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Seven Times One. – Exultation
There's no dew left on the daisies and clover,
There's no rain left in heaven;
I've said my "seven times" over and over,
Seven times one are seven.
I am old, so old, I can write a letter;
My birthday lessons are done:
The lambs play always, they know no better;
They are only one times one.
O moon! in the night I have seen you sailing
And shining so round and low;
You were bright! ah, bright! but your light is failing,--
You are nothing now but a bow.
You moon, have you done something wrong in heaven
That God has hidden your face?
I hope if you have, you will soon be forgiven,
And shine again in your place.
O velvet bee, you're a dusty fellow,
You've powdered your legs with gold!
O brave marsh marybuds, rich and yellow,
Give me your money to hold!
O columbine, open your folded wrapper,
Where two twin turtle-doves dwell!
O cuckoopint, toll me the purple clapper
That hangs in your clear green bell!
And show me your nest with the young ones in it;
I will not steal them away;
I am old! you may trust me, linnet, linnet,--finch
I am seven times one to-day.
Jean Ingelow
7かける1 わーい
デイジーにもクローバーにも露はのこっていなかったし、
空には雨も残っていなかったわ。
わたしは7かけるをくり返した、
7かける1は7よ。
わたしは大きくなったし、字だってかけるのよ、
お誕生日のお祈りもすませたわ。
こひつじはいつも遊んでいてなにも知らないわ、
こひつじは1かける1は1なの。
夜のお月さま、あなたが空を行くのをみました、
まんまるで空をひくく行くのをみました。
すごくきれいに輝いていたのに、小さくなっていきましたね、
今では弓のようになりました。
ねえお月さま空でなにかわるいことをして.
神さまがあなたの顔をかくしてしまわれたの?
そうだとしたら、はやくゆるしていただいて
いつものところでかがやいてほしいわ。
ビロードのはちさん、あなたは粉まみれね、
あなたの足は金でまみれてるわ。
すてきなマリゴールドさん、きいろいお金持ちさん、
お金をためていないで、わたしにもちょうだいよ!
オダマキさん、へやぎをきていないで
ふたごの小ばとが住んでいるところでは!
ミズバショウさん、みどりのカネの先にある
きれいな舌を鳴らしてちょうだい。
小鳥のいる巣のなかをのぞかせてちょうだい、
小鳥をとったりはしないから。
わたしはおおきいんだから、しんじて、ベニスズメさん、
わたしは今日7かける1になったのよ。
ジーン・インゲロー
私の暦のブログを作成する上でよく利用するエディス・ホールデンの絵本に書き込みがあるジーン・インゲローの「7かけるシリーズ」の最初の詩である。インゲローはビクトリア朝イギリスで非常に人気のあった女流作家であり、エディスも女流作家をひいきにしていたから、よく絵本に登場する。この女性の「7かけるシリーズ」は、今でも人気があるが、文学史上重要な作品ではない。簡単でネイティブには注釈を要しないのだろうか。まったく見あたらない。ただ今月が7月という語呂から「7かけるシリーズ」を取り上げた。このシリーズ「7かける7」まで続く。
たしかに簡単な詩であるが、困るのは植物や動物の名前である。ヨーロッパにはいても、アジアではなじみではなく、生物学者にはわかっていて生物学上の立派な名前が付いていても訳詞としては不適切な場合が多い。
Cuckoopintとか linnetである。辞書にあるヨーロッパアルムとかムネアカヒワと訳すことはできない。日本の学者の命名であろう。写真等をみてミズバショウとかベニスズメとかでごまかしたが、いかがであろう。
鐘状の Cuckoopint の舌は原作では purple になっている。purple は韻文には使い道のない語である。無理して行の最後尾に持ってくるくることはまずありえない。だから Cuckoopint の舌は紫か深紅の色なのだろう。これを形態状の類推からミズハショウと訳した。はたして舌が purple のミズバショウがあるのかどうか。日本では黄色ではないのか心配である。
後者にかんしてだが、もしフィンチという名前が日本語になっているならば、それでもいいと思う。動植物にまったく無知な私には定見がないのでご批判を仰ぎたい。
詩の韻の構造はきれいである。
(a,b,a,b),(c,d,c,d),(e,f,e,f),(g,h,g,h),(i,j,i,j),(k,l,k,l),(m,n,m,n)
前回のハーリックの詩より長いが、構造は同じである。
高貴:ジーンのシリーズかなり花が出てくるようである。それで私が一番悩んだ Cuckoopint そのものかどうか知らないが、ウィキペディアで検索して登場した写真の一番きれいな花に差し替えることにした。ジーンはこれを鐘にたとえたのであろう。西洋の鐘は巨大な鈴である。鈴の中に入っているのを clapper で日本語では舌というのをはじめて知った。マリゴールドはまた別の機会に使えそうである。7月8日10:00
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とても可愛い詩ですね。お蔭様で、だんだんそこに目が行くようになってきました。ミズバショウは白だと思っていました。名前は処によって変わるので難しいですね。どうして「7」シリーズなのでしょう。いろいろと疑問がでてきます。
2006/7/8(土) 午前 2:37
お節介かも知りませんが、私はブリタニカよりウィキペヂアを愛用しています。http://en.wikipedia.org/wiki/Main_Page でフリー・百科のウィキペヂア英語版のメインページに行きます。ブック・マークしておくと便利です。私が今問題にしているのは、Cuckoopintですのでこの単語をコピーして、ウィキペヂアの左側にある search 欄にペーストします。そして GO をクリックします。私にはミズバショウ風の植物が出てきました。ジーンがはじめてかどうかしりませんが(西洋の)鐘にたとえたのは了解しました。
2006/7/8(土) 午前 6:49 [ fminorop34 ]
ただ英語で難しい学術用語で書いてありますので、日本語で解説をみたいのです。Cuckoopintで検索したページから左をみると日本語というのがあります。そこをクリックすると日本語であります。ミズバショウという言葉がありましたのでそれに飛びついたのです。ただ気をつけなければいけないのは里芋科のアンスリウムというのが出てきました。これはミズバショウと親戚なのでしょうが、赤に黄色の舌の花で生け花につかわれる写真が出てきました。
2006/7/8(土) 午前 7:11 [ fminorop34 ]
ジーンがみた鐘状で舌が深紅か紫の花ではありません。そこで日本語以外に選択できますのでクリックしていきいきますと色んな写真が出てきます。私の貧しい語彙からミズバショウを選んだのです。もちろん日本人からするとミズバショウは白でなかに黄色?の舌があります。ジーンの花にぴったりの花にはお目にかかれませんでした。
2006/7/8(土) 午前 7:13 [ fminorop34 ]