新しいギリシア・ローマの物語2

179年、暴君フィリッポス、悪業の報いを存分に被り、死去

第10章アフリカの章

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 乾いた空気(続き)
 シファクス王は陣営へと戻っていった。
「マニアケス殿」
「はい」
「こうなれば、貴殿が、先日来、密偵を放っておいて良かったことになるのう」
 王は僅かに唇を歪めた。
 マニアケスは、マサエシュリ軍に帯同したままであっ
た。それは敵情を深く探索するため。




「は。和平成るまでは敵でございますから…」
 マニアケスは鹿爪らしく答えた。
「敵か…やれやれ随分な骨折り損であったことよ」
 王はしきりにぼやいた。
 やがて、マサエシュリ本陣が視界に飛び込んで来た。
 本陣の柵の周囲には、シファクスの檄に応じ集まった、各地の遊牧部族の騎兵が屯していた。というのも、あまりの大兵のため、柵の内に全員収容しきれず、陣営拡張が間に合わなかったためである。また、和平交渉中ということもあり、陣営構築を強く命じていなかった。




「むっ」
 王は端正な顔をしかめた。
「どうなされました?王君」
 馬上マニアケスが訊いた。
「いやさ、注意して参るわ」
「え、どちらに?」
 王は応えず、馬にびしと鞭打ち、とある騎兵の屯している地点に駆けていった。




「テュカイオス!」
 珍しく王は怒鳴った。
 そう。そこには、王家の彼と、それを取り巻くように側近たちが、多くの騎兵たちと酒を呑み騒いでいた。
「おう、これは王君」
 赤ら顔を主君に向けた。既に、たらふく酒を平らげた後のようだ。
 勇猛果敢な若者も、未だ節度の何たるかを弁えぬ悍馬に過ぎない。




「これは何としたことぞ。ここは陣中なるぞ」
 王の、静かながらも、明らかな怒声に、周囲の兵は恐懼し慌てて平伏した。
「とは申せ…」
 王家の若者は、別段悪びれず、口を尖らせた。
「日々何もすることなくば退屈。しかも和平とか」
「和平は取りやめだ。触れが回ってきたろうが…」
 王は露骨に舌打ちした。
「えっ。中断即ち一時休止と伺っておりましたが」
「誰が申した。放棄だ。和平は白紙となったのだ」
 シファクスは吐き捨てるように言った。
 苦心が無になった憤懣を、どこかで吐き出ささずにはおれなかったものだろう。
「そうなのでございますか…」
 テュカイオスは、まだ首を傾げていた。
 ここにも、交渉の長期化は副作用をもたらしていた。
 勇猛な戦士どもがすっかり弛み、油断していたのだ。




「そういう訳だから、そなたは率先して味方を引き締め警戒に当たれ。よいな」
「はあ…」
 テュカイオス、気のない返事をした。それが王の癇に障った。
「何だその返事は。そなたは王家の者ぞ!」
「はっ。かしこまりました。仰せの通りに」
 いつにない王の不機嫌に、ようやくテュカイオスは、王族の容儀を取り戻してみせた。




 マニアケスが馬を寄せて来ると、ぽつりと言った。
「乾いていますな…」
「乾いているとは?」
「日々為すことに乾き、この大地の空気に乾き…。酒を呑むことでしか紛らわことができませぬ」
「ふ…そなたも洒落たことを申すのだな」
 シファクスの苦笑いに、マニアケス、表情を崩さなかった。
「…いえ。危惧しておるのです。この乾きが何か不吉をもたらすのでは…と」
 マニアケス、ようやく緑が萌え始めた平原を見渡した。
 春風が草原をさあっと掃き、さやさや音を立てている。
 あたかも、大地の神が、何事かを暗示するかのように。


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−これまでのあらすじ−
 ローマは、アルプスを越え来襲したハンニバル軍に連戦連敗するも、反攻に転じハンニバル軍をイタリア半島南端へ追いやることに成功する。
 ヒスパニアの新司令官にスキピオが選出されるや、新カルタゴを急襲し(209年)、バエクラでハンニバルの弟ハシュドゥルバル率いる軍に勝利を収め(208年)、イリパの戦いに勝利し、ついにヒスパニアからカルタゴ勢力を駆逐(206年)。
 次なる戦いの舞台はアフリカ大陸へ。
 スキピオとジスコーネ、熾烈な外交戦を展開。マサエシュリ王都シガで思わぬ遭遇。激論を交わす。
 スキピオ、ヒスパニアを平定するとローマに帰還。執政官選挙に出馬するや、年齢の壁を飛び越え、圧倒的支持を得て当選(206年秋)。
 シチリアで充分戦備を整え、海洋に進んでアフリカ大陸上陸。カルタゴの近くウティカ近郊の岬に要塞(カストゥロ・コルネリア)を建設。マシニッサもスキピオ軍に合流。
 だが、戦線は膠着。シファクス、和戦両様の構えで講和を申し入れる。スキピオ陣営とシファクス陣営の間を和平の使節が往来。にわかに和平の機運高まるも、一年越しの交渉の末に決裂(203年2月)。
 乾いた冬の大地に戦雲が覆い始めた。



 乾いた空気
 紀元前203年2月の末。
 こちらカルタゴ軍の陣営。
 増強に増強され五万余の大軍に膨れていたが、こちらも緩み切っていた。
 例の如く、兵の大半は傭兵。彼らは目敏い人種。戦いの終わり近しと見込み、戦後の給金目当てに軍籍に身を投じた連中も多かった。




「なにっ、和平交渉を放棄すると!」
 驚くジスコーネに、
「左様。中断ではなく放棄である、とわざわざ断りを容れたそうな」
 シファクス王は憮然とした面持ちで応えた。
 王は、アルケラオスよりローマ軍からの通告を聞き、大いに驚くと共に、善後策を協議するため、急ぎジスコーネの許へ馬を飛ばして来たものであった。
「ふーむ。随分急な話であるな」
 ジスコーネ、あご髭を撫でた。




 彼は、初め、マニアケスと同様、この和平交渉をスキピオの策略と強く警戒した。
 だが、先にスキピオがカルタゴの和平案同意の返答あるまでマサエシュリ陣営から立ち去らぬという使者を寄越したと聞くと、急速に和平へと気分は傾いていた。
(この条件で和平成るならば応じた方が良い)
 概要は、ヒスパニアを割譲する代わりに、ハンニバルのイタリア撤退、スキピオのアフリカ撤退でけりをつけるというもの。賠償金の要求もなく、アフリカのカルタゴ本国領土が維持されるという内容で、只今劣勢のカルタゴには御の字といえるものであった。
 これまで、ジスコーネが、ことあるごとに、スキピオに対し和平はあり得ぬと突っ張って来たのも、祖国を破滅的な講和から救うため。即ち、天文学的な賠償金の負担を恐れてのことに他ならない。
(和平の受諾により国家財政が破綻しては、結局は亡国の途しかない)
 賠償放棄、それは彼のそういう琴線に触れるものであった。
 それが、急転直下和平放棄となってしまったものであった。
 大いなる肩すかしを覚えざるを得ない。




「ともかく」
 ジスコーネが言った。
「和平は白紙、即ち敵対関係に戻る訳だ。気を引き締め直さねばならぬ」
「左様」
 シファクスも頷いた。
「改めて作戦を練り直さねばなりませんな」
 とはいえ、突然の和平破棄にも緊迫した空気はなかった。
 二人が落ち着いていられたのは、長期に及ぶ交渉の間に、戦力増強が着実に果たされていたためであった。カルタゴ・マサエシュリ両軍合わせ、ローマ軍の倍近くに兵力は膨れ上がっていたのだ。
「スキピオとて、すぐには攻めかかって来れまい」
 その安心と自信だ。




 だが、なおも懸念する人物が一人いた。
 マニアケスである。
(何か臭う…。あのスキピオが無為に時を過ごすであろうか。和平が策略ならば…)
 だが、彼女にも分からなかった。
 会議は、何か宙ぶらりんの空気のまま、散会となった。


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 合戦の前に挨拶を(続き)
 こちら、マサエシュリ王国軍の陣営のアルケラオスの幕舎。
「なに。セルギウスがやって来たと」
 王家の執事として、パピルスに署名し決裁を与えていたが、その手をぴたと止めた。
「それも従者を伴わずお一人でお越しに」
「なに、一人で来たとな」
 王家の執事は、訝しげな眉を浮かべた。
(何であろう…)
 ここでは、和平近しの空気に、不思議な達成感に満ちていた。
 言い換えれば、弛みともなり、戦場とも思えぬ呑気があった。
「ともかく会おう。ここに通せ」




 現れたのは、ローマ式の武装に身を包んだセルギウス。
 この二人も、思えば全く奇遇であり、因縁を覚えずにはいられない関係だ。
 一人は、傭兵軍総司令官の副官を務め、他方はハミルカルの密偵だった男。
 憎悪の余り互いの肉を喰らっても、という宿敵の間柄にあった二人なのだ。
(面白いな…歴史とやらは)
 セルギウス、面に込み上がりかける笑みを噛み殺しながら思った。




「セルギウス殿。どうなされたのだ。急に」
 何も知らぬアルケラオス、鷹揚にギリシア語で語りかけた。
「実は…」
 セルギウス、単刀直入に趣を伝えた。
「なに!交渉を中断すると言われるか!」
「中断ではござらぬ。放棄にございます」
 セルギウス、やんわり訂正した。
 細かいようだが大きな違いだ。『中断』では話し合いの再開が含意され、交渉中という理解にもなりかねない。




「なにゆえか。先にあれほど和平を望んでおきながら…」
 アルケラオス、交渉の前面に立って来ただけに、大いなる憤懣を覚えた。
「申し訳ござらぬ。スキピオ自身和平には大いに賛同しているのですが…」
 セルギウス、幕僚たちの反対やら本国の意向やら、様々な口実を構えた。
 だが、実はどうでもよいことだ。それは、所詮口実に過ぎぬものだから。
 そういう訳だから、セルギウス、饒舌過ぎるほど饒舌に弁明してやった。




「もうよろしい」
 とうとうアルケラオスの方が手を振った。
「要は交渉には応じられぬ、そういうことであろう」
「左様。要はそういうことにございます。ここに…」
 セルギウス、散々言い訳を構えた後に、スキピオの親書を取り出した。
 本来ならば、先にこちらを渡すべきところだが、交渉の放棄を相手に強く印象づけておかねばならない。そういうことで、慇懃無礼を承知で、ぺらぺら口舌を動かした訳だ。




「何だ、親書があるのではないか…」
 アルケラオス、眉間に皺を寄せた。
「は。まずは王家の執事である貴方様に、スキピオの旨をしかと伝えねばと…」
 セルギウス、手を揉みかねないほどに、媚びへつらってみせた。
 いや、和平放棄を伝えているのだから媚びるとはおかしいが、彼には彼なりの考えがあった。
(相手の頭脳に印象をこすりつけねばならぬ)
 それには『嫌悪』を感じさせるのが一番だ。怒りや侮蔑という不快な感情は、人の心に刻まれやすい。
 果たして、アルケラオスの面に朱が注がれて来た。
(こやつ…先に来た時は、如才ない弁舌を見せたかと思うたら…。このような追従の徒であったか…)




「もうよい!交渉放棄の件は我が君にお伝えしよう。それで用が済んだのであろう!速やかに帰り給え!」
 語気も荒らかに退出を言い渡した。
「ははーっ」
 セルギウス、たいそう恐れ入って見せた。
 礼をしながら、舌をぺろりと出していた。
 この時をもって、ローマ軍とカルタゴ・マサエシュリ連合軍の和平交渉は、正式に打ち切られたのである。


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 合戦の前に挨拶を 
 翌朝。スキピオは軍議を催した。
 早起きの習慣が叩き込まれているローマの武将、どれも既に凛々たる気風であった。
「諸君!時は来た!」
 司令官は左右を見渡した。
 左にマシニッサ、ルキウス、セルギウス。右にラエリウス、ヘレンニウス、ミルト。その他、軍団長やら中隊長など所狭しとひしめき、大ローマ司令部の威容をまざと見せていた。




「シファクスは、和戦両様の構えで和議を提案して来た。和議なれば幸い、ならずとも我らの容子を見極めん、と。私は、これを逆手に、和議の期待を高める一手に出た」
 スキピオは、これまでの己の行動を解き明かした。
 ゆえに、和平交渉に前向きな態度に終始した、と。
 そして、続ける。
「敵陣を探らせたところ、いずれも葦で陣営が構築されているということを確かめておる。そして、季節は春。そう。この季節を待っていた」
 地中海性気候とは、夏はからからの乾燥が続き、冬に雨が降り大地を湿らす。即ち…
「時は早春、大地は乾き始めておる。いや、葦はとうに乾き切っておろう」
 スキピオは、この地中海世界に住む者ならば当然知っていることをおさらいすると、
「こういう時候、何に注意が必要か分かるか?」と問うた。




「火です」
 元漁師のヘレンニウスが即座に応えた。
「草木に火が点けば、たちまち野火となり、山火事の災厄をもたらすことでしょう」
 素は漁師の出だけに、天候にかかる注意ごとに詳しい。
「そうだ。火だ。何よりも火のことだ」
 スキピオは頷き、諸将の顔を見た。
「諸君。何をなすべきか、分かったな」
 その言葉に、諸将はようやく腑に落ちた顔になった。
(そういうことであったか…)
(ようやく全て呑み込めたわ)
 それは、これまでの和平交渉の意味も、そして、陣内で盛んに矢を作らせていたことも。さらには、同盟国から弓兵を密かに掻き集め、弓術の訓練に明け暮れたことも。
 即ち、時をこの春まで稼ぎ、火攻めに打って出る、その一点に集中させるためであったのだ。




「少しお待ちを」
 口を挟んだのは、副官にして弟のルキウス・スキピオ。
「ですが、和議の交渉中に攻撃を仕掛けては…。閣下の名誉を損ない、ひいてはローマの信義に傷がつくのではありますまいか」
 実直な彼らしい。敵に対する信義をも重んずる。
 そう。戦場において苛烈なローマ人も、こういう信義にはこだわった。




 その意見に、スキピオも頷いて見せた。
「そのとおりだ。そこで使節を送る」
「使節を?」
 問い返す弟には応えず、スキピオは左を向いた。
「セルギウス殿」
「はっ」
「君はシファクスの陣に向かえ」
「は。何と申せば宜しいので?」
「我スキピオは、王君の和平案に大いに賛同しているものの、幕僚たちの意見は今なお賛否半ば。それゆえ和平の交渉はひとまず終了させていただく、と」




「ははあ」
 セルギウスは小さく頷いた。
「なるほど。交渉を打ち切れば敵対関係に戻る、という訳ですな」
 密偵らしくほくそ笑んだ。
「そういうことだ」
 スキピオは笑った。あの瞳の輝きを見せていた。
「では早速…」
 俊敏に踵を返しかけるセルギウスに、
「待て」
「は。まだ何か」
「面識ある者に、書面を渡して伝えよ」
 それは、交渉の放棄が公の記録に残るようにするため。
 ここらも用心深いスキピオらしい。
「かしこまりました。きっとそのように」
 セルギウス、さっと身を翻した。


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 スキピオ、真実を告げる(続き)
 セルギウスと入れ替わりにやって来たのは…。
「総司令。ラエリウスにございます」
 今や、一軍の司令官。スキピオの片腕とも恃む勇将。
「おう。そなたに話があってな」
 スキピオの語気は何ゆえかぎこちなかったが、
「ということは、いよいよ」
 ラエリウス、単純に瞳を輝かせた。
 どうやら、作戦のことと思ったようで勇躍していた。なにせ、これまでの戦い全てで、彼は先頭に立ち戦って来た。




「いや…戦いの事ではない」
「違うのですか?」
「戦いの事といえばそうなのだが、そうではない」
「はは。難しゅうございまするな」
 ラエリウスは笑った。
 スキピオが時折見せる晦渋にである。アカデメイア哲学を修めているせいか、ふとした時に、そういう知識人の悪い癖が垣間見える。事の実相を明解しようとするあまり、かえって難解となるのだ。




「そなたの出自の話だ」
「え…私の」
 ラエリウスの顔がこわばった。
「うむ…」
 スキピオは唾を呑み込んだ。
 あたかも敵陣に斬り込む折のような覚悟を面に見せていた。
(ここで伝えねばならぬ)
 肚にぐっと力を込めた。




「そなたは…やはりオリッセス族の出身のようだ」
「それは…どうしてお分かりになられましたので」
「む。実は、セルギウス殿に頼んで調べて貰った」
「そうでしたか…」
「うむ。母御も無事逃れ得たらしい。既に亡くなられているが、そなたが心配していたような悲惨はなかったらしい。ある長者に再嫁し穏やかな生涯を過ごされたとか…」
 長者とは、セルギウスもといハンノンのことであるが、そこはぼかしておいた。
(この点を突かれると、ちと面倒だが…)
 と思って、スキピオ、ちらと視線を遣ったが、




「そうでしたか。それはよかった…」
 当のラエリウスは安堵の息を大きく吐いていた。
 母親が悲惨の裡に死んだのではないか、それを長年気掛かりとし、幾度か悪夢にも襲われたほど。だから、母親がどんな男と再婚したかという関心よりは、大きな安心を覚えたのだ。




「ありがとうございます。総司令。御蔭で心が晴れ晴れとしました」
 ラエリウス、気持ちの良い笑みを浮かべた。
「いや…本題はこれからだ」
 対照的に、スキピオは渋面一杯となっていた。
「え。これからですか」
「そなたには姉がいる」
「姉が?!生きているのですか!」
 果たして、ラエリウスの顔色が一変した。
「生きている。そなたもよく知っている人間だ」
「私の知っている…?!だ、誰です、それは!」
 ラエリウス、思わず身を乗り出していた。




「マニアケスだ」
 スキピオは、ずばとその名を言った。
「ええええっ!」
 ラエリウス、のけぞった。
「お前の姉の名はマニアケス。そう。ハンニバルの密偵にして、ジスコーネの右腕ともなっている彼女がお前の姉だ」
 スキピオは、冷厳なる事実を、ありのまま親友に突きつけた。


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