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第10章アフリカの章 登場人物紹介 (※年代は全て紀元前)
スキピオ
プブリウス・コルネリウス・スキピオ。
211年父スキピオの戦死後、スキピオ家の当主となる。
210年にヒスパニア遠征軍の指揮権(インペリウム)を獲得するや機略縦横に活躍。
209年にヒスパニアの首都新カルタゴ(カルタゴ・ノヴァ)を急襲し、一夜にてこれを攻略すると、翌208年にバエクラでハンニバルの弟ハシュドゥルバルの大軍を撃破。
だが、ヒスパニア司令官ジスコーネの調略にてイベリア人が離反、一転劣勢に追い込まれる。
206年春、寡勢のままイリパ近郊に進出。迎え撃つジスコーネ率いる大軍を、隊列旋回、左右両翼からの波状攻撃で撃破。敗走する敵を追撃し、ヒスパニア平定に成功。
イリパ戦後マシニッサとの会談に臨む。アフリカ大陸進攻を睨み動き出す。
本編の主人公。
ハンニバル
ハンニバル・バルカ。
アルプス山脈を越えイタリアに進攻。連戦連勝し、カンネーの地でローマ軍を包囲撃滅。カンパニア地方からシチリア一帯に勢力拡大。
が、ファビウス、マルケルスらローマ軍の反撃に遭い、次第に苦戦。ローマ近郊に押し寄せたり、グラックスやマルケルスを討ち取るも、イタリア南部に後退のやむなきに至る。
以降、持久戦に転換し、戦力補給のため来援する弟ハシュドゥルバルとの合流を期待するも、そのハシュドゥルバルはメタウルスの戦い(207年)でネロ率いるローマ軍と激戦の末に戦死。
以降、強力な統率力で味方をまとめ続けるも、半島南端のブルッティウム地方(現カラーブリア)に撤退し、防戦に徹する。趨勢の転換と戦機をひたすら待ち続ける格好に。
マニアケス
イベリア総督ハシュドゥルバルを弑逆するも、死の間際にハシュドゥルバルに許され改心。ハンニバルに仕え密偵として活躍し始める。
シラクサ争奪戦においてアルキメデスの取り込みに成功するも、シラクサ統治を巡る対立、疫病の蔓延もあり味方の結束が乱れ、マルケルス率いるローマ軍の攻撃によりシラクサを喪失。
次にヒスパニアに向かい、ジスコーネの側にあって尽力するも、スキピオの機略の前に後手に回り続け、イリパで一敗地にまみれる。
ジスコーネと共にアフリカ大陸へ。草原の覇者シファクスとの同盟を図り、ローマへの反攻態勢を急速に整えていく。
ジスコーネ
当初対ローマ開戦に反対し、バルカ党との政争に敗れ、一旦は政治の表舞台から去る。
イベリア・ヒスパニア戦線での劣勢に伴い、ハンニバルの推挙により軍司令官となる。
イベリアに赴くや、劣勢の味方を立て直し、離間の計を施しイベリア人諸族を内応させ、バエティス川上流で父スキピオ、グナエウス兄弟率いるローマ軍を滅ぼしてしまう。
かつての同窓スキピオとの対決を迎え、三方より攻め寄せる作戦を立てるも、新カルタゴを急襲で失い、バエクラでも自身駆けつける間も無く敗北。
そこで、得意の調略によりスキピオに対し優位に立つも、イリパの戦いではスキピオの巧妙な隊列指揮により惨敗。ヒスパニアを失うことに。
イリパ戦後、ヒスパニアを離れてアフリカに戻り、マサエシュリ王シファクスとの同盟締結に邁進する。態勢の立て直しに努め、来るスキピオとの対決に備える。
ラエリウス
解放奴隷の青年。平民の英雄フラミニウスに引き立てられる。スキピオの親友。
属していたグラックス軍団の消滅後、スキピオと共にシラクサへ潜行。シラクサ攻防戦で活躍。次第に地歩を固めていく。
スキピオがヒスパニア遠征軍の指揮官に選出された後、筆頭副官として同行。スキピオの腹心として、先鋒の大将としてバエクラ、イリパで大活躍する。
その過程で、失われた記憶を取り戻していく。
ミルト
元マニアケス配下の密偵。カプア失陥(211年)と共にハンニバル軍を脱走。
愛するタウレアの最期を見届けた後、ラエリウスと暮らし始める。
市井の女として生きることを誓うも、夫ラエリウスがスキピオに従ってヒスパニア遠征に向かうことになり、再び密偵になることを決意。
新カルタゴ攻略の糸口を探し当てるなど、常にスキピオの目と耳となった。
ソフォニスバ
ジスコーネの異父妹。ジスコーネが父代わりとなって育てる。
ハンニバルやジスコーネがヌミディア騎兵を得るため、マッシュリ王子マシニッサに嫁いでいたが、マッシュリ王国の内紛で、兄ジスコーネの差し金で連れ去られてしまう。
ローマ対カルタゴ、マッシュリ対マサエシュリ、諸国興亡の瀬戸際に政略の具として翻弄されるも、自分の生きる道を必死に探し求め続けた。
マシニッサ
マッシュリ王国(東ヌミディア)の王子。ガイア王の子。
カルタゴとの同盟に基づいて、ヌミディア騎兵軍団を率いてヒスパニアに来援。
ジスコーネと共に計り、父スキピオ率いるローマ軍を殲滅するも、イリパの戦いで惨敗し、スキピオの大軍に包囲されてしまう。
最期を覚悟するも、スキピオの呼びかけに応じて土壇場で会談。盟約を結ぶことを約束して、部下共々解放される。
シファクス
マサエシュリ王国(西ヌミディア)の王。マシニッサのマッシュリ王国とは犬猿の間柄。
イリパの戦後、相次いで協力を求めるカルタゴ、ローマ両国を天秤に架け、全ヌミディア支配の野望を実現するため虎視眈々動き出す。
ハンノン
新カルタゴの娼館の主。元はハンニバルの父ハミルカルに仕えたリュビア人傭兵。
スキピオの新カルタゴ攻略に協力して以降、彼の政治顧問、密偵として活躍する。
マシニッサを許す寛容に感動し、スキピオのアフリカ遠征にも随行することに。
アルケラオス
シファクス王の執事。ギリシア人。
傭兵の乱の指導者マトスの副官。マサエシュリに逃れて、重臣に取り立てられる。
主シファクスの野望に己の野望を重ね、様々な策謀を巡らす。
ジスコーネと衝突。
カトー
マルクス・フォルキウス・カトー。
身分はプレプス(平民)ながらローマの法や伝統を重んずる保守派として活躍。パトリキ(貴顕)のクラウディウス・ネロに重用される。
スキピオの破天荒な振る舞いに嫌悪を覚え、次第に対立することに。
マゴーネ
ハンニバルの弟。ジスコーネと共にヒスパニア・カルタゴ軍の指揮をとる。
イリパでスキピオに敗れて後はガデスに逃れ、再起を図るべく、商人や神殿などから資産を接収し、大いに反感を買う。
その後、艦隊を率いて海上を進み、ハンニバルを支援すべく、次なる戦場を求める。
アンドバレス
イベリア人。イルルゲテス族の王。
はじめハンニバルに服従し、その後父スキピオに敗れて後はローマに服すが、さらにジスコーネの調略により父スキピオを裏切り、バエティス川でローマ軍を壊滅させる。
スキピオが新カルタゴ攻略し、王家の子女が保護されると、一族従え降伏して来る。
だが、イリパの戦い前後から、再び反逆の気分に囚われ、ローマ軍内の不満分子を煽り立てる。
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