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今回送られてきた「今日の詩」はヴィクトリア朝の桂冠詩人テニスンの「わかれ」である。流れ行く水に感傷的になるのはわかる。詩の題材として普遍的なのだろうか。この詩によく似たのを読んだ気がするがどうしても思い出せない。
A Farewell
Flow down, cold rivulet, to the sea,
Thy tribute wave deliver:
No more by thee my steps shall be,
For ever and for ever.
Flow, softly flow, by lawn and lea,
A rivulet then a river:
Nowhere by thee my steps shall be
For ever and for ever.
But here will sigh thine alder tree
And here thine aspen shiver;
And here by thee will hum the bee,
For ever and for ever.
A thousand suns will stream on thee,
A thousand moons will quiver;
But not by thee my steps shall be,
For ever and for ever.
Tennyson
わかれ
流れ下りて海に到れ 凍れるせせらぎよ
汝の貢ぎ物たるさざ波を送るがよい。
されど我は汝のもとをはなれじ
とこしえに。
芝地と牧場に沿って しとやかに流れ下れ
せせらぎはやがて川になる。
されど何処にても我は汝のもとをはなれじ
とこしえに。
ハンノキはここでそよぎ
アスペンはここでふるえ
蜂はここで汝に寄り沿うて羽音を立てん
とこしえに。
いくたびか日は汝の上に降り注ぎ
いくたびか月は汝の上で揺れん。
されど我は汝のもとをはなれじ
とこしえに。
テニスン
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ほっとして読みます。エミリー・ディキンソンの詩には圧倒的迫力を感じるので。
2007/3/3(土) 午後 10:59
私も正直ホットしています。暇人の私は偶々 about.com というサイトに出会いました。そのサイトでメイル・アドレスを書き込んだら機械的に、必ずしも毎日ではないのですが「今日お勧めするのはこの詩です」というメイルを送ってくれることになりました。選択方針は平均的なアメリ人の好みを反映しているのでしょう。今日はテニスンでした。エミリー・ディキンソンの詩は迫力というよりも、主観的で彼女にとって不必要なものを徹底的にそぎ落としています。それで難解です。俳句がコンパクトすぎて日本人にも難解なのに似ているような気がしています。
2007/3/3(土) 午後 11:56 [ fminorop34 ]
「瀬をはやみ・・・」という句を思い出しました。洋の東西を問わず水にこのような想いを人は寄せるものなのですね。
2007/3/5(月) 午後 7:26
コメント有り難うございます。なるほど、それは思いつきませんでした。
2007/3/5(月) 午後 8:01 [ fminorop34 ]
私は「瀬をはやみ」しか連想するものがありませんでした。 ここの詩はハイブラウでついて行くのが大変
2007/3/6(火) 午後 11:22 [ ftm*m* ]
ftmzmt さんコメント有り難うございます。やはり「瀬をはやみ」ですか。日本語で読んだ記憶(幻覚?)があります。詩はハイブラウかしらないが、管理人がハイブラウでないから珍妙な訳になっています。
2007/3/7(水) 午前 0:15 [ fminorop34 ]