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Seven Times Three. – Love
I leaned out of window, I smelt the white clover,
Dark, dark was the garden, I saw not the gate;
"Now, if there be footsteps, he comes, my one lover,--
Hush, nightingale, hush! O sweet nightingale, wait
Till I listen and hear
If a step draweth near,
For my love he is late!
"The skies in the darkness stoop nearer and nearer,
A cluster of stars hangs like fruit in the tree,
The fall of the water comes sweeter, comes clearer:
To what art thou listening, and what dost thou see?
Let the star-clusters grow,
Let the sweet waters flow,
And cross quickly to me.
"You night-moths that hover where honey brims over
From sycamore blossoms, or settle or sleep;
You glowworms, shine out, and the pathway discover
To him that comes darkling along the rough steep,
Ah, my sailor, make haste,
For the time runs to waste,
And my love lieth deep,--
"Too deep for swift telling; and yet, my one lover,
I've conned thee an answer, it waits thee to-night."
By the sycamore passed he, and through the white clover,
Then all the sweet speech I had fashioned took flight;
But I'll love him more, more
Than e'er wife loved before,
Be the days dark or bright.
Jean Ingelow
今回の詩の構造は少し変わっている。1詩節が7行である。最初の4行は彼女が7x1と7x2と同じ構造になっている。よくあるのは残りの3行を同じ韻で締めくくるのだが、2行同韻で、最後の行は4行目と同韻にしてある。
(a,b,a,b,c,c,b)(d,e,d,e,f,f,d)(g,h,g,h,i,i,g)(j,k,j,k,l,l,k)
7かける3 − 恋
窓から身を乗り出して、私はホワイト・クローバーの香りをかぐ、
庭は真っ暗で、私には入り口も見えない。
足音がしたら、私の愛しい彼が来たのよ、
ナイチンゲール、静かにして、ナイチンゲール、お願いだから、
私が耳を澄ましているときには鳴かないで
足音が近くまできたときでは
もう遅いのよ。
夜の暗闇がどんどん近づいてくる、
星の群れは木になる果実のようだわ。
水の流れが優しく、はっきりしてくる、
あなたは何を聞いているの、何を見ているの?
星の群れよもっと大きくなって、
やさしい水はもっと流れて、
二つとも一緒になってこちらに来てちょうだい。
密があふれるカエデの花の上、
夜の蛾よ、おまえは飛びまわり、止まり、眠る。
光る虫よ、おまえは輝き、道を明るくしておくれ、
急な坂にそって暗がりの中をやってくる彼のために。
ああ待ち遠しい私の船乗りさん、
時間は過ぎていくばかり、
私の恋心は深まるばかり。
「早く話すのは難しくて、私の恋しいあなたのために、
私は今夜までずっとお答えを暗唱してたのよ」
カエデの木を通りすぎ、ホワイト・クローバーを踏みしめて彼が来た、
私がこしらえておいたお話はすらすら出てきたわ。
私はどんな奥さんよりも、
ずっと、ずっと彼を愛するわ、
暗い夜も明るい昼も。
ジーン・インゲロー
彼女はこんな詩を書いているけど、色恋沙汰はなかったようである。禁欲的な人生を送り、一生独身であったと記憶する。伝記はウェッブにいくらでもあるが、ミス・インゲローとある。お父さんも銀行家で持参金もたくさん持たせてくれたであろうが。信心深くて教会にはかかさずやってくる、優しいおばさんのような女性である。いささか退屈そうな人生をおくって、77歳で死亡している。19世紀の女性としては長生きである。体験していないから書けるのだろうか、文学とはそういうものかもしれない。
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始めまして!よっし〜です>よろ〜^^ なかなか奥深い詩ですね・・・またキマ〜す!!
2006/7/9(日) 午前 0:22 [ - ]
今晩は!またお出で下さい。
2006/7/9(日) 午前 0:27 [ fminorop34 ]
あなたの女性心理を推し計らっての翻訳よくわかります。切羽づまっているのにちょっと引いたような切望感がにじみ出ていると思います。いつもながらのたんたんとした作業を敬服いたします。
2006/7/9(日) 午後 2:03
コメント恐れ入ります。語尾に「わ」を付けただけの女性言葉ですのでお恥ずかしいです。今回困ったのは光る虫(glowworms)です。なんだか気味が悪いのですが、イギリス人にはロマンチックなのでしょうか。こんな虫日本にいるのでしょうか。
2006/7/9(日) 午後 2:57 [ fminorop34 ]