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今日は久しぶりにデヴィッド・ボウイのBBCライブ(3枚組〜68年〜72年、00年のライブ〜)を聴きました。といっても、主に聴くのは1972年のジギー スターダスト当時のもの。大好きなスペース オディティから、スーパーマン、そして、ハンキードリー、ジギースターダストからの名曲群。本当に素晴らしくて大声で歌ってしまいます。そして、あらためてニック・ロンソンの貢献度の高さを認識しました。やはり、このころはデヴィッド ボウイでなく、デヴィッド ボウイ&スパーダース フロム マーズという感じです。
と・・聞いていると、今日、BSでジギー スターダスト モーション ピクチャーが・・・。LPでも、CDでも、ヴィデオでも持っているのに、今回はDVDに録画しました。録画しているから見なくてもいいのに結局最初から最後まで一気に見てしまいました。文句なしにかっこいい!!曲もいいんだけど、かっこよすぎる。確かにドラムとベースがもたついたり、ニックロンソンのギターもうまいかどうかはわからないんだけど、最高のバンド。
ボウイ自身はあの派手で、美しい仮面からの間から、かいま見える底知れない闇を、山本寛斎とのコラボレーションを見せる。彼自身トラウマとの戦いと自分自身を探し続けないといけない生き方を選択せざるを得ないという点でフリップやガブリエルと同じものを感じる。フリップといえば、このときの奥さんのアンジェラとはローリング・ストーンズのハイドパークコンサート、クリムゾンでいうとデビュー前の圧倒的なコンサート・・・の席で出逢ったとか・・。
ボウイ自身は、圧倒的な歌唱力を持つわけでもなく、しっかりとした音楽の方向性を持っているわけでもない、音楽的なコンプレックスを克服し、表現し続けるためにはこんな素晴らしいバンドを捨て、次のステップに進む必要があった。フリップがイアン・マクドナルドやグレッグ・レイクへの圧倒的なコンプレックスと戦うために自分自身と戦い続けていくのと似ている。まるで、レッドのころのクリムゾンみたいだ。とにかく、ボウイの歌詞と懸命に何かを見つけようとする姿を見るとじんと来てしまう。ロックンロール スイサイドはどう考えても彼の叫びであり、ジョンレノンのヘルプ!と同じ意味を持ち続ける。 もがき続けながらもあの圧倒的な70年代の作品群を生み出したボウイに改めて敬意を称したいと思う。
BSだったので、この映画がおわったあとの次の番組を紹介するときのBGMもPEED OF LIFE。何と素晴らしいことだろう!!この時期から乗り越えてこんな素晴らしい曲を生み出したんだよとでもいってるかのようだ。
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