新しいギリシア・ローマの物語2

179年、暴君フィリッポス、悪業の報いを存分に被り、死去

第3章イベリアの章

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索


https://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村

ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効)


 人質問答(さらに続き)
「なにっ!これをジスコーネが!」
 手紙を見たシファクスは驚いた。
「いかがなさいました」
 アルケシラオスが訊くと、王は手紙を黙って彼に渡した。広げると、以下のように記されていた。
『カルタゴのジスコーネ、マサエシュリの王に一筆進上す。このシガの都、ことのほか風光明媚にして、随行者共々いたく気に入りましてございます。王の寛大なお心も知れ渡り、皆、しばらくこの地に逗留しても差し支えなしと申しております。その上で、今後の身の振り方を協議いたしたい、その様に考えております。まずは要用まで』


「なんですか、こりゃ」
 アルケシラオス、素っ頓狂な声を上げた。
「ジスコーネめ、我らの馳走攻めの前に骨抜きになりましたか」
 傭兵隊長は嘲笑した。
「馬鹿者」
 反対に、シファクスの顔は苦いものになっていた。
「貴様、字面をそのまま受け取ったか」
「え!では、この裏には別の真意が…」
「当たり前ではないか。貴様も申していた筈。ジスコーネを長逗留させていれば…」
「あっ!」
 そう。幽閉が長期に及べば、マッシュリは当然、カルタゴ本国政府の怒りを買い、そして、最も恐るべき敵ハンニバルが矛先を向けてくることを。対岸のイベリアには十万以上の大軍がいつでも動ける態勢にあるのだ。


「ということは、これは我らの弱みを見透かして…」
「ふん。さすがジスコーネよ。恫喝には屈せぬ、か」
 笑ったシファクスであったが、唇の端が僅かに歪んでいた。
 人質解放交渉では、人質を抱えることが重荷だと思わせることが最善。ただ、それが過ぎて追い詰め過ぎると、人質が殺されてしまう危険もあるから、その均衡が大事だ。
「よし」
 シファクスは立ち上がった。


「どう返ってきましょうかな」
 執事アッティクスは若き主人に訊いた。
 彼は、アテネで購入し、この旅に持参したギリシアの書物をすり減るほどに読み、幽囚の日々の侘しさを慰めていた。
「大丈夫。すぐ反応があるさ」
 対するプブリウスは、飽きもせず、窓の外の海が一面に広がる世界を眺めていた。
「心配でなりませぬ。もし、御曹司に何かあれば…」
 そんなことになれば、主家に顔向けできない。プブリウスはスキピオ家次代の当主なのだ。父スキピオが、叱咤の手紙を頻繁に寄越すのも、その期待の裏返しなのだ。
「そんな心配は無用。シファクス王はそんな愚かではない」
「と申しますと、どう出るか御曹司には見えている…と?」
「はは」
 プブリウスは振り返った。
「そなたが父上からお叱りを蒙ることのない結果が待っている。安心いたせ」


 と、その時である。
 マシニッサに従うヌミディア兵が現れて告げた。
「王子がお呼びです。お越し下さい」
 プブリウスは、頷いて見せた。
「分かった。すぐに行く」と答え、兵が出ていくと、執事の顔を見た。
「ほら、早速、動き出したようだぞ」
「では、シファクス王が妥協すると」
「彼も中々の策士。どう出るかな…」
 プブリウスは、むしろ、この成り行きを楽しむ気配で、わくわくすらしていた。
「御曹司…我らの命が掛っているのですぞ」
 アッティクスは苦笑した。
「はは。だから、そんな心配は必要ないというのに。…とにかく着替えておけよ。王の前に出ても恥ずかしくない身なりをしておかねばな。我がスキピオ家の誇りを忘れるな」
 そういうと、プブリウスは、ははと笑った。全く肝の据わった人質である。



https://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村

ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効)


 人質問答(続き)
「案ずるな。ハンニバルが攻め寄せる事態とはならぬであろうよ」
「では、何かお考えが」
「ジスコーネは先を急いでおる」
 そう。ジスコーネとプブリウスは、イベリアに赴き、事の実情を一刻も早く把握せねばならない。
「先を…それはどういうことで」
「つまり、やつには時間がない」
「となると…」
「何か、働きかけをして来よう」
「とは申せ、やつが王の要求に応ずるとは思えませぬ」
 いかに追い詰められたとはいえ、ジスコーネともあろう者が、マシニッサに嫁がせる約束を反故にしてソフォニスバを与えようなどとは言う筈はなかったし、ましてや、マシニッサを差し出すような腰ぬけでもない。


「そうであろうな」
 王は、あっさり頷いた。
「では、何故、今回のような行動に出られましたか」
 二人の会話は、ずっとギリシア語だ。機密に属するからであろう。
「一つは、領内での勝手を断固許さない、それを示すため」
 マッシュリ王国に対する示威行動であった、そういうことだろう。
「他には?」
「二つは、ジスコーネとの誼を厚くするためだ」
「誼を厚くする?そう仰せになられたのですか」
 アルケシラオスは耳を疑った。
「そうだ」
 シファクスは大きく頷いた。
「何かおかしいか。カルタゴ国家とも結びついておくことが、マサエシュリ安泰のためには不可欠であろうが」
「王はその御仁を監禁しているのですぞ」
「ははは。悪し様に申すな。御滞在、だ」
 シファクスは笑った。
「お前は、敵は倒すもの、そればかりと考えている。だから、人間の感情の移ろいというものをよく知らぬのだ」
 諭すように語るシファクス王だったが、この時、ようやく二十歳になったばかり。対するアルケシラオスは、幾多の修羅場を経た四十半ばの壮年。
辺境の青年君主の口吻に、アルケシラオスは苦笑しつつ、
「どういうことでございますか?」と丁寧に訊き返した。
「人間というものは、優しくするだけが能ではない。まずはきつくあたり、それから緩める。馬やラクダの調教と同じだ。ならば、相手は、こちらを厳格なれど度量のある人物と考える」
「そういうもの…でございますかな?」
「まあ見ていよ。うまくまとめてやる」
 シファクスは自信を見せた。


 こちら、ジスコーネらの幽閉されている宮殿の一角。
 実質は幽閉であるが、表向きは『御逗留』なのだから、広い区画において、行動の自由が許されていた。
 シファクスに害意がないことが分かると、彼らも次第に落ち着きを取り戻していた。
「なかなか快適だのう」
 ジスコーネはからから笑った。
 窓の外は地中海が広がる。晴れた日には、遠くイベリア半島の影がぼんやり見えた。
(旅の目的がなければ…)
 確かに、それさえなければ、このまま『逗留』に変じても、何ら差支えはなかった。
「閣下、笑いごとではありませぬ」
 マシニッサが言った。草原の王子にとっては、この広い敷地ですら窮屈なようだった。
「我らは先を急ぐ身。のうプブリウス殿」
「左様」
 プブリウスも頷いた。彼は、シファクスに害意のないことを初めから見抜いていた。
(身柄の解放をできるだけ高く売りつけること。彼の考えていることはそのことだけ)
 そうとわかれば、あとは外交の駆け引きだ。怯えたり哀願したりすれば、かえって逆効果。解決の値が吊り上がるだけだ。


「ここは強気に出て、直ちに交渉に入りましょう。シファクスもそれほど愚物ではないでしょう。少し顔を立ててやれば、我らを解放いたしましょう」
「ふふふ。プブリウス君」
「はい」
「シファクスにとって、我らがどう出るのが一番困るか分かるか」
「それは…我らが強く出ること」
 人質の解放交渉に当たって肝心なことは、腹を据える、そのことだ。とはいえ、言うは易く、その実践は至難の業である。
「それはそうだが、強く出るにも出る方法がある」
「方法?どのような?」
「ま、私に任せておいてくれたまえ」
 そういうと、彼は、一筆認め始めた。


https://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村

ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効)



 人質問答 
 ここマサエシュリ王国の都シガ。
 ここは、現在のアルジェリア西部、首都アルジェから西におよそ750㎞の海岸沿いにある。このあたりは海に面してはいるが、断崖ばかりの土地で容易に上陸できない地形だ。
 アフリカ北岸は、重要な航路だから、カルタゴが植民都市を建設し、おおよそ支配下に収めている。が、このあたりはマサエシュリ領のまま放置されていた。それは、船舶の寄港におよそ役に立たない地形だったからだ。こんな断崖に迂闊に近づけば、座礁するか船腹に穴があいてしまう。
マサエシュリ族は半農半牧の民。良港の確保なんぞに関心はないから、眺望すこぶる良い、ここに王城を建設したものであろう。
 とはいえ、都市そのものは内陸に少し入った、小山に囲まれた盆地に建設されていた。だから、海を望むことが出来るのは、王宮の住人だけであったろう。


 そのシガの宮廷。シファクスは、地中海を一望できる部屋で、のんびりギリシア語の巻物を読んでいた。辺境の君主でありながら、彼は一流の知識人でもあった。
「王よ」
 一人の男が入ってきた。
「どうした。アルケシラオス」
 アルケシラオス。
 この男のことを覚えておいでであろうか。かつて、傭兵の乱の首謀者マトスに副官として仕えた、ギリシア人傭兵である。彼は、あの混乱の渦中を何とか逃げ切ると、あちこち流浪した末、このマサエシュリの都に流れ着き、ギリシア人傭兵隊長に任じられていた。
「いかがなさるおつもりです」
「いかがとは何か」
 王は書物から目を離さず問うた。
客人・・のことです」
「あ奴らのことか」
「左様。このまま放置すればよからぬ事態へ推移いたしましょう」
 シファクスは、するすると書物を巻き閉じた。
「何か起こったか」
 王は、ようやく、アルケシラオスの方を見た。
「マッシュリのガイア王から使者が参っております」
「何と申しておる」
「マシニッサ王子、ジスコーネをはじめ、全ての随行者の身柄を返還せよ、と。さもなくば、カルタゴと力を合わせ、このシガを奪い取る、と。大そうな剣幕にございます」


「ふん」
 シファクスは鼻で笑った。
 が、アルケシラオスは、それを差し迫った現実と考えているのか、顔は青かった。
「ここは、御辛抱あられ、速やかに身柄をお返しすべきではないか、と。マシニッサだけならばともかく、ジスコーネも留め置けば、バルカ家の動向も心配となります。バルカ家とジスコーネ家は縁続き。ハンニバルが海を渡って攻め寄せて来ないとも限りませぬ」
「ははは。えらく心配するな」
「カルタゴ本国やマッシュリは恐るるに足りませぬ。…が、ハンニバルは恐ろしゅうございます。なんといっても、あのハミルカルの子」
 彼の恐怖の原因はそれだった。
 そう。アルケシラオスは、十七年前、傭兵軍の敗北を決定づけた、あのチュニス近郊での決戦を未だ生々しく記憶していた。途中まで、確かに傭兵軍は優勢であった。それが、あれよあれよと敗勢に追いやられ、急転直下、傭兵軍は滅亡したのだ。
 これ全てハミルカルの采配。
 彼の仲間で、あの戦場から逃げおおせたのは、僅かに数えるだけであった。
(恐ろしい…しかも、名将の素質を現しつつあるハンニバル)
 傭兵の本能から、敵に回してはならない、そう考えたのだ。


https://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村

ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効)



 マサエシュリ王シファクス(さらに続き)
「…で、どうかな。王よ」
「何が、でございますか」
「ここを通してくれぬか」
「左様でございますな…」
 シファクスは思案した。
 その勿体ぶった様子に、マシニッサは苛立った。
(ちっ。見え透いた…。高く売りつけようと算段して現れたくせに)
 そう。シファクスは、ジスコーネの行動を知ると、これを奇貨として行動を起こしたものだ。ということは、何を要求するか、考え抜いた揚句に現れたに違いないのだ。
「私の願いを聞き届けていただければ」
「願い…願いとは何か?」
「ソフォニスバ様のことです」
「妹を嫁に欲しいと申すか?」
「そうです」
「あれは…輿入れが決まっておる」
「それを反故にしていただきたい」
「なに」
 ジスコーネの語気が変わった。
「そのようなことできる訳あるまい。他の望みにいたせ」
「御自身の置かれた立場を十分にお考えあるべきか、と」
 シファクスは右手を挙げた。
 すると、予め伏せていたものであろう、あたりの山野から、新手のマサエシュリ騎兵が続々現れた。総勢五千騎ほどになろうか。地中海世界で、これほどの騎兵戦力を自在に用いることのできるのは、マサエシュリ族とマッシュリ族の二つだけだ。
 彼らは、シファクスとジスコーネたちの一団を遠巻きにすると、盾を叩き始め、雄叫びを上げ始めた。自らの要求を貫徹するデモンストレーションに違いなかった。


「マサエシュリの王よ」
 ジスコーネは穏やかな眉を浮かべたままいった。
「はい」
「これは脅し…だな」
「いえ」
 シファクスは微笑を浮かべた。
「これは、そこにあるマッシュリの者どもを警戒してのもの。我がマサエシュリは、マッシュリとは対立しておりますゆえ。閣下に向けられたものではありませぬ」
「この者たちは余を警護してくれておるだけ。御身に害をなすことはない」
「信用できませんな。奴らは、事の善悪を弁えぬ害賊。その悪知恵を働かせ、閣下の妹君をせしめたものに相違ありませぬ」
 その言葉には、悪意と毒がふんだんにちりばめられていた。
 ために、マシニッサは憤りを見せ、思わず剣の柄を握った。
 が、その手を押しとどめる者がいた。
 プブリウスである。首を振っていた。
「なぜ止める」
「ジスコーネ殿の御判断を待つべきです。短慮は早計」
 そのジスコーネ、静かな表情で、マサエシュリ王に相対している。


「王よ」
「はい」
「求めるものは我が妹、それだけか?」
「それと、そこにあるマッシュリの者どもを全員引き渡してもらいます。なに、酷いことはいたしませぬ。マッシュリ王ガイアに対する牽制になればよいのです」
「断ると申せば?」
「閣下にも、しばらく我が都シガの宮廷に御逗留いただきます」
 シガとは、現在のアルジェリア西部の海岸沿いの都市。
「余を監禁するというか」
「御滞在、にございます」
 シファクス、笑みを浮かべて言いなおした。
 静寂が辺りを包んだ。
 これも戦い。大軍並べ干戈交わすだけが戦いではない。ぎりぎりの駆け引きをなし、己の利益を極大化する、これも指導者の務めである。


「ジスコーネ閣下いかに」
 シファクスは笑顔のまま返答を迫った。が、目は笑っていない。鋭い視線で相手を威迫している。
「余の答えは決まっている」
 ジスコーネも笑みで返した。
「王よ。余をシガに連れて行け」
「御承引いただけぬ、と仰せか」
「無論だ」
 語気を強めた。
「我がカルタゴは信義を貫くことに決めた。余も同じ。余は、信義に殉じた父に恥じぬ生き様を貫くことに決めておる。その余がそなたの要求を呑める訳がなかろう」
 そう。ジスコーネの範は、常に父であった。幼き頃、傭兵の乱の暴発を食い止めようと、倒れた父の姿を追い求めていたのだ。
「止むをえませんな…」
 シファクスは苦笑すると、馬首を巡らせた。そして、右手を挙げた。
 ジスコーネ一行は、マサエシュリ騎兵団に包まれたまま、有無を言わさず、王国の都シガに連行されたのであった。


https://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村

ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1クリックをお願いいたします(1日1回有効)


 マサエシュリ王シファクス(続き)
「なんだ。楽しそうではないか」
 笑い声に誘われ、ジスコーネが馬を寄せて来た。
「私にも聞かせてくれたまえよ」
「閣下の話をしていたのですよ」
 プブリウスは、いつものいたずらっぽい瞳をした。
「なに、私の」
「左様。なかなか見どころのある御仁である、と」
「なに、見どころ…」
 ジスコーネは目を丸くしたが、じっと自分を見つめるプブリウスの顔を見ていると、噴き出してしまった。
「こいつめ。偉そうに。いつから、そんな大物になったのか」
 ジスコーネとプブリウスとマシニッサ、三人は楽しそうに笑った。


 が、その時。
 先頭を行く兵が騒ぎ出した。
「どうした?」
「見てきます」
 マシニッサは馬に鞭打ち駆けだした。が、すぐに駆け戻ってきた。
「閣下!大変です!マサエシュリの騎兵隊が前方から迫って参ります!」
「なにっ!」
 目を凝らすと、もうもうとした砂埃が上がり、騎馬隊の一団が見えてきた。
 先頭を駆ける騎馬武者は、ひと際、華麗な鎧を身に着けている。
「あれは…シファクス!」
 ジスコーネは小さく叫んだ。
 そう。マサエシュリ国王シファクスが一隊を率いて直々現れたのだ。


「止まれ!我らはマサエシュリ王国近衛兵だ!」
 マサエシュリ騎馬隊は、あっという間にジスコーネ一行をとり囲んだ。
 動きを封じると、悠々と彼らの主が現れた。
 シファクスである。
 およそ遊牧の民とは思えぬ細身の白面。筋骨逞しいマシニッサとは対照的だ。
 とはいえ、柔弱な風ではない。眼光鋭く、背筋を凛と伸ばし…。その姿には、向背定かでない諸部族に君臨する、遊牧の長たる風格が早くも備わっていた。


「そこに参られたはジスコーネ閣下とお見受けいたす」
 馬をかっかっと寄せて来た。
 応じて、ジスコーネも前に進んだ。
「シファクス殿、お久しぶりだ」
 まっすぐ挨拶した。
 全てお見通し。隠し立てする理由はないからだ。
「ようこそ、と申し上げるべきですかな?閣下」
 シファクス、皮肉で頬を少し歪めた。
「…む。歓迎していただけるとありがたいがの」
「ならば、正式に我が国に通達あれば良かった」
「すまぬ。とある事情で、忍びで旅しておる。それゆえ、このような格好をしておる」
 ジスコーネは両手を広げて見せた。
 シファクスは、ちらりと横を見た。
「そこに控えるは、マッシュリの…」
「そうだ。王子マシニッサ殿だ。余の警護を買って出てくれた」
 マシニッサは、王に向かい僅かに会釈した。が、全くの無表情だ。
 戦争こそしてないが、マッシュリとマサエシュリは緊迫した関係にあったからだ。
「そうですか…」
 シファクスも無表情だ。



.
アバター
Dragon
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

Yahoo!からのお知らせ

友だち(3)
  • JAPAN
  • ダイエット
  • 時間の流れ
友だち一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事