![]() 「永遠に祟り続けます」/凶行の背景/神社界の危機を象徴する事件 第一章 富岡八幡宮事件 予兆/蕩尽の果てに/なぜ自由に大金を動かせたのか/日本一の黄金神輿/潤沢な寄進による豪華設備/莫大な不動産収入/いかにして「金満神社」となったのか/「成田山信仰」を生んだ出開帳/神仏分離と「深川不動堂」の誕生/「富岡家」の勃興/神社界の重要人物/「日本会議の生みの親」 第二章 神社はそんなに儲かるのか ヴェールに包まれた財務状況/宗教法人の収益ランキング/神社の年収は?/宮司の平均年収は?/「兼業神職」「兼務社」の実態/神主は儲からない/神社とは、どのような場所なのか/国家による保護/戦前の靖国神社の収入/「公務員」だった神職/戦後の農地改革による大打撃/広がった「神社格差」 第三章 神社本庁とは何か 神職への圧力/神社は法律でどのように分類されているのか/あくまで民間組織/戦前は国家機関として/GHQによる変革と国家管理の断念/「本宗」とは何か/伊勢神宮がなぜ「本宗」なのか/神宮大麻/減少する貴重な収入源/神社本庁への特別納付金/本庁と神宮、各神社の経済的な関係/すべては「遷宮」のために/人事権の掌握/続発する神社本庁からの離脱/揺れる神社本庁 第四章 神々の相克――神社本庁は「新宗教」である なぜ靖国神社と伏見稲荷大社は神社本庁に属さなかったのか/多種多様な神々/神話と神々の関係性/混沌とした日本の神々の世界/天照大神と八幡神/神による非情な宣告/伊勢の地が選ばれた理由/なぜ天皇は伊勢神宮に参拝しなかったのか/本当は恐ろしい天照大神/神々の相克のドラマ/いつの間にか最高の神社へ/神社本庁は「新宗教」である 第五章 神社本庁の政治学 「敬神尊皇の教学」/「神宮神道」というイデオロギー/政治化する神社本庁/神道政治連盟と神宮制度改正案/政教分離の壁/靖国神社国家護持運動/「違憲判決」の影響/一九八五年の公式参拝/政治運動の成果/「日本会議」の結成/宗教法人であることのジレンマ 第六章 揺らぐ神社の権威構造 古代、神社はどのようなものであったか/磐座での祭祀/神は常在しない/社殿の変化/神と人の距離/権威化する神道/神々の組織構造/皇室と神社界の未来/「神社崩壊」の危機 おわりに――神社は再生するのか 減少する参拝客/宗教離れしてく世界/「再生」の手段/神社本庁の「責任」 二〇一七年末に富岡八幡宮で起きた前代未聞の事件。元宮司の弟が宮司の姉を刺殺するという凶行の背景には、不透明かつ放漫な神社経営、神社本庁との軋轢などがあり、いずれも神社界の危機を象徴するものだった―。そもそも神社とはどのような場所で、何を祀っているのか。さらに、その収入源や経済格差、神社本庁の正体と歪な権力構造、「日本会議」との関係など、御簾の裏に隠された“暗部”を宗教学者が炙り出す。
目次の部分に目を通してもらえば概略がよくわかると思います。 津地鎮祭訴訟のことが載っていました。
関口さんという市会議員が訴訟を起こした事件です。
そういえば県の広報誌に表紙に伊勢神宮が写っているのも気にいらないようで
訴訟沙汰になったと記憶しています。観光名所としてのイメージでも許されないようですね。
ただこのようになったのは戦前の反動ということも記されていました。
ある町では1件当たり30万円遷宮でお金を取られて住民がヒーヒー言っていたのを
思い出します。信教の自由はどこへやらです。
どちらがいい悪いではなく光りあるところに影あり、という感じがしますね。
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