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Süßer Mai
Süßer Mai, du Quell des Lebens,
bist so süßer Blumen voll.
Liebe sucht auch nicht vergebens,
wem sie Kränze winden soll
Sweet May
Sweet May, the source of life,
You are with so sweet flowers rife.
Love does not seek in vain for whom
She should twine a wreath with blooms.
うるわしき五月
うるわしき五月よ、命のいずみよ
なんじはうるわしき花にかこまれり
愛はむなしく花の冠を
あむべき人を求めることなし
Süßer Mai, mit Blumenglocken
Läutest du das Fest mir ein
Ich bekränze ihre Locken,
Will ein frommer Gast auch sein.
Sweet May, Let a flower bell
Ring for my banquet.
I will wreathe her ringlet
If a faithful guest wishes us well.
うるわしき五月!花のつり鐘を
私のうたげに鳴らしておくれ
まことな客が私たちの幸せを祈ってくれたら
彼女のまき毛に花の冠をのせよう。
Süßer Mai, zum Liebesmahle
Trägst du Blumenkelche ein
Blütensäulen stehn im Saale
Drüber wölbt sich Sonnenschein.
Sweet May, at love banquet
Bring flower cups to us all.
Flower pillars stand in the hall
Over there is sunshine-arch ornate.
うつくしき五月よ!愛のうたげでは
花のさかずきを持ってきておくれ
花の柱はうたげの間に立ちならび
上にあるは華やかなる陽の光のアーチ
ブレンターノの詩はまだ続く。これまでの訳も怪しげであり、かならず誤訳があるであろう。英訳も安易な韻にたよった。だれかが作曲しておれば英文の訳があるのだが。今日はここまでにしよう。
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ドイツの冬は日本の冬よりはるかに厳しく長いのでしょうね。多分夜も長いはず。ですから花がいっせいに咲き出す5月の美しさ、それを見る喜びも大きいのだと思います。そんな思いが詩から伝わってきます。
2006/5/16(火) 午後 3:52
緯度の高いところで生活したことがありますが、一日一日と日が長くなっていきます。今回は大変です。この頃のドイツの広報誌などでは、写真にある「五月の鐘」というのでしょうか、Maiglockenn とブレンターノの詩がハイネの「五月」と並んでよく載っているんですが、あまりにポピュラーで大学の文学部で講義されるような詩ではないので講義録等を探せなくて困っています。花からカップや鐘を連想して作り上げた恋愛詩でもあり自然詩でもあるのでしょうが。
2006/5/16(火) 午後 11:38 [ fminorop34 ]