新しいギリシア・ローマの物語2

179年、暴君フィリッポス、悪業の報いを存分に被り、死去

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第13章世界帝国の章 登場人物紹介 (※年代は全て紀元前)


スキピオ
 プブリウス・コルネリウス・スキピオ。
 ヒスパニア遠征軍の指揮権を獲得し(210年)、新カルタゴ(カルタゴ・ノヴァ)を攻略(209年)。イリパにてジスコーネ率いる大軍を撃破しヒスパニア平定に成功(206年早春)。
 30歳で執政官に当選(206年秋)。アフリカ大陸に上陸(204年)。
 アフリカに帰還したハンニバルとザマで決戦(202年)。激闘の末、大勝利を収める。
 ハンニバルと講和。終戦に導いた功績で「アフリカヌス」の称号。絶大な権威を獲得。
 監察官(199年)を経て再び執政官に就任(194年)。
 アンティオコス大王との戦いに備え、弟ルキウス、ラエリウスと共に動きだす。
 本編の主人公。





アンティオコス大王
 セレウコス朝シリア国王。アンティオコス三世。

 兄セレウコス三世が暗殺されたため、若干19歳にて王位を継承(223年)。モロン兄弟の反乱をなんとか鎮圧。次いで王家を蝕む権臣ヘルメイアスの粛清に成功し王権確立(220年)。
 小アジアに進攻し王族アカイオスをサルディスに包囲(216年)、数年がかりでこれをなんとか滅ぼすことに成功(213年初め)。
 内政の安定に務めた後、宿願の東方遠征を開始(209年春)。
 ヒュルカニアの草原地帯に新興パルティアを追撃し圧勝。
 そして、中央アジアのバクトリアに進撃(208年初秋)。2年に及ぶ首都バクトラ包囲戦の後、和睦に応じ、バクトリア王家に服従を誓わせる(206年初秋)。
 さらにガンダーラに進攻、インダス川に到達。インド北西の王スパガセーナと対峙するも、すぐに和睦。インダス川以西のアジアの支配権を確立(206年)。
 ここにアレクサンドロス大王以来となる「大王(メガス)」の権威を獲得(205年)。
 その後、ギリシア世界の制覇を目論み西進。イオニアを制圧、さらにヨーロッパに上陸。



ハンニバル

 ハンニバル・バルカ。
アルプス山脈を越えイタリアに進攻(218年)。ローマ本市を脅かすも、ローマ軍の反撃に次第に苦戦。本国政府の要請に応じイタリア撤退、アフリカに帰還(203年)。
 ザマの決戦にカルタゴの命運を賭けて臨むも大敗北(202年)。
 戦後は和平の道筋をつけた後、政界を引退(201年)。
 しかし、国政の腐敗・混乱を目の当たりに再出馬。スフェス(首相)に就任(197年)。
 国政改革にまい進するも守旧派の抵抗と陰謀により、ついに祖国を捨て亡命(195年)。
 アンティオコス大王の宮廷に身を寄せ、再起を図る。





マニアケス

 部族を滅ぼされた復讐にイベリア総督を暗殺。しかし、死の間際に総督ハシュドゥルバルに許され改心(221年)。ハンニバルに仕え密偵として活躍し始める。
 シラクサ争奪戦の敗北後(212年)、ヒスパニアに渡りジスコーネのそばにあって奮戦。ジスコーネと共にアフリカ大陸へ。シファクス、ソフォニスバの死後、再びハンニバルの許へ舞い戻り、ハンニバルと共にザマ決戦に臨む。
 戦後は、ハンニバルと共に和平に尽力。ローマに特使として赴く。
 講和条約の発効(201年)を見届け、カルタゴに帰国。
 その後も常にハンニバルと行動を共にし、シリアへの亡命にも従う。
 再び勃発した対ローマ戦において陰陽に活躍。




フィリッポス五世
 アンティゴノス朝マケドニア国王。 
 アレクサンドロス大王の後継者を自負し東方への勢力拡大を企む。ペルガモン、ロードスなどの有力諸国と相次ぎ抗争。ついにハンニバル戦争勝利後の意気上がるローマと激突(199年〜)。
 キュノスケファライの戦い(197年)にヘレニズム伝統の密集方陣で臨むも、フラミニヌス率いるローマ軍の散開攻撃に大敗北。ギリシア世界の覇権を喪失。マケドニア本国に逼塞。
 憤懣に堪えない折、アンティオコスの大軍が眼前のギリシア本土に上陸。



ラエリウス
 ガイウス・ラエリウス。スキピオの親友。
 低い身分の出ながら、ヒスパニア、アフリカの遠征に従い大功を立てる。
 ローマ帰国後、法務官(プラエトル)に就任。上流階級に仲間入り。
 妻ミルトと共に豊かな生活を謳歌していたが…。



ミルト
 ギリシア出身の女奴隷。
 マニアケスの配下であったが、途中で脱走。ローマ市に流れる。
 ラエリウスと結婚し市井の女として生きる決意をするも、恩人スキピオのため、ヒスパニア、アフリカ遠征に密偵として縦横無尽の活躍。
 帰国後はラエリウス夫人として落ち着いた生活を送っていたが…。



ルキウス・スキピオ
 ルキウス・コルネリウス・スキピオ。スキピオの弟。
 実直な性格で、ヒスパニア、アフリカで兄スキピオを一途に支え続ける。
 ギリシア世界に押し出してくるアンティオコス大王との外交交渉も担う。
 191年秋。190年執政官選挙に出馬。



カトー
 マルクス・フォルキウス・カトー(大カトー)。
 雄弁家。平民(プレプス)ながら伝統を固守する保守政治家として名を馳せる。
 旧来の伝統復活を求め、ギリシア化を推進容認するスキピオやフラミニヌスと対立。
 195年に執政官に就任。質素倹約を推進。
 カルタゴの復興に警戒。ハンニバルの再登板に対し、失脚させるべく狡猾な策を巡らす。
 アンティオコス大王との対決に副官として従軍。ギリシア本土へ。



フラミニヌス
 ティトゥス・クインクティウス・フラミニヌス。
 198年、30歳の若さで執政官に就任。ギリシア遠征軍の指揮権を獲得。
 ギリシア世界からアジアに勢力を振るうフィリッポス五世と対決。アオオス峡谷の戦いに勝利(198年)。アカイア同盟やアイトリア同盟を味方につけ、ギリシア本土に大挙進攻。
 翌197年、テッサリアのキュノスケファライの戦いに大勝利。イストミアの布告(196年)にてギリシア諸国の解放を宣言。ローマの威徳を大いに示し内外に人望を高める。
 アンティオコス大王との対決に副官として従軍。



エウメネス二世
 ペルガモン王国の国王。ギリシア文化を愛する文化人。大富豪。
 父アッタロス一世の路線を継承。強大化するアンティオコス大王に対抗すべくローマと友好条約締結、ロードス、アカイアとも同盟。
 アンティオコス大王の大軍を海陸に迎え撃つ。
 


テレクレス
 アテネの学園アカデメイアの学頭。
 当初は懐疑派(何事も疑う)に身を置くが、アルキメデスの死を間近に見た経験から、創設者プラトンの理想主義に回帰。国家のあるべき姿を徹底追求。
 スキピオの同窓。マニアケスとも知己。



エウダモス
 ロードス艦隊の司令官。冷静沈着な武将。
 アンティオコス大王の艦隊のエーゲ海侵入に対抗して神出鬼没の行動。



ポリュクセニダス
 アンティオコス大王配下の艦隊司令官。海軍を指揮。
 ロードス出身ながら、故郷ロードスの艦隊を容赦なく叩きのめす。
 大挙押し寄せるローマ、ロードス、ペルガモンの連合艦隊を迎え撃つ。



ドミティウス
 グナエウス・ドミティウス・アヘノバルブス。
 192年の執政官。
 フラミニヌスの推挙により、対アンティオコス戦の指揮官として登用される。陸戦の猛者。





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第12章アジアの章 登場人物紹介 (※年代は全て紀元前)



スキピオ
 プブリウス・コルネリウス・スキピオ。
 父の死後、スキピオ家当主となりヒスパニア遠征軍の指揮権を獲得(210年)。
 209年に新カルタゴ(カルタゴ・ノヴァ)を攻略。イリパ近郊にてジスコーネ率いる大軍を撃破しヒスパニア平定に成功。
 若干30歳で執政官に就任(206年)。アフリカ大陸に上陸し(204年)、シファクスとジスコーネの連合軍を大破(203年春)。
 アフリカに帰還したハンニバルとザマで決戦(202年)。激闘の末、大勝利を収める。
 ハンニバルと講和条約締結。勝利のもと終戦に導いた功績で「アフリカヌス」の称号を獲得。
 本編の主人公。





ハンニバル

 ハンニバル・バルカ。
218年、アルプス山脈を越えイタリアに進攻。イタリア全土を席巻するも、ファビウス、マルケルスらの反撃に次第に苦戦。イタリア南部に後退し防戦に徹する。
 本国政府の要請に応じイタリア撤退、アフリカに帰還。
 ザマの決戦に全てをカルタゴの命運を賭けて臨むが敗北。
 戦後は和平の道筋をつけた後、政界を引退。
 しかし、復興が明らかになるに従い、国政の矛盾が噴出。周囲より再登板の要請。
 国政改革にまい進するも、陰謀の魔手が忍び寄り、ある決断を下す。





マニアケス

 部族を滅ぼされた復讐にイベリア総督を暗殺。しかし、死の間際に総督ハシュドゥルバルに許され改心(221年)。ハンニバルに仕え密偵として活躍し始める。
 シラクサ争奪戦の敗北後(212年)、ヒスパニアに渡りジスコーネのそばにあって奮戦。ジスコーネと共にアフリカ大陸へ。シファクス、ソフォニスバの死後、再びハンニバルの許へ舞い戻り、ハンニバルと共にザマ決戦に臨む。
 戦後は、ハンニバルと共に和平に尽力。ローマに特使として赴く。
 講和条約の発効を見届け、カルタゴに帰国。
 


フィリッポス五世
 アンティゴノス朝マケドニア国王。 
 前王アンティゴノス三世を継ぎギリシアの覇者。内政において権力を自己に集中。アラトスら賢臣を次々粛清。
 アレクサンドロス大王の後継者を自負。東方への勢力拡大を企み、ペルガモン、ロードスなどの有力諸国と抗争。
 カルタゴに勝利し強大となったローマとの間で緊張が高まる。



アンティオコス三世
 セレウコス朝シリア国王。

 兄セレウコス三世が暗殺されたため思いがけず王位を継承。
 宮廷内の権臣の跋扈、王族アカイオスの反旗、メディア総督の反乱、パルティアやバクトリアなど諸国家の離反に苦しむ。
 しかし、宮廷を一新。粘り強く権力闘争に勝ち、反乱勢力にも勝利。
 アレクサンドロス大王以来の「大王(メガス)」の権威獲得のため、東方遠征を開始。メディア(現イラン)、バクトリア(現アフガニスタン)、そしてインドを目指す。

 
 
プトレマイオス四世
 プトレマイオス朝エジプト国王。
 最盛期を築いた父プトレマイオス三世を継承。しかし、酒宴遊興に耽り、政治を臣下に任せたため、宮廷は混乱。有力家臣は見限り、アンティオコス三世に続々寝返る。
 コイレ・シリア(現パレスティナ)の領有権をめぐりアンティオコス三世と対立。その大軍の侵略を招く。その時、意外な行動に出る。



カトー
 マルクス・フォルキウス・カトー。
 雄弁家。平民ながら、伝統を固守する保守政治家として名を馳せる。
 旧来の伝統復活を求め、ギリシア化を推進容認するスキピオ派と対立。
 カルタゴ国家存続に反対。ハンニバルの再登板の動きに警戒。狡猾な策を巡らす。



フラミニヌス
 ティトゥス・クインクティウス・フラミニヌス。
 野心満々の青年。
 198年、30歳の若さで執政官に就任。ギリシア遠征軍の指揮権を獲得。
 ギリシア世界からアジアに勢力を振るうフィリッポス五世と対決。縦横無尽の大活躍。



アッタロス一世
 ペルガモン王国の国王。ギリシア文化を愛する文化人。大富豪。
 侵略繰り返すガラティア(小アジアのガリア人勢力)を撃破し、「ソーテール(救済者)」と讃えられる。
 アカイオスの侵略に抵抗。王国の独立を保持すべく、アンティオコス三世と同盟。対アカイオス作戦に参加。
 強大化するマケドニアに対抗すべく、ローマと同盟し、反フィリッポス包囲網構築に奔走。
 


アカイオス
 セレウコス朝の王族。アンティオコス三世の母の弟。
 セレウコス三世のペルガモン討伐途上、王が暗殺された際、軍の指揮権を継承。そのまま小アジアの支配権を獲得。アンティオコス三世からも統治権を認められるも、野心が高じ、プトレマイオス王家と同盟し、その後ろ盾で王位を主張。
 帝国再統一を目指すアンティオコス三世と激突。
 


アガトクレス
 プトレマイオス朝に仕える将軍。
 妹アガトクレイアをプトレマイオス四世の側室とし、絶大な権力を獲得。スパルタ王クレオメネス三世や、王弟マガスを粛清(第1章)。宰相ソシビオスと共に政治を専断。武権を掌握。
 王と共にアンティオコス三世との戦いに臨む。
 四世の死後、摂政となり位人臣を極め、エジプト王国を差配。だが、母オイナンテや妹ら一族の横暴に栄華は急転。



アポロパネス
 アンティオコス三世の侍医。
 権臣の専横に王家の先途を憂え、王に宮廷の一新を進言。
 若き王の信任を獲得。重く用いられ、王朝の戦略を下問される。
 外部からの人材登用を進言。



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第11章ザマの章 登場人物紹介 (※年代は全て紀元前)

スキピオ
 プブリウス・コルネリウス・スキピオ。
 父の死後、スキピオ家当主となりヒスパニア遠征軍の指揮権を獲得(210年)。
 209年に新カルタゴ(カルタゴ・ノヴァ)を攻略。翌208年にバエクラでハンニバルの弟ハシュドゥルバルの軍を撃破。206年春、イリパ近郊にてジスコーネ率いる大軍を破り、ヒスパニア平定に成功する。
 若干30歳で執政官に就任(206年)。遠征軍指揮官としてアフリカ大陸に上陸を果たし(204年)、コルネリア要塞を建設。カルタゴ本国を脅かす。
 ヌミディア王シファクスとの和戦の駆け引きの末、ウティカ近郊で、シファクスとジスコーネの連合軍を大破(203年早春)。さらに、大平原に追撃し、壊滅せしめる(203年春)。
 一旦、和平の運びとなるも、ハンニバルのアフリカ帰還により事態は急変。
 ハンニバルとの対決迫る。
 本編の主人公。






ハンニバル

 ハンニバル・バルカ。
 アルプス山脈を越えイタリアに進攻。連戦連勝し、イタリア全土を席巻。
 しかし、ファビウス、マルケルスらの反撃に次第に苦戦。イタリア南部に後退。
 弟ハシュドゥルバルとの合流に期待するも、その弟はメタウルス(207年)で戦死。
 以降、劣勢ながらも強力な統率力で味方をまとめ続けるも、半島南端のブルッティウム地方(現カラーブリア)の都市クロトンに撤退。防戦に徹する。
 ジスコーネとシファクスの敗北に動転した本国政府の要請に応じ、イタリアから撤退、アフリカに帰還。
 スキピオとの対決に臨む。





マニアケス

 部族を滅ぼされた復讐にイベリア総督を暗殺。しかし、死の間際に総督ハシュドゥルバルに許され改心(221年)。ハンニバルに仕え密偵として活躍し始める。
 シラクサ争奪戦の敗北後(212年)、ヒスパニアに渡りジスコーネのそばにあって奮戦。ジスコーネと共にアフリカ大陸へ。シファクスとの同盟、ローマに対する反攻に邁進。
 しかし、ウティカであえなく敗戦。ソフォニスバを守るため尽力した後、再びハンニバルの許へ舞い戻る。ハンニバルと共に決戦に臨む。
 




ジスコーネ
 開戦当初、対ローマ戦に反対するも、バルカ党との政争に敗れ、政治の表舞台から去る。 
 ハンニバルの推挙によりヒスパニア軍司令官となり、バエティス川上流で父スキピオ、グナエウス兄弟率いるローマ軍を滅ぼす(211年)。しかし、イリパの戦いでスキピオの巧妙な隊列指揮により惨敗。ヒスパニアを喪失(206年)。
 アフリカに戻り、妹ソフォニスバを与えマサエシュリ王シファクスと同盟締結。一度は、アフリカで圧倒的な勢力を回復するも、ウティカ、大平原の戦いに敗北。ついに失脚(203年)。
 その後、謹慎を装い、ローマとの講和を図り再び奔走するが…。



ラエリウス

 解放奴隷の青年。平民の英雄フラミニウスに引き立てられる。スキピオの親友。
 スキピオと共にシラクサ攻防戦で活躍。次第に武人としての地歩を固めていく。
 スキピオがヒスパニア遠征軍の指揮官に選出された後、筆頭副官として同行。スキピオの腹心として、先鋒の大将としてバエクラ、イリパで大活躍。
 アフリカ遠征にも同行。ウティカ、大平原の戦いで指揮官として大活躍。敵の大将シファクスを捕える大功を上げる。
 ウティカ戦の前に生き別れた姉の生存と正体を知り葛藤する。
 
 

ミルト
 元マニアケス配下の密偵。カプア失陥(211年)の時にハンニバル軍を脱走。
 ローマでラエリウスと出会い、市井の女として暮らし始める。しかし、夫ラエリウスがスキピオに従ってヒスパニア遠征に向かうことになり、再び密偵になることを決意。スキピオの目と耳となった。
 かつての主人マニアケスと対峙。ヒスパニアで暗闘を繰り広げる。
 アフリカでは相手の出自を知り、真情に触れ、愛憎を超えた感銘を覚える。



ソフォニスバ
 ジスコーネの異父妹。ジスコーネが父代わりとなって育てる。
 ハンニバルやジスコーネがヌミディア騎兵を得るため、マッシュリ王子マシニッサに嫁いでいたが、マッシュリ王国の内紛の最中、兄ジスコーネの差し金で連れ去られマサエシュリ王シファクスとの結婚を強いられる。
 ローマ対カルタゴ、マッシュリ対マサエシュリ、諸国興亡の瀬戸際に政略の具として翻弄されるも、自分の生きる道と真実の愛を必死に探し求め続けた。



マシニッサ
 マッシュリ王国(東ヌミディア)の王。
 当初、カルタゴの同盟者としてヌミディア騎兵軍団を率いてヒスパニア来援。イリパ敗戦後、スキピオに許されて以降、カルタゴ軍から離脱。
 ジスコーネの計略により祖国マッシュリを追われるが、スキピオと同盟し、その傘下の武将としてウティカ、大平原の戦いに活躍。マッシュリ王位を奪還。さらにはシファクスを追撃。アフリカ大陸に巨大な王国を建設する。
  
  

セルギウス(ハンノン)
 新カルタゴの娼館の主。元はハンニバルの父ハミルカルに仕えたリュビア人傭兵。
 スキピオの新カルタゴ攻略に協力して以降、彼の政治顧問、密偵として活躍する。
 マシニッサを許す寛容に感動し、スキピオのアフリカ遠征にも随行。
 スキピオより「セルギウス」の名を与えられ副官となる。
 東奔西走し、スキピオの戦略の要として活躍。



ハンノン
 カルタゴの最高官スフェスであった父ボミルカルの権威を受け継ぐ名家の出。
 ハンニバルのイタリア遠征に従軍。部将として活躍した後、ハンニバルの指示により本国政府の押さえとして帰国。
 ジスコーネ失脚後、カルタゴ政治を主導。和平に強硬に反対し、決戦を主張。




アルケラオス
 シファクス王の執事。ギリシア人。
 傭兵の乱の指導者マトスの副官であったが、マサエシュリに逃れ、重臣に取り立てられる。
 シファクスの野望に己の野望を重ね、様々な策謀を巡らすも、ウティカ、大平原で敗北。
 主君シファクスがローマ軍に捕らえられ、行方をくらましていたが…。



ハンニバル船長
 元は漁師出のハンニバルの密偵。ハンニバルの命を冷徹に執行する。
 しかし、敵将マルケルスの遺骨をローマの遺族に届ける際、世の無常を忽然と悟り、ハンニバル軍から離脱。
 武の道を捨て商人となっていたが、いつの間にかカルタゴ本国に戻り、元老院議員となる。
 和平のため重要な役目を果たすことに。



クサンティッペ
 ギリシア人の女奴隷出身のハンニバル軍密偵。
 ハンニバルの副官ハミルカルと恋に落ちる。一人の女として生きる希望と、夫の栄光に生きる願いの狭間に悩み悶える。


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第10章アフリカの章 登場人物紹介 (※年代は全て紀元前)


スキピオ
 プブリウス・コルネリウス・スキピオ。
 211年父スキピオの戦死後、スキピオ家の当主となる。
 210年にヒスパニア遠征軍の指揮権(インペリウム)を獲得するや機略縦横に活躍。
 209年にヒスパニアの首都新カルタゴ(カルタゴ・ノヴァ)を急襲し、一夜にてこれを攻略すると、翌208年にバエクラでハンニバルの弟ハシュドゥルバルの大軍を撃破。
 だが、ヒスパニア司令官ジスコーネの調略にてイベリア人が離反、一転劣勢に追い込まれる。
 206年春、寡勢のままイリパ近郊に進出。迎え撃つジスコーネ率いる大軍を、隊列旋回、左右両翼からの波状攻撃で撃破。敗走する敵を追撃し、ヒスパニア平定に成功。
 イリパ戦後マシニッサとの会談に臨む。アフリカ大陸進攻を睨み動き出す。
 本編の主人公。






ハンニバル

 ハンニバル・バルカ。
 アルプス山脈を越えイタリアに進攻。連戦連勝し、カンネーの地でローマ軍を包囲撃滅。カンパニア地方からシチリア一帯に勢力拡大。
 が、ファビウス、マルケルスらローマ軍の反撃に遭い、次第に苦戦。ローマ近郊に押し寄せたり、グラックスやマルケルスを討ち取るも、イタリア南部に後退のやむなきに至る。
 以降、持久戦に転換し、戦力補給のため来援する弟ハシュドゥルバルとの合流を期待するも、そのハシュドゥルバルはメタウルスの戦い(207年)でネロ率いるローマ軍と激戦の末に戦死。
 以降、強力な統率力で味方をまとめ続けるも、半島南端のブルッティウム地方(現カラーブリア)に撤退し、防戦に徹する。趨勢の転換と戦機をひたすら待ち続ける格好に。






マニアケス

 イベリア総督ハシュドゥルバルを弑逆するも、死の間際にハシュドゥルバルに許され改心。ハンニバルに仕え密偵として活躍し始める。
 シラクサ争奪戦においてアルキメデスの取り込みに成功するも、シラクサ統治を巡る対立、疫病の蔓延もあり味方の結束が乱れ、マルケルス率いるローマ軍の攻撃によりシラクサを喪失。
次にヒスパニアに向かい、ジスコーネの側にあって尽力するも、スキピオの機略の前に後手に回り続け、イリパで一敗地にまみれる。
 ジスコーネと共にアフリカ大陸へ。草原の覇者シファクスとの同盟を図り、ローマへの反攻態勢を急速に整えていく。
 



ジスコーネ
 当初対ローマ開戦に反対し、バルカ党との政争に敗れ、一旦は政治の表舞台から去る。 
 イベリア・ヒスパニア戦線での劣勢に伴い、ハンニバルの推挙により軍司令官となる。
 イベリアに赴くや、劣勢の味方を立て直し、離間の計を施しイベリア人諸族を内応させ、バエティス川上流で父スキピオ、グナエウス兄弟率いるローマ軍を滅ぼしてしまう。
 かつての同窓スキピオとの対決を迎え、三方より攻め寄せる作戦を立てるも、新カルタゴを急襲で失い、バエクラでも自身駆けつける間も無く敗北。
 そこで、得意の調略によりスキピオに対し優位に立つも、イリパの戦いではスキピオの巧妙な隊列指揮により惨敗。ヒスパニアを失うことに。
 イリパ戦後、ヒスパニアを離れてアフリカに戻り、マサエシュリ王シファクスとの同盟締結に邁進する。態勢の立て直しに努め、来るスキピオとの対決に備える。



ラエリウス

 解放奴隷の青年。平民の英雄フラミニウスに引き立てられる。スキピオの親友。
 属していたグラックス軍団の消滅後、スキピオと共にシラクサへ潜行。シラクサ攻防戦で活躍。次第に地歩を固めていく。
 スキピオがヒスパニア遠征軍の指揮官に選出された後、筆頭副官として同行。スキピオの腹心として、先鋒の大将としてバエクラ、イリパで大活躍する。
 その過程で、失われた記憶を取り戻していく。
 
 
ミルト
 元マニアケス配下の密偵。カプア失陥(211年)と共にハンニバル軍を脱走。
 愛するタウレアの最期を見届けた後、ラエリウスと暮らし始める。
 市井の女として生きることを誓うも、夫ラエリウスがスキピオに従ってヒスパニア遠征に向かうことになり、再び密偵になることを決意。
 新カルタゴ攻略の糸口を探し当てるなど、常にスキピオの目と耳となった。



ソフォニスバ
 ジスコーネの異父妹。ジスコーネが父代わりとなって育てる。
 ハンニバルやジスコーネがヌミディア騎兵を得るため、マッシュリ王子マシニッサに嫁いでいたが、マッシュリ王国の内紛で、兄ジスコーネの差し金で連れ去られてしまう。
 ローマ対カルタゴ、マッシュリ対マサエシュリ、諸国興亡の瀬戸際に政略の具として翻弄されるも、自分の生きる道を必死に探し求め続けた。



マシニッサ
 マッシュリ王国(東ヌミディア)の王子。ガイア王の子。
 カルタゴとの同盟に基づいて、ヌミディア騎兵軍団を率いてヒスパニアに来援。
 ジスコーネと共に計り、父スキピオ率いるローマ軍を殲滅するも、イリパの戦いで惨敗し、スキピオの大軍に包囲されてしまう。
 最期を覚悟するも、スキピオの呼びかけに応じて土壇場で会談。盟約を結ぶことを約束して、部下共々解放される。



シファクス
 マサエシュリ王国(西ヌミディア)の王。マシニッサのマッシュリ王国とは犬猿の間柄。
 イリパの戦後、相次いで協力を求めるカルタゴ、ローマ両国を天秤に架け、全ヌミディア支配の野望を実現するため虎視眈々動き出す。
 
  

ハンノン
 新カルタゴの娼館の主。元はハンニバルの父ハミルカルに仕えたリュビア人傭兵。
 スキピオの新カルタゴ攻略に協力して以降、彼の政治顧問、密偵として活躍する。
 マシニッサを許す寛容に感動し、スキピオのアフリカ遠征にも随行することに。




アルケラオス
 シファクス王の執事。ギリシア人。
 傭兵の乱の指導者マトスの副官。マサエシュリに逃れて、重臣に取り立てられる。
 主シファクスの野望に己の野望を重ね、様々な策謀を巡らす。
 ジスコーネと衝突。




カトー
 マルクス・フォルキウス・カトー。
 身分はプレプス(平民)ながらローマの法や伝統を重んずる保守派として活躍。パトリキ(貴顕)のクラウディウス・ネロに重用される。
 スキピオの破天荒な振る舞いに嫌悪を覚え、次第に対立することに。




マゴーネ
 ハンニバルの弟。ジスコーネと共にヒスパニア・カルタゴ軍の指揮をとる。
 イリパでスキピオに敗れて後はガデスに逃れ、再起を図るべく、商人や神殿などから資産を接収し、大いに反感を買う。
 その後、艦隊を率いて海上を進み、ハンニバルを支援すべく、次なる戦場を求める。




アンドバレス
 イベリア人。イルルゲテス族の王。
 はじめハンニバルに服従し、その後父スキピオに敗れて後はローマに服すが、さらにジスコーネの調略により父スキピオを裏切り、バエティス川でローマ軍を壊滅させる。
 スキピオが新カルタゴ攻略し、王家の子女が保護されると、一族従え降伏して来る。
 だが、イリパの戦い前後から、再び反逆の気分に囚われ、ローマ軍内の不満分子を煽り立てる。


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第9章ヒスパニアの章 登場人物紹介

 スキピオ
 プブリウス・コルネリウス・スキピオ。
 年齢制限の慣例を破り按察官選挙に出馬し当選。旧来の貴顕の規範を無視して破天荒に政策を打ち出していく。
 紀元前211年父スキピオの戦死後、スキピオ家の当主となる。
 紀元前210年若干25歳でヒスパニア遠征軍の指揮権を望み、ファビウスらの反対に遭うも、指揮権を獲得。ラエリウス、ヘレンニウスら知友と共にイベリアに向かう。
 本編の主人公。






 ハンニバル

 ハンニバル・バルカ。
アルプス山脈を越えイタリアに進攻。連戦連勝し、カンネーの地でローマ軍を包囲撃滅。カンパニア地方からシチリア一帯に勢力拡大。
 が、ファビウス、マルケルスらローマ軍の反撃に遭い、次第に苦戦の様相に。
 計を用いてグラックスをルカニアの地で討ち取るも、シラクサは攻防の末に陥落。ローマに進撃し勝利を重ねるも、一大拠点のカプアも陥落(紀元前211年)。
 イタリア全土を蹂躙するも、次第にイタリア南部に後退。
 積極的な作戦を自重し、ヒスパニアの戦局を睨み、持久の戦術に転換する。






 マニアケス

 イベリア総督ハシュドゥルバルを弑逆するも、死の間際にハシュドゥルバルに許され改心。ハンニバルに仕え密偵として活躍し始める。
 シラクサ争奪戦においてアルキメデスの取り込みに成功。が、シラクサ統治を巡る対立、疫病の蔓延もあり結束が乱れる。マルケルス率いるローマ軍の総攻撃によりシラクサを喪失。
 ハンニバルの許に舞い戻り、乾坤一擲のローマ進軍を敢行するも奏功せず。
戦局の焦点となったヒスパニアに向かい、ジスコーネの側にあって智謀の限りを尽くす。
 




 ジスコーネ
 当初対ローマ開戦に反対するも、バルカ党との政争に敗れ、一度は表舞台から去る。 
 イベリア・ヒスパニア戦線での劣勢に伴い、ハンニバルの推挙により軍司令官となる。
 離間の計を施し、父スキピオに味方するイルルゲテス族を内応させることに成功。バエティス川上流で、父スキピオ率いるローマ軍を潰滅する。
 ここに、アカデメイアの同窓スキピオとの対決を迎える。



 ラエリウス

 解放奴隷出の青年。亡き平民の英雄フラミニウスに引き立てられる。
 属していたグラックスの奴隷軍団の消滅後、スキピオと共にシラクサへ潜行。シラクサ攻防戦で活躍。次第に地歩を固めていく。
 スキピオがヒスパニア遠征軍の指揮官に選出された後、筆頭副官として同行することに。
 
 

 ミルト
 マニアケス配下の密偵で、謀を用いカプアの主将タウレアの愛人となるも、真実愛され良心に苦悶する。
 カプア失陥と共にハンニバル軍を抜ける。
 タウレアの最期を見届けた後、不思議な縁を経てラエリウスと暮らし始める。
 市井の女として生き始めるも、夫ラエリウスがスキピオに従ってヒスパニア遠征に向かうことになり、再び密偵になることを決意。



 マシニッサ
 マッシュリ王国(東ヌミディア)の王子。ガイア王の子。
 カルタゴとの同盟に基づいて、ヌミディア騎兵軍団を率いてヒスパニアに来援。
 ジスコーネと共に計り、父スキピオ率いるローマ軍を殲滅。
 ヒスパニア・カルタゴ軍の一翼を担う。




 ハシュドゥルバル
 ハンニバルの弟。
 当初ヒスパニア・カルタゴ軍の総司令官を務めていたが、父スキピオ率いるローマ軍との戦いに劣勢となり、ジスコーネに取って代わられる。
 雪辱に燃え、父スキピオの後任のネロ率いるローマ軍に向かうも、またも一敗地に塗れる。
 兄の信頼を取り戻すべく一軍を率いてイベリア各地を転戦し、スキピオと対決。
 さらに、ハンニバルを救援すべくピュレネを越えガリアへ。大勢力となってイタリアに襲来する。
 


 ハンノン
 新カルタゴの娼館の主。
 色町の顔役として、新カルタゴ政府の高官にも影響力を持つ。
 様々な訳ありの人間の面倒を見て来た彼の許に、一人の女がやって来る。

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