ヘ短調作品34

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マラルメ

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夏の悲しみ -- マラルメ

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Tristesse d'??t??

Le soleil, sur le sable, ?? lutteuse endormie,
En l'or de tes cheveux chauffe un bain langoureux
Et, consumant l'encens sur ta joue ennemie,
Il m??le avec les pleurs un breuvage amoureux.

De ce blanc Flamboiement l'immuable accalmie
T'a fait dire, attrist??e, ?? mes baisers peureux,
« Nous ne serons jamais une seule momie
Sous l'antique d??sert et les palmiers heureux! »

Mais ta chevelure est une rivi??re ti??de,
O?? noyer sans frissons l'??me qui nous obs??de
Et trouver ce N??ant que tu ne connais pas.

Je go??terai le fard pleur?? par tes paupi??res,
Pour voir s'il sait donner au coeur que tu frappas
L'insensibilit?? de l'azur et des pierres.

St??phane Mallarme


Sorrow of Summer

The sun, on the sand, oh drowsy fighter,
In your golden hair warms a languish bather
And burns the incense on your inimical visage,
It mingles with tears the amorous beverage.

Of the candid Flame the lasting calm
You said, depressed, oh my timid lips.
"We would never be a mummy on an eternal trip
under the old desert and the happy palm!"

But your hair is a lazy fluvial water,
Where the haunting soul would be quietly drowned
And an unknown Void in the deep could be found.

I'll taste powder moist with your teary eyelids,
To hear if your heart, in so insensible a tone,
Beats as the blue sky and the hard stone.

St??phane Mallarme



夏の悲しみ

太陽は砂の上で、おお女の力士よ、
君の髪の黄金の中に恋に悩む水浴を温める
そして君の反響する頬の香をたき尽くし
愛の飲み物に涙を混ぜるのだ

この白く燃える火焔の不変な平静は、
おお私の臆病な接吻よ、君に恋しく言わせた
「太古の砂漠や幸いなヤシの木の下で
私達が孤独の木乃伊にはいつまでもならないであろうよ!」

だが君の髪はなまぬるい一つの水流だ
そこで私達を悩ます心を戦慄もせず
溺れさせて、君にはわからないこの「無」を発見するのだ

私は君の眼瞼が涙でとかした白粉を味わってみよう
それが果たして君が殴った心にも
蒼空や岩石の無感覚を与えるかどうかをみるために。

マラルメ

西脇順三郎訳 小沢書店



今回の記事はマラルメの詩を英文にしようと一年前に試みたものを再度掲載するものである。さらにそれに最近知った権威ある仏文学者の和訳を加えた。私の英訳はもちろん不十分なものであるが、ニース大学の講義録だろうか、いろんな解釈の諸説をとりあげて注釈したサイトを参照して、丹念に読み、マラルメの言わんとするところは理解したつもりであった。

マラルメの詩としては、比較的解釈に大きな違いがないとされるこの詩であるが、私が考えていたのと違う部分がある。

あらためて注釈を読み直すことにしよう。

なおこの英訳であるが、最初の詩節は語尾の母音は共通しているけれど、これは完全韻とは見なされていない。fighter と batherは第一シラブルにアクセントがあるからである。 visage と beverage も同様である。一年前はこれで韻を踏んだと思いこんでいた。それもなつかしい想い出である。

だが一年経過しても代替案はでてこない。一年間勉強して現在、名だたる詩人でも私がOEDをたてにとってケチをつけることは可能であるが、やはり内容のある詩を書いた、実力のある人のみに許される過ちである。内容のない韻文詩を書いた詩人ほど過ちは少ない。

さらに仏文の詩を訳す場合に気をつけなくてはいけないのは、たとえ英語の辞書に載っていても、出来るかぎり本来の英語を使い、ラテン系の言語を使わないようにすべきであろう。ただマラルメの場合は本来の英語で訳せと言われてもと無理ではないだろうか。


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