快適なフィリピンでの老後を目指して

私の家内はフィリピン人です。日本、フィリピンで次々と起こる問題。まるで安物ドラマの主人公です。普通では体験できない経験です。

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私が日本に帰る前日の夕方。
私がプールサイドのベンチに座っているとおじいちゃんが近づいてきました。
そして私に話しかけてきました。
「色々ご迷惑をおかけしました。昨夜色々考えたんですけどもう一度やり直そうと思います。」
「そうですか。それは良かったですね。」
「確かに、私も最近、彼女に対して言葉がきついことがあります。それは彼女が余りしつこく言うからです。」
おばあちゃんのしつこさには私も同感です。
「それでも、このままではどうしようもないので、言葉をやさしくしようと思います。」
優しいおじいちゃんです。
それにつけても、問題はおばあちゃんです。
五才の娘をかわいがるおじいちゃんを変態呼ばわりして、精神異常だと言い放ちました。
おじいちゃんが優しくなっても、おばあちゃんが変われるかそれが問題です。
そうこうしているうちに、おばあちゃんも私達のところへ近づいてきました。
「お2人で何話しているの?」
「おじいちゃんがもう一度、やり直してみるそうです。」
おばあちゃんの顔が明るくなります。
「そう、この人がそんなこと言ったんだ。ふーん。」
これで、とりあえず、終戦かな〜。あくまでもとりあえずです。
そして、その夜9時過ぎ。
スタッフがプールサイドのベンチに座っているおじいちゃんに声をかけました。
「パパ、もう遅いよ。寝ないの?」
これを聞きつけたおばあちゃんがスタッフに近づいてきました。
そして、こういいました。
「この人は、今日は私を苛めたりないから、眠たくないのよ。」
繰り返します。
「わかる。今日は私を苛めたりないから、眠たくないのよ。」
おじいちゃんは黙っています。
おばあちゃんは何でまた、蒸し返すんだろう。本当に疲れます。

翌朝、日本への帰国の日です。
わたしはおばあちゃんに言いました。
「おばあちゃん、昨夜の『今日は私を苛めたりないから、眠たくないのよ。』はどういう意味ですか?
せっかく、おじいちゃんがもう一度やり直そうといっているのに、早速、これですか?」
おばあちゃん、ばつが悪そうに、
「聞こえた?」
「みんなに聞こえましたよ。大きな声で3回言いましたよ。」
「そう、その少し前に、あの人からキツイこと言われたから、頭に来て皆に聞こえるように言ったの。」
三つ子の魂百までもですね。何も変わりません。

写真はクラーク内にある世界平和祈念とKAMIKAZE戦没供養の為に建てられた観音様です。
訪れる人はほとんどおりません。

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