新しいギリシア・ローマの物語2

179年、暴君フィリッポス、悪業の報いを存分に被り、死去

第9章ヒスパニアの章

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−これまでのあらすじ−
 アルプスを越えて来襲したハンニバルに、ローマはカンネーで大敗(216年春)するなど連戦連敗したが、反攻に転じてシラクサを奪回(212年秋)。カプアも攻略(211年秋)。ハンニバルをイタリアの南へ追いやることに成功する。
 ところが、ヒスパニア戦線では父スキピオ率いる軍がバエティス川の戦闘でジスコーネの策にかかり潰滅(211年冬)。ネロはハシュドゥルバルを山間に追い詰めるも、取り逃がしてしまう(210年)。
 新司令官に弱冠二十五歳のスキピオが選出され、ヒスパニアに着任するや内偵を進め、新カルタゴ北に広がる遠浅の海(潟)に道筋を見出すや、一気に急襲。新カルタゴを一夜にて攻め落とす(209年春)。
 だが、ローマの一方の雄マルケルスは斥候に出た所をハンニバル軍に急襲され、あえなく戦死。
 微妙な均衡の中、スキピオ率いる軍勢がバエティス川流域に進攻。バエクラでハンニバルの弟ハシュドゥルバル率いる大軍と激突し、勝利を収める(208年)。
 敗れたハシュドゥルバルはアルプス山脈を越えイタリアに進攻するも、メタウルス川上流でネロ率いるローマ軍と激突、優勢に戦うも背後を不意に衝かれ、急転直下滅亡する。
 攻防の舞台は再びイベリア・ヒスパニアへ。
 ジスコーネはイベリア人部族に調略を施し、イリパに大軍を集結することに成功する。
 スキピオもコリカスの援軍を得てイリパ近郊に到達。
 カルタゴとローマ、ヒスパニアの覇権を賭けて激突する。


 
 だが、その時、
「前と全く同じですな」
 と傍らから即座に響くように応えがあった。
 密偵のハンノンであった。
 ラエリウス、先を越され、渋い顔つきになった。
 密偵ハンノン、済ました顔でお構いなしに続け、
「中央に精鋭のリュビア兵、両翼にイベリア兵、両翼前に象軍、両翼端に騎兵。…どうやら、指揮官の面構えまで同じようですな」とすらすら答えた。
 よほど視力が良いのであろう。敵の指揮官の顔まで判別出来るようであった。




「なるほど。よく見た」
 スキピオ、満足そうに頷いた。
「…して、いかがなされるのです。敵は戦列を整え終わりそうですぞ」
 ラエリウスが訊いた。
 そう。このまま留まってあれば、敵は進軍を始め否応なく決戦となる。
 だが、スキピオの顔はと見ると、そんな覚悟の表情は微塵もなかった。
「無論、退却だ」
「えっ…退却?」
「目的は達した」
 スキピオは笑った。
 間もなく、ラッパの音が鳴り響くと、ローマ軍は踵を返し、もとの丘の上の陣営に退却していった。




 その時、カルタゴ軍は、ようやく戦列を整え終わり、いざ敵に向かってという段取りにかかっていた。
「おっ、総司令、ローマ軍が引き揚げて行きますぞ」
 アドヘルバルが指差した。
「む、なんだと」
 ジスコーネが見遣ると、ローマ兵が駆け足で、元の陣地に向かって退却していく様が見て取れた。秩序だった行軍で、一糸の乱れもない。
「むうう。どういうつもりだ…」
 ジスコーネ、スキピオの意図を訝しんだ。
(我が陣に押し寄せ、我らが出て来た途端に退却とは…)
「総司令、いかがいたします?」
「いかがも何も、敵が退いたとあっては致し方なし。我らも引き揚げよう」
「はっ」
 こうして、陣外に出て来たばかりのカルタゴ兵も、またもとの陣内へとぞろぞろと引き揚げていった。




 だが、その次の日も、さらにその次の日も、このことが繰り返された。
 ローマ軍が先んじて出陣し、カルタゴ軍が出揃い戦列を整え終える直前に、踵を返して退却していくのだ。
「敵は一体何を考えているのか」
「我らと戦うつもりはあるのか」
 徒労を強いられる格好のカルタゴ将兵はうんざりし、がやがやと声を上げた。
 だが、訝しんでいるのは指揮官たちも同じ。
「スキピオのやつめ…何を考えている」
 ジスコーネ、今日も、ローマ軍の引き揚げる姿を凝視していた。
(我らを疲れさせるつもりか…。いや、そんなことぐらいで劣勢を覆すことは出来ぬ)
 敵の意図にあれこれ思案を巡らしてみたが、皆目見当もつかない。
 とにかく、出陣しては引き揚げる、そんなことが数日間も続いた。


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 繰り返される対峙(続き)
 翌朝。
 こちら、カルタゴ軍の本陣。ジスコーネの幕舎。
 その頃、総司令官の彼は、ゆったりと朝食に取りかかっていた。
 彼は早起きではない。充分に朝寝し、それから洒落者らしく入念に身だしなみし、豪奢な衣服を身にまとっていく。それからおもむろに食事に取りかかるのだ。
 そう。彼もカルタゴ名家の子なのだ。




「閣下、ローマ軍はいつ動き出すでしょう」
 パンを齧りながら副官アドヘルバルが訊いた。
 相伴に与っていたのは、そのアドヘルバルと、参謀格に収まっているマニアケス。
 彼らの前には、朝食とは思えぬほどに豪華な料理が並んでいた。焼きたてのパンに、スープ、イベリア産のぶどう酒に、オリーブの実、そして、羊の肉が分厚く切られていた。
「すぐには動くまいよ」
 ジスコーネ、ぶどう酒の注がれたグラスを口に運び、上品に呑み干していく。
「なにしろ、プブリウス…いや、スキピオは、たいそう目端が利く男。只今の劣勢は充分に理解していよう。しばらくは戦機を窺うであろうよ」
 睨み合いが続くと見ていた。そして、何らかの仕掛けがあり、そこにバエクラの戦いの折で見せた奇襲があるのでは、それがジスコーネの見立てであった。
(まともにぶつかっては勝ち目なし。何らかの工夫を施して参ろう)
 スキピオは奇襲を得意とする。新カルタゴ攻略戦も、バエクラの戦いも、その本質は奇襲であった。
「だから、我らは、その仕掛けに惑わされることなく、泰然自若としてあればよい。そして、奇襲をあしらい堂々追撃すれば、勝利は必然我らのもの」
 二人の会話が続く間、マニアケスは何も語らず、静かに食事の手を進めていた。
 



 その時。陣中が騒がしくなった。
「何事だ」
 ジスコーネ、肉を切る手を止めた。
 と、そこに衛兵が飛び込んで来た。
「閣下!敵が出撃してきました!」
「なに、奇襲か!」
「いえ、それが陣外で全軍勢揃いし、スキピオを先頭に静々と進んで参ります」
「なんだと…」
 ジスコーネ、素っ頓狂な声を上げた。
 まともには攻め寄せて来ないと言ったばかりの相手が、全軍率いてゆっくり進んで来るというではないか。
 カルタゴ軍の陣中にもラッパの音が鳴り響いた。
 無論、こういうときのために訓練は充分施されている。彼らは整列し、決められた順に陣外に出ると、てきぱきと隊列を整えていく。




 その間、ローマ軍は行進を止めていた。
「ラエリウス」
「はっ」
「敵の戦列をよく観察せよ」
「は?」
「この間と同じかどうかだ」
「あ、なるほど」
 ラエリウスは、目をぐっと凝らした。


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 繰り返される対峙
 こちら、カルタゴ軍の本陣。
 指揮官たちは、スキピオの生存を知って、改めて作戦を練り直していた。
「慌てる必要は何もないのだ」
 ジスコーネ、その穏やかな風貌を微塵も変えずに言った。
「我が軍の優位は変わらない」
 兵数は倍。騎兵戦力でも圧倒的優位。象軍も控えてある。
「しかも、今日、無事退却をなし得た。スキピオの策は空を打った訳だ」
「そう言われると…」「確かに、我らがまだまだ有利」
 マゴーネとマシニッサが、互いに頷き合っていた。
 諸将が自信を取り戻し始めるのを確認すると、ジスコーネは再び微笑した。
「よろしいか。敵は長滞陣することは出来ぬ。決戦を求め出撃するか、兵糧尽き退却するか。そのいずれしかない」
 こうして、軍議は、ジスコーネの言う通り、泰然自若を保ち敵軍が行動を起こしたところで出撃して討つ、それに一決した。地形、戦力、兵糧、いずれも自軍に利があるのだから、理に適ったものであった。




 他方、こちらはローマ軍の本陣。
「今日は良い予行演習であったな。ジスコーネの陣立てを知ることが出来た」
 スキピオは笑っていた。
 諸将は、意外な面持ちで彼の顔を見た。
 というのも、自分の生存に動揺したカルタゴ軍が退却する際に隙を見せれば、総攻撃をかけると事前に言い含めてあったからだ。
(それが空しく終わったというのに…)
 敵将の布陣を知り得たと喜んでいるではないか。



「プロコンスル閣下」
 副官ヘレンニウスがおずおずと口を挟んだ。
「それがそのように大きな収穫でしょうか?」
「ふふ」
 スキピオは、訝しげな視線が集まる中、含み笑いした。
「ヘレンニウス。分からぬか。今日の陣立ては今日だけのものではない」
「え…?」
「ジスコーネが次に出陣するときも、同じ陣立てで臨んでくるであろう」
「それは…確かにそうでしょう」
「そこに工夫の余地が生まれる」
「それは…どのような工夫で?」
「まだ申せぬ。確かめねば、な」
「確かめる?何をでございます」
「本当に、そうなるのか、だよ」
 二人の、分かったような分からないようなやり取りが続いた。




「とにかく、我が方のとる作戦は決まっている。明日も出陣だ」
「え…?」「明日、また出陣ですか?」
「そうだ。確かめねばならぬからな」
 スキピオは繰り返した。そういう彼の瞳は、きらきら輝いていた。
 その瞳を目にした、ラエリウスとヘレンニウスが囁き合っていた。
(また何か…思いつかれたようだな)
(うむ…。だが、皆目分からんがな)
(思いも寄らぬ発想をされるからな)
(だから、不意を衝かれるのだがな)
 二人はくすっとした。
 だが、他の将はぽかんとした顔のまま、狐につままれたような面持ちで、そのまま軍議は散会となった。


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 対面(さらに続き)
「ふふ」
 ジスコーネ、再び笑った。
 だが、頭脳の裡では、目まぐるしく只今の局面を計算していた。
(我が軍が依然優位にあることに変わりはない。…だが、スキピオの存命を知った味方は動揺していよう。しかも敵は万全の態勢で待ち構えている)




「よかろう」
 ジスコーネは言った。
「今日は引き揚げよう。そして、然るべき時に決戦いたそう」
「それがよろしゅうござる」
 スキピオ、小さく頷いた。
 同意を見ると、ジスコーネ、マニアケスを傍らに呼び寄せた。
「後方の部隊より引かせよ。次に左右の歩兵、そして、象軍、最後に両翼の騎兵だ」
 ここでも彼は慎重であった。決してスキピオの言葉を鵜呑みにしない。
 もし、一斉に背を向けて、そこにローマ軍の総攻撃があれば、いかに兵力優位であっても隊列が崩壊してしまうであろう。
「かしこまりました」
 マニアケス、頷くと後方に駆けていった。
 間もなく、カルタゴ軍は整然と退却していった。後方部隊から静々と、そして、前方にいた歩兵が踵を返して歩き始め、間もなく象が向きを変えて後退を始め、その退却を見守っていた騎兵隊が馬首を巡らせ、駆け出した。




「さすが、ジスコーネ殿。退却は難しいものだが、見事なものだ」
 スキピオは、しきりに感心していた。
「よろしかったのですか?」
 そう訊いたのは密偵のハンノン。彼もギリシア語を解する。なにせ、表向きの顔は商人なのであるから、地中海世界の共通語たるギリシア語の理解は不可欠。
 その彼、今はリクトル(警吏兵)の装備に身を包み、謹厳なローマ武人そのものの姿であった。
「戦機は訪れなかったよ」
 スキピオはそういって笑った。
 実は、ジスコーネがここで油断を見せれば遠慮なく攻撃するつもりであった。
(敵は、戦場では狡猾無類なしとされるジスコーネ。ならば、こちらも狡猾に振る舞うことに躊躇してはならぬ)
 だが、敵は一分の隙も見せずに退却していった。




「しかし、今日は有意義であった」
「知己でもあるジスコーネ殿と久方ぶりに語り合えたからですか?」
「いや…ジスコーネ殿の布陣を一通り確かめることが出来たからだ」
「はあ…」
 ハンノンの目には、スキピオがジスコーネと打ち解けて話すのが奇異ですらあった。なにせ、ここは戦場。殺し合いの舞台なのだ。
 だが、両将は、それをちっともおかしなものとはしていない。
(この御仁は…やはり不思議な御方だ)
 ときにポセイドンの加護ありと味方を奮い立たせたかと思えば、緻密な戦略も立てて見せる。ときに大楯で自分を守らせる用心深さを見せたかと思えば、バエクラでは自ら敵陣に突入する果敢も見せる。そして、今は敵将と、それも自分の父親を討ち取った敵将と、旧友に相対したかのように語り合って見せるのだ。




「全ては、互いの立場の相違に基づく」
 スキピオは言った。
 あたかも相手の不思議とする点にずばり答えるかのように。
「ジスコーネ殿は、なにもローマ憎しという思いで向かって来ているのではない。それは討たれた父も同じである。カルタゴ憎しということで戦っていた訳では決してない」
「なるほど…」
 とはいったものの、ハンノン、理解できなかった。
 敵と相対すれば、問答無用、直ちに仕留める、それが密偵の裏街道に生きて来た彼の人生哲学だったからだ。
「ハンノン殿、覚えておくがよい。憎しみに我を忘れた者に勝利などない。私は、ローマが勝利するために必要ならば、ジスコーネ殿は無論、ハンニバルも赦してみせよう」
「ほおお…」
 ハンノン、深い感嘆の息を吐いた。
 表情は変えなかったが、心の内では度肝を抜かれていた。




(敵を…赦す)
 なにせ、この時代は弱肉強食。勝者は絶対なのだ。
 敗者は、勝者に己の全てを、委ねるしかないのだ。
 それを赦す。時代の感覚を、遥かに超越していた。
 だが、何ゆえか、震えるほどの畏敬の念を覚えた。あのバエクラの戦いの折に見た笑顔に衝撃を受けたとき以上に。
(この人物は信ずるに足りる。いや、信じずにはおかせぬ人品が備わっておられる)
 彼は確信した。
「分かりました」
 ハンノンは、にやっとした。
「ならば、我が才能を存分に活用して下され。閣下の大望のために、このハンノン、身を粉にして働いてみせましょう」
 そう。彼は、ここで再び歴史の潮流に飛び込む決意をしたものだ。


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 対面(続き)
「あれは…」
 ジスコーネの目はこれ以上ないほどに見開いた。
 その人物は、静かな眼差しのまま、馬上こちらに闊歩して来る。その周りにはファスケス(警棒)を持つ十二人のリクトルが警護している。
 つまり、彼が執政官格の司令官−プロコンスル−であることを示している。
「そんな…」「馬鹿な!」
 マゴーネとマシニッサが思わず叫んでいた。




 その人物は微笑んでみせた。
「ジスコーネ殿、随分とお久しぶりでござる」
 スキピオであった。
「あれは、新カルタゴで語り合って以来か…。このような形で再会するとは、まことに不思議な巡り合わせ」
 あたかも知己と偶然出会ったかのように、ギリシア語で淡々と述懐した。
 それは二人の青春時代の共通語であった。




「そなた…どうして?」
 ジスコーネ、思わず声を上ずらせた。
 なぜ生きているのか、ということだ。
「ふ。あれは私の影武者。無論、その者も無事です」
 スキピオは敵の動きを察知すると、密偵のハンノンを自身の影武者に仕立て、陣外の遠くをわざと歩かせ、敵をおびき出すよう命じた。
 その難しい任務に、ハンノン、事も無げに
「承知いたしました」
 と、命を畏むと、たちまちスキピオに見事変身を遂げてみせた。
 敵をおびき出すと、スキピオこれにありとばかりに采配をとってみせた。
 そして、彼の胸にマニアケスの矢が突き立ったが、胸当ての内には鎖帷子を幾重にも着込んであったから、かすり傷一つ負っていない。
 それどころか、その彼、今はリクトルの一員として傍らに済まして立っていた。
 こうなると、である。スキピオが死んでいない以上、先の緒戦は、被害を多く出したカルタゴ側の負けということになる。つまり、物の見方ががらりと変わってしまうのだ。




「うーむ…」
 ジスコーネは唸った。
(してやられたか…)
 だが、不思議なことに、体内のどこかで安心する自分がいた。
 それは、彼元来の人の良さ、すなわち良心であろう。戦いにおいて決して面には出すまいと固く誓った、彼の善性だ。
「さすがだな…」
 ジスコーネ、思わず笑みがこぼれた。
 それは、あたかも学園アカデメイアで、偶然出会ったあの時と同じであった。
「いや、そうでなくてはなるまい。あのプブリウスなのであるからな」
 彼もギリシア語で語り始めた。
 総司令官同士、ギリシア語でやり取りするのを、敵味方は半ば唖然として見ていた。
 そう。ここでギリシア語を解する者はほとんどいなかった。マゴーネと、あとはマニアケスぐらいであった。いや、ラエリウスも解するようであった。




「…さて。どうする。このままけりを付けるか」
 ジスコーネはそれでも構わないと思っていた。
「そうはいきますまい」
 スキピオは言った。
「なぜ」
「成り行きに任せ決戦に臨むは、将の名に値せず」
「ほう」
「無論、貴殿がどうしてもいうならば是非もなし」
 スキピオが手を上げると、途端に、ローマ全軍、気勢を上げ始めた。
「えいえい」「おー」
「えいえい」「おー」
 それは断固たる闘志の表明であった。
 成り行きに任せてはならぬとはいうものの、ローマ軍将兵は満を持して出て来たのだ。


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