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私としたことがうっかりした。定年になってからヴァレンタイン・デーに職場で義理チョコをいただく機会がなくなったからであろう。昨日は世界の菓子業界から注目されている日本のホワイト・デーであった。これが世界に普及すれば、日本の商業主義もすてたものではない。
格式の高い、権威のあるブリタニカ white day と入力しても何も出てこないし、エンカルタでも出てこない。まだ権威を確立してはいないが、もうすこし動きのはやいフリーのエンサイクロペディアである Wikipedia の日本語版や英語版では完成度の高い記事が書かれている。ドイツ語版でも Weißer Tag として内容は似たり寄ったりだが、かなり詳しい記述がある。フランス語版ではまだ未完成であり、詳細な記事を募集中である。フランス語にこだわるフランスの百科事典もまだ white day である。いずれ jour blanc とでも訳され、詳しい記事が書かれるだろう。香水やらバッグ等で日本の女性をねらってきたフランス系の会社のマーケッティング担当者、この日を意識して日本いやアジアの男性もターゲットにしなければいけない。
この慣習は韓国、台湾では定着しておるが、言葉の関係でこの商戦の様子は私にはうかがい知れない。ただ旧漢字文化圏で今はローマ字を使っているヴェトナムのホワイト・デーがグーグルでヒットした。皆目分からないが、14という数字とvalentine と言う文字があったので、画面を見ていたら、Englishというボタンがあったので、押してみたら、いろいろプレゼントが出てきた。平均30ドルぐらいであろうか、結構いいお値段である。台湾や中国のヤフーをブラウズする語学力がないが、そのうちに見つかるであろう。
http://www.vneshop.com/shopping.php?category=159&rand=633122109
結局ヴァレンタイン・デーに女性が男性にプレゼントし、ホワイト・デーにお返しするという慣習は、儒教精神が根強いアジアの国に限られ、ヴァレンタイン・デーに両性が贈り物を交換してしまう西欧の国ではこの習慣は定着するはずがないと思っていた。ところが Wikipedia によれば、アメリカでこの習慣が流行り始めているという。アメリカの男性は年に二回もプレゼントしなくてはならいことになる。チョコレートやら香水等のギフト産業のマーケティング担当者がねらっているのはアジアの男性だけではないようである。
後記:アメリカでの流行の兆しについての Wikipedia の記事を疑問視する声もある。アメリカ在住の日本人学生か、アニメをはじめ、日本の「文化」ならなんでも学習し実践しようというニッポン・オタクに限定された慣行ではないかという意見もある。
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