ヘ短調作品34

ルブランの回想録の link 先はゲストブックを御覧ください。

英語圏女流詩人

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語数の制限に引っかかってしまった。日本語訳だけ掲載する。


日本語訳

前回までは直訳調の和訳をこころみたが、もう少し分かりやすい日本語を心がけた。読みやすい日本語といっても、朗読して聞きやすい日本語ではとうていない。ここで auld Robin Gray はオールド・ロビン・グレイと訳すことにした。オールドが名前の一部になっているからである。オールド・ブラック・ジョーと同じである。


オールド・ロビン・グレイ

羊は囲いの中、雌牛はみな家の中、
みなは疲れて眠りについた。
私は悲しくて目から涙が流れているのに、
旦那さんはとなりでやすらかに寝ている。

ジェイミーは私が大好きで、お嫁にしたかった。
彼には1クラウンの貯えしかなかった。
1クラウンを1ポンドにしようとジェイミーは海に出た。
クラウンもポンドも私のために。

彼がでかけてたった二日目のこと、
母さんは病気になり、雌牛は盗まれてしまう。
おまけに父さんは腕を折り、― ジェイミーは海の彼方。
そこへオールド・ロビン・グレイが私をもらいにきた。

父さんは働けないし、母さんは糸を紡げない、
私は一日中精を出しても、食べていけなかった。
オールド・ロブは二人を食べさせ、目には涙をうかべて
言った。「ジェニー、両親のためにもなる、私と結婚しておくれ!」

私はいやだった。ジェイミーの帰りを待った。
でも風が吹き荒れ、あの船は難破した。
船が難破し、ジェイミーが生きているはずはない。
一生泣いてくらすのだろうか、ああ悲しい!

父さんはいらいらして私をせかし、母さんは黙っていたけど
私の顔をじっとみつめる、私の心は張り裂けそう。
私の心は海にあったのに、両親は彼との結婚をきめた。
こうしてオールド・ロビン・グレイは私の旦那さんになった。

私が奥さんになってたった4日目のこと、
私は悲しそうに入り口の石に座っていた。
私はジェイミーの幽霊を見た。−彼とは思えなかったもの、
彼が「きみと結婚するためにもどってきたよ」いうまで。

ああ、きまずい、私たちはあいさつして長いこと話をした。
私たちは一度だけキスをしてから、私は彼に行ってくれと頼んだ。
死んでしまいたいけど、私には死ぬ気力もない。
なぜ私は生まれてきたの!ああ悲しい!

私は幽霊のように歩き、糸を紡ぐ気にもならなかった。
でもジェイミーのことを考えるのはよそう。それは罪だもの。
やはり努力していつまでも良い奥さんになろう。
だってオールド・ロビン・グレイは私にやさしいもの。

アン・バーナード


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