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仕事がある朝は起きれないが、ツーリングとなると3時でも起きてしまうのはどうしてだろうか?
早朝4時に九州に向けて出発した。近畿圏の渋滞は凄い。朝6時にトラックがズラズラ並ぶ西名阪松原料金所の渋滞は耐えがたい。それを避けるために今回からは名神栗東ICから乗ることにした。
しかし早朝の国道工事に引っかかってしまった。大型トラックといっしょに無意味に思える長い時間をすごす。
しかし大型トラックの噴き出す排ガスの黒煙は凄まじいものがある。ほとんど野放しの規制のせいで環境に甚大な被害を及ぼしている。大型車の排ガスに関してはほとんど気違い沙汰の感がする。トラックと併走すると空気が悪くてうんざりだ。
バイクに乗るものとしてあの黒煙は許せないものがある。
山陽道のSAでたぶん一夜を寝袋のみで明かしただろうと思える輩を発見した。
SAは野宿する場所ではないがこれぐらいはゆるされてもいいだろう。
SAは暴走族もこないしそういう意味からすれば安全な場所だといえる。
ここの場所もトラックがアイドリングで何台も止っていたのだが空気が悪いので大丈夫なのかと心配してしまう。
SAでは売店や自動販売機ばかりでほんとうの意味でくつろげる場所が少ない。
しかし一部にはSAでも近年は趣旨を凝らしたものも登場しているようだ。
SAを作っている人間にはバイクに乗る人間の姿など見えていない。屋根つきの駐車スペースなども設けられてはきたが、わかった人間が作ったものではないというのがすぐにわかる。
ライダー側からの方からも提案していくことが必要だろう。
しかしSAは旅をするものにはまだまだの場所だ。バラマキ行政の道の駅のよりはマシかも知れないが。
錦帯橋についた。昔はここがどこにあるのかも知らなかった。以前に余裕を持って宮島まで来ていながら帰ってしまったことがあった。
あとでその場所に気が付いてがっかりしたことがあった。
錦帯橋の造形は美しかった。流れる川のせせらぎもまだそんなには汚れていないようだった。しかし汚れているのは周囲の景色だ。
錦帯橋の真下の河原に汚い錆びたトタンぶきの店があった。とうもろこしなどを売っているようだった。ここになんの必然性があるのだろう。
橋の造形はいくら美しくてもこれではすべてぶち壊しである。赤いパイロンを立てたり無神経に河原に白線を引いてバス用の駐車場を作るなど何を考えているのかと思う個所がいくつかあった。橋と景色は一体のものであることがまったくわかっていない。いくら電線を地下に埋めたとしても土建屋は儲かってもこれでは意味がないではないか。
ここに限ったことではないがどこの観光地でも同じである。商店のなかに景勝地があるのか景勝地のなかに商店があるのか本末転倒の場所ばかりである。
恥ずかしくもなく管理費といったり自然保護のためといって金をせびる場所もある。誤解されないようにいっておくが、モノや環境を維持するのにカネがかかるのはわかっている。それと商店があるのが悪いといっているわけではない。
すべてはバランスの問題である。
それだからといって景勝地で汚いトタンの店など見せられてはたまらない。
金になるものはしゃぶり尽くしてしまう商魂ばかりをバイクに乗って見にいっているような気がする。
青空に映える清流の流れと造形の美しい錦帯橋。それとまことに人間らしいというべき無神経な造作物。
使い古された言葉だが現代日本の縮図がここにもあった。
そんな当たり前のものを確認しにきているのかも知れない。わざわざバイクに乗って・・・
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