【NQNニューヨーク=森安圭一郎】24日午前のニューヨーク外国為替市場で円相場がドルやユーロに対して急伸している。対ドルでは一時1ドル=83円72銭と1995年6月以来15年2カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けた。ユーロに対しては一時1ユーロ=105円44銭と、2001年7月以来、9年1カ月ぶりの円高・ユーロ安水準まで買われた。世界的な景気先行き不安を背景にアジアや欧州の株式相場が総じて下落。運用リスクを避けたい投資家が相対的に金利水準の高い通貨を売り、低金利通貨の円に買いを入れている。
日本の野田佳彦財務相が緊急記者会見で円高への懸念を改めて表明したが、円高阻止に向けた具体策は出なかったと受け止められたことも、円買いに拍車をかけている。
午前8時50分現在の円の対ドル相場は、前日終値比1円15銭円高・ドル安の1ドル=83円95銭〜84円05銭、対ユーロ相場は同1円85銭円高・ユーロ安の1ユーロ=105円90銭〜106円00銭で推移している。
いったい、なにやってだか? 緊急記者会見して、円高に拍車をかけたとは・・・。