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通報や警察との連携徹底を 高齢者虐待で厚労省が通知
65歳以上の高齢者に対する家庭内での虐待が06年度で約1万2000件に上ったことを受け、厚生労働省は11日までに、各都道府県と政令市や中核市に対し、虐待を発見した介護職員らの自治体への通報義務の周知、地域包括支援センターや警察との連携など、早期発見や緊急時への対応を徹底するよう通知した。
厚労省は年間1万件を超す虐待数について「多いと認識しており見過ごすことはできない」と判断。虐待の減少を図るとともに、発見されずに表面化していない事例もあるとみて、自治会などを交えた地域での見守りネットワークの構築を促すことなどで隠れた被害者を見つけ出し、保護につなげたい考えだ。
厚労省は、市町村に高齢者虐待について相談を受ける窓口の設置の徹底を求めた上、窓口があることを知らない住民がなくなるように広報紙などを通じ周知することを要請。虐待を受けた高齢者のうち約4割に認知症の症状がみられたことから「大声で怒鳴らない」「ゆっくりと話し掛ける」など、認知症患者への対応方法を家族や地域住民に積極的に理解してもらう必要があるとした。
2007/10/12 02:00 【共同通信】
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殴るけるなどの身体的虐待や怒鳴る、無視するなどの心理的虐待、食事を与えないなど介護の放棄、性的虐待、本人の承諾なしに年金などの財産を奪う経済的虐待がある。厚生労働省の調査では、被害者は8割近くが女性で、加害者は息子が最も多い。命にかかわる危険な状態だった人は全体の1割を超えている。国は来年の改正介護保険法施行に伴い設置される地域包括支援センターを虐待の相談窓口にする方針。虐待対策は法整備が進んでいる欧米に比べ、30年遅れているとされてきた。
なんだかむなしい。
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