に二人の人が現れる。みるとかなりの年齢の方。聞くと男性は75歳、女性は69歳、千枚小屋から13時間かけて歩いてきたそうだ。(しかし会った記憶が無いが・・・)
どうしても大倉さんの山道を歩きたいので登ってきたそうだ。しかし自分が75歳になって、このコースをあるけるだろうか・・・・・
次の日、14時のバスに乗りたいので3時には出たいそうだが・・・・
 
みなさんの明日のコースは、自分と同じ椹島に下る人が4人。さらに聖岳までの人1人、もっとすごい人は、聖・光から大無間山を通って・・・・考えられない
 
再度ベーコンキャベツを食べ、明日のご来光を願って8時の消灯で眠りについた。
 
この日の夜中も強風。トイレで起きると外はガス。朝は取れるのだろうか? 
3時をすぎ、物音が聞こえる。あの夫婦が出かけるのだろうか。
しかし管理人さんは暗い中を歩くのは危険と考え、止めて4時に出かけるよう勧めたようだ。
 
4時40分に日の出を見に、団子の山名標識をたてた南の頂にいそぐ。しかしガスは少ししか取れずやっと富士山が見える程度。
                富士山  団子標識 
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この団子表示板ははじめ頂上に立てたが環境省?にクレームをつけられこちらに移動したとのこと)
 
待っても状況は変わりそうもないため小屋に戻る。
5時30分ことになるとガスが取れ、聖岳方面がきれいに見えてきた。もう一度南の頂に向かう。
             茶臼岳     聖岳        
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三日目にしてやっと緑の山肌が見えた。
 
              小屋            赤石岳
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小屋に戻ると、管理人さんがデジスコを持ち出し、聖や光の頂上を見せてくれた。頂上の標注がはっきりみえる高倍率。泊まった方々で変わるがわるのぞく。
                                        ↓管理人さん 
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この写真は女性の方のものをいただきました。チェックの男が私です。
 
  茶臼岳               聖岳  光岳                 兎岳
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最後に記念撮影をしようということになり小屋前に集合。
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 前夜、管理人さんの差し入れで酒盛り!              タイマーでの全員撮影もありましたが・・・
 
そこで各人挨拶をかわし思い思いの方向に向かい足を踏み出した(6:12)。
 
赤石岳頂上からも絶景。富士山は逆光だが、昨日歩いてきた山々がきれいに見えている。
            南の頂                茶臼岳    聖岳
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                                     中岳    悪沢岳 
               中央アルプス                小赤石岳      
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二人の女性、ジミー大西似の男性と写真を撮りあう。
 
女性二人が下りだし後を追う(6:27)。
                      荒川岳        小赤石岳  悪沢岳
                    仙丈ケ岳        間ノ岳 農鳥岳 
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分岐まで来て、時間が早いので自分だけもう一度展望を見に小赤石岳に向かうことにした・・・・・しかし自分だけでなく一人の女性があまりにも天気がいいのでもう一日予定を延ばし、千枚小屋へ向かうとの事にしたそうだ(この方は聖から来たそうです)。
 
小赤石岳で記念撮影をして無事を祈ってわかれ、自分は分岐から下り始める(6:55)。
急な斜面を転ばないよう、快調にくだる。
 
(ここからはメモリカードエラーのためスマホの写真です)。
 
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10分ほど下り、急な岩場を下っているとき・・・ピンクの花が目に入った。
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花は「ミヤマクワガタ」に似ている。紫色は見たことがあるがピンクは・・・・・?
 
さらに15分下るとここにも大きなお花畑。ここでも「クロユリ」がたくさん咲いている。さらいこの白い花は「ニリンソウ」?
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急な坂で小屋であった女性を抜き、道はゆるやかになる。狭い岩場の道で「ウラジロヨーラク」を見ながらアップダウン。
 
さらにジミー君を抜き、わずかに登り分岐から1時間15分で富士見平。たしかに正面に富士山が見える。ここからの北の景色は素晴らしい。昨日歩いてきた荒川岳がくっきり。
              荒川前岳              荒川中岳
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しばらくすると女性とジミー君が追いつく。しばし談笑したが、自分だけさきに出発。
 
樹林帯を歩き、25分で赤石小屋が見えた。
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                               4時に出発した夫婦!
先に出発した夫婦とエスコートしたベテランの男性が休んでいた。
時間は8時36分と早いが何か食べられるか聞くと、簡単なものができるとの返事。
ざっとメニューを眺めて、目がとまったのが「ざるそば」。
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山でざるそばが食べられるとは思わなかった。日影のベンチで赤石岳や聖岳をみながら美味しくいただく。
   茶臼岳                    聖岳              兎岳
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先に夫婦と男性が出発。
10分ほど遅れ後を追いかける。すぐに追いつくが夫婦だけ。もう危険な岩場がすぎたのだろう、男性は先にむかったようだ。
そのご追いつき、しばらく話をしながら一緒にくだる。すると一人の女性においつく。
この女性もすごい!
一日で椹島から荒川小屋まで歩き、二日目にここまで来たようだ。とんでもないスタミナ。しかしかなり疲れたようで、下りはよわいと言って座り込んだ。
男性も休んだが自分ひとり下る。
 
飛ばしすぎがたたって、最後はへとへと。なんとか11時に椹島に到着(2000mの下りはこたえました)。
しばらく休んでいるとベテランさんが到着し、バスの手続きをし一緒に昼食をいただく。
 
12時すぎに女性(避難小屋で一緒だった)もつき、急いでシャワーを浴び、一緒のバスで帰路についた。
 
南アルプスを歩こうとは思っていましたが、アクセスの良さから急遽変更した荒川三山と赤石岳。テントは持ってあがらりませんでしたが食料などでザックが重く、今回も苦戦。しかし食べられるようになった二日目の午後からは体調も回復し楽しく歩けました。展望は今一でしたが、山小屋での語らいやとにかく高山植物が多い登山道、夏のアルプスを十分満喫しました。
 
 

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中岳から10分で分岐。その分岐から前岳を斜めに下る道が見える。しかしここで下るわけにはいかない。ザックをおいて前岳に向かう。同じようにカメラだけ抱えた二人と行きかい15分で荒川前岳
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少し下の分岐に道標があり道がありそう先は高山裏方面?、塩見岳へ行く道か。
 
ふと思い出したのは、千枚小屋で二人の女性との話。「この方、三伏峠から歩いてきたそうよ」と聞かされ「それはすごい!よく歩きましたね」との会話を思い出した。
あの稜線をあるいてきたんだ・・・・・(しかし世の中にはとんでもない人(特に華奢な女性)がいるものです)。
あの女性はあの方向(塩見岳付近→小河内岳→前岳)からあるいてきたんだな〜。写真だけ撮って引き返す(11:05)。
                   小河内岳  塩見岳    中岳      悪沢岳
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                   小河内岳?           小河内避難小屋?
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ザックをひろい荒川小屋に向かって下る。前岳の北斜面を斜めに切り開いた道を一直線だ。かなり先で数人が立ち止まっているのが見える。これは前岳に向かうときと状況は一緒。何かがあったのだろうか?何もなければいいが・・・
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                         ↓この下にカメラマン
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その場所を数人通り過ぎるが立ち止まる気配がない。それならたいした問題はないのだろうと思いながら近づくと、立ち止まっている数人の中のカメラマンがひざを曲げて何かを撮っている。聞くと「チングルマ」をとっているそうだ。(後で小屋の方に聞いたところ静岡のローカルテレビ局だそうです。「てっぺん静岡」という番組かもしれません)
 
一直線の下りがおわり、右に向きをかえ急傾斜の下りとなる。
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ここからが今回のメインルート。お花畑の中をジグザグに下る。もうまわりは高山植物だらけ。「ミヤマキンバイ」の黄色、「ハクサンイチゲ」の白が目立つ。その中に赤茶の色の花が・・・クロユリ?と思って目を近づけると・・・なんと「ショウジョウバカマ」!
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雪が溶けた雪国の春山で咲く花と思っていたが、高山はみな一斉にさくようだ。
 次に目に付いたのが黒いつぼみ。あれ?と周りをみると花びらをひらいているものも・・・・「クロユリ」!それもたくさん!
 さらに「アオノツガザクラ」や・・・・・・
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周りで写真を撮っている方と知っている花の名前を交換。この夫婦は荒川小屋泊まりだそうだ(こんな余裕のスケジュールがいいようです)。
柵をあけ入っても花の数はかわらない。何のための柵だろう?柵を閉じ、上を見上げても下をみてもお花畑が広がる斜めの道を真っ直ぐ下る。
 
斜面を右に回りこむようになると、これも新しい感じの小屋が見えてきた。
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昨日千枚小屋への登りの展望台から見えた荒川小屋は荒川岳と赤石岳の間の窪地。たしかにどんどん下り一旦樹林帯に入り抜けたところに建っていた(11:40)。
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さて6時から何も食べていない。これから登り返すにはエネルギーが必要。下り基調が長かったためか、食べられそうなので調べてあった有名な?荒川カレーを注文。
 
昼時は暇なのか従業員はスパゲッティを食べており、これもうまそう。しかしメニューにはなかった。まっていると先ほどの夫婦が着き手続きをしている。結構待つと出てきました、にんにくの匂いがする(たしか)カレー。まず一口。これはうまい。
しかし半分ほど食べると食欲がなくなる。それでも食べられそうなので無理やりお腹にかきこむ。やっと完食。20数分ほど足と肺を休めたのですぐに出発(悪沢岳付近は少し頭がいたかったが、ここではほとんど感じませんでした。やはり高度でしょうか)。(12:05)
 
予想通り、ここからは樹林帯の急な登り返し。休んだので登れるだろう・・と普通に登るがすぐに息が上がり苦しい。休み休み登るが、こんな調子で避難小屋まで2時間で届くのだろうか・・と心配になる。急登がおわり傾斜が緩むと花を楽しむ余裕がでる。
 
今回始めての「ハクサンフウロ」や「グンナイフウロ」「チシマギキョウ」などまた違った花も咲いている。
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再度森林限界を越え、ざれた道を進む。ここで一人の男性を抜く。
荒川小屋から30分で大聖寺平に到着。これから先は少し急な登りが見えるためザックをおいて休憩。そこに先ほどの男性が到着。聞くと同じ小屋から歩いてきて同じく赤石避難小屋へ向かっているとのこと。この方もかなりへばっており「何時につけるかな〜」と心配顔。
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一足早く出発。さっそくジグザグの登り。ガスがかかってきたので雷鳥でもいないかと探しながら本当に足の長さだけ(26・5cm)踏み出し口笛のように息をはき、一歩一歩歩みを進める。
意外と苦しくなくいつもがウサギなら亀のように歩きを進める。すると横に黒い物体が動いている。鼠のような大きさ。まさかこの場所でネズミはいないはず・・・すると「鳴きウサギ」・・違う違う・・ここは北海道ではない。すると数年前、剣岳の下りで目の前を横切った「オコジョ」か。写真を撮ろうとカメラを向けると岩穴に入り数分まったが出てこない。あきらめて登りを進める。
 
いつへばるか・・と気になりながら登るが、なぜか苦しくなく足が前に出る。さきほどの男性がかなり遠くなる。荒川カレーの力か。
 
荒川小屋から37分でいくぶん傾斜が緩むがまだ登りは続く。
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登りつくと少し遠くに標柱が見える。そこが小赤石岳だった。(13:52)
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一旦下り、分岐に降り立つとザックが二つほど置いてある。赤石岳を往復する人のものだろう。予定通り赤石岳頂上の避難小屋へ向かい数分登ると小屋で一緒だった若者がおりてきた。
空荷なので予定通り赤石小屋に泊まるようだ。二三言葉を交わしお互いの無事を祈って別れる。
 
小赤石岳から28分で赤石岳頂上に到着。
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明日もあるのでここは休まず下に見える避難小屋へ下った。
 
次が最後です。続きます。
 

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悪沢岳、3141m日本第6位の高峰。独り占めといっても廻りはガスがおおく、くっきりした景色は見られない。
 
ザックをおいて休んでいると抜いた夫婦が登ってきた。あまり景色が見えないが満足そうな感じで写真を撮っている。
荒川中岳方面の道を確認してからくだろうと思い、ガスが取れるのを待つ。時間は雲が取れると予報でいっていた9時。たしかにガスが流れ時折中岳が見える。その道は急に下る雰囲気。折角登ったのに下るのか・・・・・それも半端な高低差ではなさそう・・・・
                    赤石岳             荒川中岳
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これ以上まってもガスは取れそうも無いので下りにかかる(9:01)。
すぐには下らずその先も平坦な道が続き、まわりはお花畑。
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「イワウメ」「ミヤマキンバイ」などが綺麗だ!
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頂上の端まであるき下をみると100mくらいは下りそうだ。岩に躓かないよう慎重にくだろう・・・と思ったが、先をすすむとそれほどでもない。そこに鮮やかな「ミヤマシオガマ」が咲いている。曇り空が真の花の色を見せているように見える。
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平坦なフラワーロードを進む。
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わずかに下りと南側を巻くように歩く。
              赤石岳          荒川中岳
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巻き道が終わると目の前に登り返しが見える。
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こんな花を見つけたが・・・見た記憶がない。まだ咲く前か?
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下りきり登り返す。急な登りではないが疲れが残っている体にはこたえ、息がすぐにあがる。
ふと右手をみると天辺が尖った丸い形の山が見え出す。これは・・・・見たことがない形だが、白根三山?いや近すぎる。その手前というと・・・・塩見岳???
 
花を見ながら登り続けと前方に小屋が見えてきた(10:14)。
荒川中岳避難小屋。あわよくば初日にここまで・・・などと考えていたがとんでもない。千枚小屋から4時間ちかくかかった。脇を通り抜け少し登ると頂上(荒川中岳)。
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悪沢岳よりはガスが取れ、展望が広がっている(10:22)。
さきほどから見えている先が尖った山を確認する。左の山がやはり塩見岳だろう。
するとその右奥が白根三山・・しかしガスがかかっている。その右の奇妙な形(鳥が羽を広げた形だそうです)の山が農鳥岳のようだ。
           塩見岳                     農鳥岳    鳳凰三山
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さらに右奥にも山が見えるが・・・甲斐駒?いや形が違う。
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いまわかりました。鳳凰三山のようです。左にオベリスクが見えます!
 
まだ前岳が残っている休まず先へ進む。
 
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また下りにかかる。先に道標と標柱が見える。あれが荒川小屋へ下る分岐のようだ。
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中岳から18分で分岐。その分岐から前岳を斜めに下る道が見える。しかしここで下るわけにはいかない。ザックをおいて前岳に向かう。
 
写真が多くなりました。続きにします。
 
7月24日(木)
 
夜中に目が覚めたのは風のせいだろうか。もう一度眠ろうとしたがなかなか寝付かれず、離れたトイレに行こうと外に出て空をみあげるが星は見えない。
もう一度眠ろうと横になるが眠ったかどうかわからないまま4時をすぎ外は明るくなる。日の出が見えるかも知れないと思い、カメラをもって外に出る。
雲の合間に少し見える程度。それでもシャッターを押し、小屋に戻る。
若者も起き、朝食をとろうと小屋へ向かった。自分はレトルトの中華丼をつくるためお湯をわかす。(水が豊富なのはありがたい)
 何とか完食。これで少しは歩けるだろう。若者が戻ってきて、少し物足りなそう。おかずが少なかったそうだ。赤石小屋まで行かなくては・・・と5時30分に小屋を出て行った。
こちらは2時間ほど手前の頂上小屋。ゆっくり準備をして出かける。
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もうすっかり明るい登山道を「オオサクラソウ」や白い小さな花?を見ながら登り始める。しかし足が重い。一歩一歩足元を見ながら足を繰り出す。今日も苦戦しそうだ(6:05)。
 
少し登ると「ナナカマド」の間を歩く道となり白い花がさいている。足元には「タカネヤハズハハコやハクサンイチゲ、ツマトリソウ」も咲いている。この薄い紫色の小さな花はなんだろう?(リンドウ?)
 
花々のおかげで重い足が前へでる推進力となる。40分ほど登ると団体さんが道端を眺めている。「何かさいていますか?」とたずねると「くろゆり」だった。
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 たった一輪だけでした!                    リンドウ?
 
小屋と千枚岳の間に咲いていると聞いていたが、ラッキー。これからも咲いているだろうと思い一枚だけシャッターを押す。
森林限界を超え、まわりが開けてきた。
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「ハクサンチドリ」や黄色の「イワベンケイ」を見ながら登ると千枚岳に到着(6:56)。
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まわりは雲が多いがなんとか周りの山が見える。しかし先の山はガスがかかったまま。
 
ここは写真を撮るだけで休まず先へ進む。そこの岩場で思いがけない小さな花を見つけた。
「シコタンソウ」だ!
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それもたくさん咲いている。最初に見たのが北岳、その次が八ヶ岳の権現岳だった。後ろ立山連峰の稜線でも見つけたことを思い出した。花びらに模様がある可愛い花だ!
 
さらに珍しい花がつづく(しかし花を載せていると写真で記事がとまりますので別な機会に)。9時には晴れるだろうと聞き、期待しながら登るが歩く方向はガスが取れない。
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山腹の左側を斜めに登っていきます。
 
切り立った岩に青い花が見える。これは「ミヤマムラサキ」!これもたくさん咲いていて見事!
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左手のどっしりとした赤石岳の頂上は雲がかかったまま。平坦な道をしばらく歩き、大きく登ると丸山だろう。
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登山道大きくまわりこみ左手に先ほどの千枚岳が見える。
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道の様子が変わり岩場の稜線歩きとなり時折吹く突風に注意しながら歩く。
そこをすぎれば、平らな道。振り返ると今登ってきた道が長い。
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登りきると小砂礫のハイマツが生える平な道となり丸山に到着(8:08)。
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5分ほど進む道の様子がかわり赤ペンキのマークを確認しながら積み重なった大きな岩伝いに登る。
振り返ると名前のとおり先ほどの山は丸山だ。
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さらに岩場を登り、大きな岩が転がる岩場を歩いていく。
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岩にしっかり足を置きながら進むと正面に標柱が見えてきた(8:48)。
イメージ 13
 
悪沢岳の頂上はガスが取れているが周りはガスが流れている。標柱は荒川東岳となっているが「悪沢岳でなくてはなるぬ」そうだ。
 
続きます。
 
 
電力協力日が近づき「早く梅雨があけないかな〜」と思いながら登る山をどこにしようか考えていた。そんな矢先の21日、九州北部が梅雨明けした模様・・・と会社の食堂で知り、それならこちらも近いだろう・・・と思ったところ、次の日に関東地方も梅雨明けを発表。
候補の山は三つほど考えていたが、車を使うなら南アルプス。昨年Pさんが歩いた易老渡から光岳と聖岳周回を考えていたが、よくよく調べるとかなり遠い。それなら荒川三山はどうか・・・・と思い調べると畑薙駐車場まで3時間30分とまだ近い。歩く時間はおなじ程度などで荒川三山赤石岳周回にすることにした。
帰ってすぐに準備を開始、なんとか40L+αにまとめ翌日の3時30分に出発。
 
7月23日(水)
新静岡インターをおり、北上すると「あれ・・・この道は走ったことがある」と思いながら走っていると、梅ケ島という案内板をみて「そうだ山伏に登るときに走った道だ」。
二つ目のコンビニをすぎ、この先にコンビニがあるのか気になり、たまたまいた住民に聞くとないとのこと。あわてて戻り、朝昼の食べ物を調達し畑薙ダム第一駐車場へ向かう。
 
梅ケ島への道をわけ安部川をわたり井川を目指して飛ばす。車ならそれほどでもないと思っていたが、舗装はされているが山の中の狭いワインディングロード。いやというほどカーブしながら走るがなかなか目的の名前がでてこない。いい加減あきたころ一台の乗用車が後ろについたので先に行ってもらう。しかしすぐに左に止まった。そこは?駅・・・・その先で見えた線路は?
これはテレビで見たことがある大井川鉄道のミニ機関車が走る駅のようだ(井川駅のようです)。
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(確か南アルプスを知り尽くしているTaaさんがここまで歩いてきたような???)
 
こんな変化があるとうれしいのだが、それからはあいかわらず山の中の曲がりくねった道走ること3時間30分でようやく右手に駐車場が見えた。これが畑薙ダム第一駐車場だった。もう10数人が道の脇にすわりバスをまっている(7:03)
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おにぎりをむりやり食べていると「7時20分に臨時がでます」との声が聞こえる。 
臨時のバスに乗り、あとは着くまで居眠り・・・と思ったが、ダムの先のゲートからすごい悪路。とても寝れる状態ではない(今にも崩れそうな断崖絶壁もありました)
しかし運転手はなれたもので観光案内をしながらどんどん進む。そこを歩く親子がいる。どこへ行くのだろう・・・と思っていたところ車窓からみえた日本一長いつり橋・・・茶臼岳への登山口。そうかここから登るのか。
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その先ではその茶臼岳と上河内岳が見えると運転手がアナウンス!(間違っている可能性があります)。
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さらに聖岳も!
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駐車場から約1時間で椹島に到着。平らで広く雰囲気のいい場所。トイレを済ませて歩き出す。
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(1100mとは上高地にくれべ400mも低い。小屋は2610m・・・
 
森の中を登りバスが走ってきた林道に上がり右へ曲がる。10分で橋の袂にある千枚岳登山口と書いた看板がある。いよいよ登山の開始(8時51分)。
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河原沿いの道を進みゆれる吊り橋をわたると樹林帯に入っていく。イメージ 7
 
尾根道から林道に飛び出しわずかに右に進みハシゴを登る。再度針葉樹林帯に入り緩やかに登っていき1400mを越えたところで今度は下り。せっかく登ったにのに・・・・そこでに開けたところがあり西に山が見える。
イメージ 8
(奥聖岳か?)
 
かなり下り、登り返しが始まりベンチを見つけ一休み(食べれる間にとご飯を一口)。
 
ジグザグに登ると清水平に到着。左手に水が流れている。冷たい水を補給。 
その先に踏み後があるように見えたので進むが、先が道らしくない。おかしい?戻ると上に赤テープ発見(危ない)。
さらにシラビソの林の急なのぼりが続くがここで白い花を発見。
たった一輪だが「イチヤクソウ」のようだ。(暗い針葉樹の中、元気をもらう)
イメージ 9
    イチヤクソウ                    オオサクラソウ(小屋でたくさん)
 
平坦になると蕨段を通過。(静岡の山に段という名がつく場所が良く出てくるが・・・・)
 
トラバースしていたところ樹上で人の声が聞こえる。右に看板発見
「見晴台」12:00)。 
コースから外れるがどんな景色が見られるか登ってみると、そこには三人組みが休んでいた。見える山は、荒川三山か・・・と思ってみていたところ、男性が「くぼみに山小屋が見えるが荒川小屋だろう」という。
          荒川小屋     荒川岳           悪沢岳
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 (左には赤石岳も見えました)
 
すると右の山が荒川三山で左が赤石岳か。
その三人組は昨日椹島に止まり朝6時に出てきたそうだ。(2時間追いつかれたと驚いた様子。しかしすぐに先ほどの男性も追いつく)
 
この場所は林道の一部。真直ぐ行けば登山道に合流するだろうと二人で進み、左が登山道に合流しそうだが、自分ひとり林道を進む判断をしたが、結局コースを外れそうなので引き返し、分かれたところから樹林帯へ入っていく。
 
薄いふみ後を進むとようやく登山道に合流し一安心。
ここでまた「ルリビタキ」に威嚇され、さらに暗いシラビソ林を進むと駒鳥池
コマドリ」がいるかな?と期待したが鳴き声は聞こえない。違う三人組が池を見に下りていったが、かまわず先を進む。
 
その先では何故か真直ぐな道がつづく。そこに看板があり、この道が木場道といって昔木を切り出し木場にのせ、引いた道だそうだ。看板をみていると後ろから先ほど分かれた男性が現れる????聞くと間違えそうなので戻ったそうだ。
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もうあと少しで小屋というところに来て、濃いピンクの花が咲き出す。 「オオサクラソウ」だ。その近くには黄色の花が・・・「キバナノコマツメ」だろう。
 
下を向いて息を止めることが多かったためか、目の前が突然白くなる。おかしい。ザックをおきしばらく休憩。何故か甘いものがほしくなりポッケにあるチョコレートをほお張る。何故かこれで元気回復。(低血糖になったのかな?)
 
登り始めてから5時間10分でやっと千枚小屋に到着(14:00)。
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受付で素泊まりの手続きをし泊まった証明の半券と領収書をもらう(6100円)。
そとに出、周りをみると富士山が見えている。
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気になる形(双耳峰)の笊ケ岳も見える。
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また南に見える山は明日登る赤石岳だろうか(前の記事の写真です)。
 
この小屋には結構人がいたが指定された場所は違う小屋。月光小屋百枚小屋があり百枚小屋に入る。27人程度止まれるが自分ひとり。ラジオを聴きながら仮眠をしていると一人の若者が入ってきた。聞くと素泊まり・・ではなく朝食だけ頼んだそうだ(ただしこの方はシラフ持参、500円違います)。
聞くと八王子からきて一つ遅い8時のバスで来たとの事。
明日は赤石小屋までだそうだが「泊まるなら頂上で朝日が見られ、またもう一度景色が見られる頂上非難小屋に止まる方がいいと思う」と言うと「明日朝早く椹島におり、風呂に入りたい」という。
 
さて時間は6時。もってきたスペシャルメニューのベーコンキャベツを作ることにした。これは昨年、NHK「夏山にGO!」で紹介されたもの。
キャベツの上に厚切りのベーコンをのせ、コンソメを入れて30分ほど煮込む。
ご飯は食べられそうにないが、これはなんとかお腹に入る。残ったスープにご飯を入れて・・・と思ったがやはりだめ。スープも飲み干し完食。
 
若者と山の話をし8時の消灯で眠りに着いた。
 
続きます。
 

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