蛙音楽事務

良う来そ。所属の歌手は「羽旨まぼる」1名です。

作曲講座

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 次のページ ]

説明的なベースラインじゃイヤならば

 わたしが何も考えずに自分の感性でベースラインを造ると、説明的になってしまうので「音楽的」な感じにはなりません。
つまり、伸びやかで自由で聞いていて自然な生き物が活きている様な感じに成りません。
伸びやかで自由で聞いていて自然な生き物が活きている様なベースラインを造るにはどうすればよいか…。

見付けた答え

 作曲家「中田ヤスタカ」の楽曲を耳コピしていて気が付いたことは、音程の変化の幅が広いことです。
大凡C1 C2 C3辺りでの使い音階の振り幅が広いのです。
どうやらこれがコツであるようです。

説明的なベースライン

 イニシャルキーがソ(G)だったとき(ト長調)には、わたしはファソラ辺りをウロチョロするか。
ソシレ(ソのメジャーコード)ばかり踏むということをしがちです。
しかしながら、それでは自由ではなく説明的な音楽になります。
音楽的ではない音楽に。

音楽的なベースライン

 ですから、同じくソシレを踏むのにしてもC1のシからC2のレへ行くのではなくて
C2のシからC2のレへ行きましょう。
前者は差が3ですが、後者の差は9です。
この様にして1つ前の音と大きく違う音階へ行くと、音楽が伸びやかに成りそうです。
どうやら。

筆者:羽旨マボル

高級でスタイリッシュにするか安っぽく賑やかにするか

 ヴォーカルメロディ、ベースメロディ、そしてサイドメロディ。
これだけで3つのメロディが有り、一度に演奏すれば同時に別のメロディが3つも混ざる訳です。
ですから、不協和音が発生し易いです。
これに更に1つ加えたら大変です。
稀に、サイドメロディを2つにして合計のメロディラインを4つにしても成り立つことが有ります。
でも、ぐちゃぐちゃしたり賑やかになったり安っぽくなります。

安っぽく賑やかに


 ただ、お囃子の様に賑やかにしたいときにはサイドメロディを2つにするのが良いです。
capsuleの「phony phonic」の様な雰囲気にしたいのであれば、足せるものはジャンジャン足していきましょう。
あんまり酷い不協和音が生まれたら避けた方が良いかもしれませんが。

高級スタイリッシュ


 もしもスタイリッシュに決めたいときには、サイドメロディは1つまでにした方が良い様です。
MEGの「MAGIC」を聴いて調べたのですが、右から聴こえるSaw Leadと左から聴こえるPrec.Organは
どうやら同じ和音を同じリズムで刻んでいる様でした。
私はMEGの楽曲を聴いて、「こういう楽曲を創りたいなぁ」と思ってヴォーカルラインを創ってベースラインを刻んで、右のメロディ、左のメロディ…と順調に創っていたら、なんだかガチャガチャして安っぽくて、MEGのサウンドっぽくならなくて困ってしまいました。

筆者:羽旨マボル

和音を段々変える

 音をどうにか足そうと考えるときに、ABABと2種類のメロディやら音階を繰り返すことも選択肢の1つです。
そのときに、Aの音階と、その音から1音階(根音抜きで)だけ下げたBの音階を繰り返すというのも選択肢の1つです。
そのときに、陰陽説の考え方を使って「陽」(A)「陰」(B)を繰り返そうとするのも1つの手です。

 そのときに、「陽」を「メジャー」と捉えて「陰」を「マイナー」と捉えるのも1つの手です。
例えばAがドならばBはシです。
Aがメジャーのドならば、

Bはマイナーのシ
ファ♯

この和音を順番に繰り返すのも良いです。
が、AからBに変化するときに3つとも全ての音が変わるので変わるとき感じが「ガク」っとします。
不自然です。
でも、良い捉え方をすれば「ハッキリ」変化するので、不自然ですが同時に機械的な心地良さが有ります。

 もしも、より自然に、「ガク」っと変化させたく無いならばBの和音の構成をマイナーにしないという方法も有ります。
Bがシならば、
の構成にすると、AからBへ変化するときに3つの和音の内1つしか変化しないので、「ガク」っと感が減ります。
滑らかに、AからBへBからAへ変化できます。
私は、オリジナル曲「Wave Runner」のときにこの滑らかな和音変化を使いました。
題名をクリックするとYahoo!BOXへ飛んで、無料で例題曲を聞けます。

筆者:羽旨マボル

ベンド

 ベンドアップ(Bend up)、ベンドダウン(Bend down)という言葉を知ってもcherryの中でどうやれば良いのかはわからないままです。
Control Changeの中の153番に「Pitch Bend」という語句を見付けられても、結局上に2つ下に2つしか音程の変化を行わさせられずにガッカリしてしまいます。
…私はそういう状況に陥りました。

 でも、ネットで一度だけ擦れ違って話した方から「実際には2だけじゃなくてもっとできる」と聞いて、粘って探究してみました。
その結果、「Pitch Bend」ではなくて「Pitch Bend Sensitivity」を使うことで、更に広範囲においてBend up、Bend downを行えると判りました。
Control Changeの128番がそうです。
その値を変化させることで、最大変化可能領域を変化させられます。
初めは「2」になっているので、2つしか上下出来なかったのです…!!

算数で音楽を造る


 因みに、ちょっと癖が有って「12」(1オクターブ)と打ち込みたいならば、「10」と打ち込んでください。
何故か、打ち込んだ数字に2が足された数が最終的に機能します。
2オクターブの「24」(最上から最下までの合計は4オクターブ)させたいならば、「22」と。
3オクターブの「36」(最上から最下までの合計は6オクターブ)させたいならば、「34」と打ち込みましょう。

 「Pitch Bend Sensitivity」に打ち込んだ数字によって、目的の音程を出させる為に「Pitch Bend」に入力する数字が変化します。
それはもはや、算数の世界です。
8192か8191を「Pitch Bend Sensitivity」に打ち込んだ数で割って、ズラしたい音程の数を掛ければ、「Pitch Bend Sensitivity」に入力するべき数字が明らかになります。

一覧表

 私はメモ帳に入力するべき数字を書いておいてそれをコピペして入力しています。
使った度に数字を書き記していくので、表は完成していませんが、もしも必要でしたらコピペしてください。

5割
1 1638
2 3276
3 4915
4 6553
5

12割
1 683
2 1365
3 2049
4 2732
5 3413
6 4096
7 4778
8 5464
9
10
11

24割
1 341
2
3 1023
4
5 1365
6
7 1706
8 2730
9
10 3413
11
12 4096
13 4436
14
15 5119
16
17 5802
18
19 6485
20 6826
21
22 7508
23
24 8191

36割
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12 2731


 例えば、ド(C4)とノートを打ち込んで、その音を途中でファ(C4)にしたいときには、
ド ド♯ レ レ♯ ミ ミ♯ ファ
0  1     2   3     4   5    6
ですので、6こズラしたいです。
このときに、Pitch Bend Sensitivityに「6」と入力すれば、Pitch Bendに入力するべき数字はマックスの8192です。
「ズラしたい数」と「Pitch Bend Sensitivityの数」が同じならば、マックスの数字8192を打ち込めば良いだけです。
また、マウスポインタでマックスを触れば良いだけです。

しかし、後で1オクターブ上のドへも変化させるつもりならば、
「ド(C4)」から「ド(C5)」までは12ですから、Pitch Bend Sensitivityには12と打ち込まなくてはなりません。
そのときには、表の「12割」の「6」を見ます。
4096をコピーして、「Pitch Bend」にペーストします。

 そうすれば、ドとノートを入力したのに、そのノートを使ってファを出すことが出来ます。
この様に任意の音階を同じノートで出させることが出来る様になれば、「区切る」(ノートを打ち直す)ことなく、
滑らかに音階変化を行えます。
伸びやかな音で自由自在に音階変化を行えば、楽曲の「自由さ」「自然さ」が増します。
ノートを打ち込んで区切るのか、同じノートを長ぁくして途中で、ベンド変化させて滑らかにするのかは、臨機応変にメロディに合わせて選べば良いです。

作曲:羽旨マボル

同じ音色でも

 MIDIのGMプリセットには音色が128しか有りません。
128というと多い気がしますが、言ってしまえば128のみです。
足すことが出来ません。
シンセサイザーを使えば1から音を作り出せるので、音色は多数作れますし、音色と音色の境目は明確なものではありません。

 しかしながら、工夫次第ではMIDIの128の音源を「増やす」ことが出来ます。
前回の講座で記入したように、全く同じ音色を重ねて「曇らせる・篭らせる」ことでも音色が変化します。
・普通のSaw Lead
・くもったSaw Lead
ではもう違う音色だと数えてしまえます。
これで少なくとも128の音色が129に成りました。

 この様に、工夫や知識次第では128の音源が更に「増えて」いきます。
例えば、やはりまたSaw Leadです。
Saw Leadをビームカーテンとして左右で使用するときに
Pitch Bend Sensitivityの値を12にして、目的の音程で打ち込みをし。
その後打ち込んだノートを1オクターブ下げてからPitch Bendを8191にする(1オクターブ上げる)としつこく無くて良い感じのSaw Leadになります。

・普通のSaw Lead
・くもったSaw Lead
・ふんわりSaw Lead

これで130になりました。
Saw Leadだけでも3種類の音色の質を得られます。
同じC4(オクターブの高さ)のドでも、1オクターブ下のC3で打ち込んでそれをBENDUPして持ち上げた後のC4と。
初めからC4に打ち込んだSaw Leadでは聴こえ方が違ってきます。
ブラックスタイリッシュテクノを作曲するときには、思い出してみましょう。

筆者:羽旨マボル

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 次のページ ]


.
蛙音楽事務
蛙音楽事務
男性 / AB型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(10)
  • 蛙ピクチャームービー
  • はむねまぼる
  • 波留
  • 鮫皮のbagを持つ女
  • amun
  • 葉羽農園
友だち一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

所属芸術人

蛙音楽事務お気に入りブロガー

取り扱い作品

ブログバナー

検索 検索

Yahoo!からのお知らせ

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事