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そういうわけで聞いてきました。
急性胃腸炎のあとなので行けるかどうか心配しましたが、なんとか大丈夫でした。

奥の細道の合唱ですが、ご当地ならではですね。
地元の人に芭蕉は愛されているんですねえ。
面白い試みだと思いました。

くるみ割り人形は良いチョイスですね。有名な曲なので地方で演奏するにはいいですよ(笑)
実際にいい曲ですものね。

シェラザードなのですが、これが西本さんのまとめあげ方なのでしょうか。
とても良い解釈で満足しました。
レベルの高いみなさんからすると、いろいろなご意見があるかと思いますが、
素人に毛が生えた程度の私には素晴らしいと思いました。
ロシア仕込のメリハリさや解釈が随所に出ており、ホールの音響の良さもあって
いいサウンドでした。
地方は車で行けるなどのメリットや自治体から補助が出ているので安く聞くことが
できます。
問題はいつものパターンなのですが客層が非常に悪いことです。
例によって今日もブラボーバカがいましたが、アレですね、年齢層も一定ですね。
あんまり若い奴でこんなことを言ってませんね。
この手のオヤジですが服装や髪形から判断しても繊細さのかけらがありません。
音楽は万人が楽しむべきものだとは思いますが、正直言えば疑問に思いますネ(笑)

あと、咳こみとくしゃみオヤジにも閉口します。
女性の率も高いですが、ほとんどいないですね。
生理現象なので我慢しろとはいいませんが下を向いてハンカチぐらい当てれませんかね。
ウェフウェフ、ヘックシ!じゃないつーの。
デリカシーのないバカにはあきれますね。
女性に多いのが、おしゃべり。演奏中はやめてほしいものです。
自宅のリビングではないのですからねえ。

腕組みして難しい顔をして聞かなくてもいいですが、それにしても演奏者も周囲もモノではなく「人間」ですので
配慮ができないんですかね。

まあ、覚悟して行っていますのでさほど不愉快ではありませんが、ここまで鈍感だと
演奏を聴いて何を得るのかが不思議です。

ところで、西本さんも京都市交響楽団さんも素晴らしい演奏だと思いました。
地道ではありますが、いろいろなところを回って音楽の感動を届けてほしいと思います。


心を支える音楽

大地のエネルギーを感じさせる力強さ、天体の運行を思わせる整然とした秩序、生きている喜びをわき立たせる軽やかさ、人の悲しみにそっと寄り添う優しさ、さびついた心を浄化する深遠さなど。1000にも及ぶ楽曲があり、すべてが素晴らしいのですが、あえて一つあげるなら「ミサ曲ロ短調」。バッハの素晴らしさが凝縮されています。
 金融庁に在職中は、金融機関の破綻処理、不良債権問題、利用者保護のための措置、金融規制をめぐる国際協議など、さまざまな課題に直面しました。長官として、孤独な決断を求められたときや気持ちが沈んだときなどは、執務室に置いた小さなCDプレーヤーから流れるバッハが心の平静をもたらしてくれたことを思い出します。
 バッハ好きが高じて、アマチュア合唱団でミサ曲や受難曲を歌っています。練習に参加するたびに改めてバッハの曲の深さと豊かさを実感し、聴くだけでは味わえない喜びを感じます。ピアノ愛好家の集まりで下手なピアノを弾いたりもします。こちらは聴くに耐えない稚拙さですが、「下手でも好きなのが本当の好き」と自分を慰めています。

抜粋



 先日発表された2012年アマゾンランキング。CD売上クラシック部門で1位に輝いた『交響曲第1番HIROSHIMA』(佐村河内守・さむらごうちまもる)が話題だ。アマゾンの「音楽」総合ランキングでも、ユーミンやMr.Childrenを抑え、トップを走る(12月14日時点)。発売元の日本コロムビアによると、CDはすでに6万枚を販売。数千部でヒットと言われるクラシック業界において、異例の大ヒットを見せている。

 火が付いたきっかけは、11月9日のNHK「情報LIVEただイマ!」での特集だった。反強の大きさに、NHKは12月12日には「あさイチ」内で再放送(政見放送で一部の地域のみ)。米国の『タイム』誌に“現代のベートーベン”と称された作曲家の魂の音楽が、ようやく広く日本人に届こうとしている。

 その人生はあまりに壮絶だった。

 4歳から母の英才教育でピアノを学び始め、小学3年生で「ソナタ」を制覇。10歳で「もう教えることはない」と母に告げられた。その後は独学を貫き、音大への入学を懇願する両親を振り切って、上京。アルバイト生活を送りながら音楽求道の日々を送る。金が尽き、路上生活を送ったこともあったという。

 一時はロック歌手としてデビューするものの作曲家と生きる覚悟を定め、「鬼武者」などゲームや映画音楽の依頼も舞い込むようにもなった。だが、過酷な運命が次々と佐村河内氏を襲う。原因不明の発作、聴覚の異常、最愛の弟の事故死、そして30代半ばで「全聾(ぜんろう)」に。音を喪った後も、激しい耳鳴りや神経症に悩まされ続けた。耳鳴りを誘発する光を避けるため、薄暗い部屋で作曲されたのが『交響曲第1番』である。作曲に取り掛かったのは17歳のときのこと。幾度もの破棄を重ね、完成したのは2003年の秋だった。

 作曲時の苦闘を佐村河内氏は、自著『交響曲第一番』でこう表現している。

「私は《交響曲第一番》の完成を目前としながら、悶絶する日々を送らねばなりませんでした。(中略)発汗や嘔吐を伴う硬直のあと、激しい全身痙攣が起こり、発作が長引けば気絶してしまうこともありました。そんなときは、ほとんど例外なく失禁しており、鼻からもたびたび出血しました。私にとって神聖な〈音楽室〉は、嘔吐物と尿と血にまみれた恐ろしい戦場と化していました。二日後には洗面器、一週間後には尿瓶なるものが登場し、二週間後に生まれて初めて大人用紙オムツを装着したときは、泣き笑いが止まりませんでした」(「」内、以下同書より)

 氏は広島県出身の被爆2世であり、確実な原因をつかみきれない聴覚障害について、被爆との関係性を指摘する医師もいるという。上記著書には、自分の曲を自分で聴けない運命を呪う様が克明につづられる。だが、悲しみの末に、一つの真実に辿りつく。「音楽は他者のために書かれる」ものだと。

 そんな氏を支え続けたのは、高校時代に知り合い、20代半ばで結婚した妻だった。その妻の口癖は「欲しい服はないんですか?」。衣・食・住と睡眠には興味がないという氏は、外出する際、ほぼ例外なく同じ服を着るからだ。「私には音楽しかない」「1を得るために99を捨てる」――音を喪くし、“偏執狂者”を自任する作曲家が、暗闇のなかで辿りついた境地だった。

 2003年の完成の後、CDが発売されたのは2011年7月のこと。日本コロムビアの担当者は、突然やってきたブームについてこう語る。「信じてきてよかったなという気持ちですね。佐村河内さんの人生の凄さもさることながら、やはり“音楽の力”が強いと思います」
 とはいえ、こうしたブームについて、冷静な声もある。音楽にも造詣が深い評論家の玉木正之氏はこう語る。

「クラシックには、数年に一度、大ヒットが生まれます。100万枚売れた小澤征爾さんの『ニューイヤー・コンサート2002』や、最近ではや辻井伸行さん、佐渡裕さん。ただ残念ながら、ブームはブームで終わることがほとんどです。今回も、急にクラシックファンが増大することはないでしょう。でも、これをきっかけに、少しでも聴く人が増えれば嬉しいですし、クラシック業界もこうしたヒットをきっかけに、ファンを広げていく取り組みが求められていると思います」

『交響曲第1番』は、2013年2月25日に、大友直人指揮・日本フィルハーモニー交響楽団によるコンサートが決定(東京芸術劇場)、夏にはロシアのサンクトペテルブルグ交響楽団が演奏を予定している。また、2013年春公開予定の映画『桜、ふたたびの加奈子』(広末涼子・稲垣吾郎主演)には、佐村河内氏作曲の『弦楽作品集』が流れる。苦難の道のりを経て見出された2012年クラシック界最大のスターは、来年も旋風を巻き起こしそうだ。




前にご紹介したこともある氏の作品ですが、とてもよかったです。
ブームで終わらず少しでも聞く人が増えればいいと思います。

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