フラワーマンのひとりごと

新しいところに移転しましたが、ここはそのまま残します。

小学校から教育を

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 小学校の教員をしています。自分の立場から教育を語ります。子どもをあきらめない、親をあきらめない。子どもを中心となる教育を語っていきたいです。自分自身を常に問わないといけないなと思ってはいますが、なかなかうまくいきません。
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学力が高い県の条件?

 ちょっとまじめな話。この頃、同僚が研修で聞いてきた話。また聞きなのですが、妙に納得しました。

 昨年の学力調査で一位になった県。塾通いが一番の県でも、都市部で進学校がたくさんある県でもありません。学校ごとが主体的に取り組んでいるとか、教育行政も現場に協力的らしい・・と言う話は聞いています。変に納得したのは、

「子どもたちのことを地域の人がよく知っていて、よく声をかけられているというところ。」

 子どもが勉強に打ち込むには「自分はがんばれば。できる」「自分ががんばっていることをわかってくれる人がいる」ですから、このデータは非科学的だとは思いますが、かなり信憑性があると思います。地域から隔絶されていたら、世間から隔絶されている子どもは例え点数は高く一時期は高学力でもそのあとはそうでもないことが多いです。でも、それは地域のコミュニティが壊れているところでも、それ以外のコミュニティーを設定することで十分補えると思います。結局は学力は自分一人、家族だけががんばっても本物にはならないものです。

 学力調査で下位になった県。都市部なので地域のかかわりが落ちているとかいろいろと原因があるのかもしれませんが、想像の域は出ません。でも、その中でも学力が高い学校があるそうです。そこは生活背景も厳しいところも多いのですが、学力は高い。ある学者がそれは不思議だと思い刺殺にいったところ。二つのことに気付かれたそうです。どんな学校でも学力向上の取り組みはしているから、学校の取り組みにはそこまで大差はないはずです。

 でも、その学力の高い学校は
一つ「子どもたちがみんな外で遊んでいる」、
もう一つ「先生が子どもたちをしっかりと叱っている。それも感情むき出しで・・」だそうです。

「どうしてそんなに叱っているんですか?」と聞かれると、そこの先生は「感情を入れて叱らないと、その子に届かないじゃないですか・・」という答です。

 確かに表面的なしかり方では子どもには届かず、その場の火消しだけになってしまうことがあります。その子どものことを考えると、どうしても叱らないと行けないときはあります。当然、そこには「その子のこと、その子の将来、その仲間のことなどをしっかりと考えている」というのが条件になります。

 結局は人間同士のふれあいが学力には一番大事だということです。だから、高学歴の親からすべて学力が高い子が生まれるわけではなく、どんな親でも、子どもときちんとぶつかり合っていくこと、そして、将来への道筋をいろんな場から子どもたちが学び取っていくことなんだなということです。

 だから、時代が変わっても根本的には子どもたちは変わっていないと思います。

あしあと

 今日は「足あと」という題材を使っての授業研です。「車いすを押している人」「ケガをした子に手を貸している人」「目の見えない人に肩を貸している人」「盲導犬を連れている人」の足あとの絵をプロジェクターで映し、それをみんなで当てあいをしました。そのあとは、自分たちの課題に振り替えさせようと、

一年生の足の弱い男の子が階段を上がっているとき

あなたが駅に行ったときに、一年生ぐらいの足の悪い男の子がいっしょうけんめい階段を上っていました。
自分は5分後に電車に乗らないといけません。
周りにはたくさん大人がいます。
さあ、あなたはどうしますか?

 について考えました。そして、最後に福井達雨さんがかかれた「こわいことなんかあらへん」を関西弁ヴァージョンを福岡弁ヴァージョンに変えて授業をしました。

福井さんといくる君の話

 いくる君が小学校6年生の時のことです。
 お父さんと駅を歩いていると、足の弱い人が階段をいっしょうけんめい上がっているのが見えました。「はっ」と思うと、いくるくんがその人の方に走り出しました。
 「あの人を助けに行ったんやね。さすがわが子や!」
 と思ったそうです。
 しかし、いくるくんはその人と
 何か話をしただけで助けることもなく、私の方に帰ってきた。
 「いくる、いかんやないか!。かわいそうになぜたすけんとね!!」
 すると、いくるくんは、
 「どうして助ける必要があると?ぼくはあの人に『お手伝いしましょうか?』ときいたら、『いらな  い』といいんしゃった。あの人は、自分の足で階段を上がりたいと思っているとよ。だから。何も助け る必要はないと思う。かわいそうだから助けるのは差別だよ。」


 自分に振り返ることがとても大事な学習で、その点では課題が残りましたが、一人ひとりがよく考えて、しっかりワークシートにも書くことができて、とてもいい授業でした。

レモンマリーゴールド

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 明日は授業研につき、職場のレモンマリーゴールドの写真でもどうぞ。

家庭訪問

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 昨日は学級閉鎖最後の日だったので、来週の時間割を配りに子どもの家をまわりました。30人以上のクラスで山もある校区なのでけっこうな走行距離ですが、普通の勤務時間に「プチドライブ」をした気分です。自分が家庭訪問が好きなので楽しく過ごせましたが、他の同僚からは変わっていると言われます。子どもや保護者と話すのが好きなのはある意味この仕事をするにあたっては得な性分なんでしょうね。

今日発行の学級通信で「104号」となりました。今回のネタはOECDの提唱する「キーコンピテンシー」の本を読んで、「読む」「書く」以外の「何か」を子どもたちにもっと意識して身につけさせていきたいと思い、学級通信のネタとしました。



 大人になると、いろんな場面に出会います。家庭を作ること、職に就くこと、転勤することなど新しい環境に適応しないといけません。必ずしもうまくいくばかりじゃありません、やっかいなときもあるでしょうし、すごく嬉しいこともあるでしょう。

 大事なことはへこたれないこと、考えを切り替え乗り切ること、他の人に助けをもとめたり、協力しあったりすること。

 その基本の力は小学生の時に培うことが大きいです。だから、この頃は「あまり怒られることがなさそうな子」にさりげなく「ガンガン怒られる経験」をさせています。怒られたときにどう気持ちを切り替えるかは幸せになるために大切な生きる力なのです。

 もう一つは、うちのクラスには「質問が巧みな子」が何人かいます。質問内容を考えることは素晴らしいことですが、実は「全体での説明をきちんと聞き取れていないこと」もわかってきました。「全体の説明の聞き取り」は、中学校以降の学習で大事になってきますし、大人になっても「聞き逃さないこと」は大切になってきます。質問が上手にできたことは誉めながらも「ちゃんと先生の話をきいとったね?さっき同じこと説明したろ?」と言っています。

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