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主な登場人物紹介
第2章カルタゴの章
プブリウス
ローマの名門スキピオ家の長子。
スパルタ王クレオメネスと別れた後、アカデメイアに戻り、学業に専念する。
そこで、カルタゴから訪れた留学生らと知り合う。
本編の主人公。
ジスコーネ
カルタゴの名家の子。
アカデメイアに留学生としてやって来る。軍指揮官として嘱望されるも、地中海世界の平和を強く希求する。
鷹揚な性格でプブリウスと親しくなる。
ハミルカル
カルタゴの将軍。バルカ家の当主。
対ローマ戦争(第一次ポエニ戦争)の終盤、変幻自在の采配を振るいローマ軍を苦しめる。その後、全権大使としてローマと講和条約を締結し、戦後処理に当たる。
ハンノンら内地派と対立する海外派の党首。
傭兵の乱において、カルタゴ全軍の総指揮をとり、祖国滅亡の危機に立ち向かう。
マトス
リュビア人の傭兵。
ハミルカルの部下であったが、対ローマ戦後のカルタゴ本国の混乱に乗じ、給与の未払いに不満を抱くリュビア人を扇動。民族独立を大義に反旗を翻す。
傭兵軍を率い、瞬く間に大陸に勢力を拡大。
巨大な勢力の総帥として、かつての主人ハミルカルとの対決に臨む。
ナラヴァス
遊牧の民ヌミディア民族(マッシュリ人)の大貴族。
当初、傭兵軍に味方するため来援したものの、意外な行動に出る。
世界最強の騎兵軍団を率い、大陸を舞台に縦横無尽に活躍。
スペンディオス
ローマ支配下のカンパニア出身の奴隷。
自由を求め逃亡し、傭兵としてカルタゴ軍に身を投じる。ハミルカル指揮下の軍にあって、対ローマ戦で奮戦する。
戦後、ローマへの強制送還を恐れ、マトスと共に反乱を主導。傭兵軍の司令官の一人となる。ハミルカルと対決。
ハンノン
カルタゴの政治家。軍人。
内地派の党首。大ハンノンと尊称される。海外派の党首ハミルカルと対立。
帰還した傭兵らに傲岸な態度をとり、暴発のきっかけを作ってしまう。
当初、傭兵軍討伐の司令官に任じられるが、連戦連敗。
軍才・信望に乏しいが、後方を支える任務に手腕を発揮する。
カトゥルス
ローマの政治家。執政官。
対カルタゴ戦最終盤に、シチリアのローマ軍の総指揮に当たる。
疲弊する味方を鼓舞。士気を高め、優勢に戦いを進めていく。
任期の終りに、全艦隊を率いてカルタゴ艦隊との大海戦に臨む。
戦後、対カルタゴ講和条約のローマ側全権大使としてハミルカルと交渉する。
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