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スパルタの少年少女たちが運動に励む風景を描いたものです
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−スパルタの女たち−
前節では、ギリシアの女性たちが抑圧されていたことを紹介いたしました。
が、例外があります。スパルタ(ラケダイモン)の女たちです。
無論、スパルタでも、政治を担うのは男たちです。二人の王は勿論、議会の議員も男たちだけです。
しかし、スパルタでは女性が重んじられました。
不思議に思った外国の人はその理由を尋ねました。
スパルタの女は堂々と答えます。
「私たちだけが戦士を産むからです」
丈夫な戦士を産むため、女性にも肉体鍛錬が奨励されました。
幼少期は、少年少女が裸になって運動に励んでいました。
裸ということに驚かれる方もおられると思います。
互いに裸ならば妙な気は起きないものだということを、教えるためであったといわれています。
そして、女性の権威の源泉として土地所有が挙げられます。
他国では、所有権などの財産権が制限されていた女性も、スパルタでは女性の地主も珍しくはありませんでした。
スパルタは、衰退期に入ると、土地売買が解禁になり、それと共に貧富の格差が問題となります。
女性の大地主が登場し、彼女らの権勢は、王をもしのぐ勢いでした。
この頃、アギス四世、クレオメネス三世と改革を志す王が相次いで登場します。
二人の王は、彼女らの処遇に大変苦慮いたします。
スパルタの女たちが、他のギリシア諸国とは異なり、大きな力を握っていたことがお分かり頂けたと思います。
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スパルタの女性が社会的地位が高かったのは聞いてましたが、まさか土地所有をして、しかも大地主まで居たのには驚きました。日本でも鎌倉時代は、女性も地主や金貸しが居たそうなので、それに似た感じかな…と
2012/10/8(月) 午後 6:51 [ れおニダス ]
れおニダスさん、おはようございます。
そうですね。私も、文献に初めて目を通した時には驚きました。
ただ、女大地主の存在は、スパルタの衰退の結果のようなところがありまして。
アギス、クレオメネス両王の、改革運動の起点となります。
2012/10/9(火) 午前 7:31