ヘ短調作品34

ルブランの回想録の link 先はゲストブックを御覧ください。

少年の意志

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花叢 -- フロスト

イメージ 1

The Tuft of Flowers


I WENT to turn the grass once after one
Who mowed it in the dew before the sun.

The dew was gone that made his blade so keen
Before I came to view the leveled scene.

I looked for him behind an isle of trees;
I listened for his whetstone on the breeze.

But he had gone his way, the grass all mown,
And I must be, as he had been,―alone,

‘As all must be,’ I said within my heart,
‘Whether they work together or apart.’

But as I said it, swift there passed me by
On noiseless wing a ’wildered butterfly,

Seeking with memories grown dim o’er night
Some resting flower of yesterday’s delight.

And once I marked his flight go round and round,
As where some flower lay withering on the ground.

And then he flew as far as eye could see,
And then on tremulous wing came back to me.

I thought of questions that have no reply,
And would have turned to toss the grass to dry;

But he turned first, and led my eye to look
At a tall tuft of flowers beside a brook,

A leaping tongue of bloom the scythe had spared
Beside a reedy brook the scythe had bared.

I left my place to know them by their name,
Finding them butterfly weed when I came.

The mower in the dew had loved them thus,
By leaving them to flourish, not for us,

Nor yet to draw one thought of ours to him.
But from sheer morning gladness at the brim.

The butterfly and I had lit upon,
Nevertheless, a message from the dawn,

That made me hear the wakening birds around,
And hear his long scythe whispering to the ground,

And feel a spirit kindred to my own;
So that henceforth I worked no more alone;

But glad with him, I worked as with his aid,
And weary, sought at noon with him the shade;

And dreaming, as it were, held brotherly speech
With one whose thought I had not hoped to reach.

‘Men work together,’ I told him from the heart,
‘Whether they work together or apart.’

Frost



花叢

日の出前に露の中で草刈りした人の後で
僕はさらに草を返しに行った。

僕が刈りとられた光景を見に来る前に
彼の刃を鋭くした露も消えていた。

僕は樹々の向こうにいる彼を探した。
僕は微風に乗った砥石の音を聴いた。

だが彼は仕事を終えたし草は刈りとられたのだ。
僕は彼と同様に孤独なのだ。

僕は心の中で「すべての仕事は共同でするか
独りでするかだ」とつぶやいた。

僕はそう言った時 音も立てずに
素早く通り過ぎたのはさまよう蝶。

一夜で朧げになった記憶を頼りに
昨日楽しんだ休憩中の花を探していた。

ある花が萎れて地面に倒れていた所で
蝶がぐるぐると飛び始めたのに気付いた。

それから蝶は目の届く限り飛び回り
羽を震わせながら僕のところへ戻ってきた。

僕は答がない質問を思い付いたが
草を返しては放り上げる仕事は終えることにした。

だが蝶は先に戻り 僕の目を
小川の辺りの高い花叢に向ける

鎌が刈りとった葦の小川のそばに
鎌が残した飛び出た花の舌だ。

僕は花の名前を調べにこの場を離れ
ヤナギトウワタとわかり戻ってきた。

露の中で草を刈った人はこの花が好きで
咲かせておいたが 僕たちのためでも

僕たちの考えを聞こうとしたわけでもなく
ただ水辺での純粋な朝の喜びからだった。

蝶と僕はそれでも
曙からのメッセージに火をともし

それで目覚めた鳥の声を聞き
大地にささやく彼の長い鎌の音を聞き

僕に合通ずる精神を感じた。
以来僕の労働は孤独ではなくなった。

僕は彼とともに喜び 彼に助けられて働き
疲れると 彼と過ごす正午の日陰を探した。

触れようともしなかった人の思想について
ともに仲良く話すことを夢見る。


「人間は共同作業する」と僕は彼に心の中で話しかけた。
「いっしょに作業しようとも別々に作業しようとも。」

フロスト

閉じる コメント(6)

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色即是空 空即是色 この矛盾する極端から極端の、間の心を描いてるのでしょうか?根底に人間を信じる心があるように感じたのですが。なにぶん無学ですので・・勉強になります。ありがとうございます。

2006/11/24(金) 午後 6:18 [ - ]

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私は単純ですから、ここに書いてあるとおりに解釈しました。自然を愛する人間は未だ会ったことのない自然を愛する人と連帯できるという主張と受け取りました。

2006/11/24(金) 午後 6:45 [ fminorop34 ]

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了解しました。ありがとうございます。

2006/11/25(土) 午前 10:26 [ - ]

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「少年の意志」あと2編残っていますが、図書館から借り出してみます。国文社で「少年の心」と題されています。ガイコさんも借り出して見られてはいかがですか。大都市の大きな図書館にはあると思います。良い訳だったら古本で買われても良いかと思いますが。私の訳抱腹絶倒だと思いますよ。

2006/11/25(土) 午後 3:23 [ fminorop34 ]

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楽しみにしています。師走に入りました。ぼちぼちしています。明日からさらに冷えるそうです。ご自愛を。

2006/12/1(金) 午前 8:03 [ - ]

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最後の一編がどうしても分からない。誤訳以前の問題です。誤訳も訳のうちです。あるキリスト教の団体のとおぼしきサイトでフロストの詩と結びつけて説教をしていましたが、全然参考になりませんでした。私がアメリカ東部で育っていたら分かったのかどうか。特に難しい言葉があるわけではないが、何を言いたいのか分からないのです。図書館に行くのは来年になりそうです。情けない!

2006/12/1(金) 午後 2:46 [ fminorop34 ]


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