ヘ短調作品34

ルブランの回想録の link 先はゲストブックを御覧ください。

ロバート・ヘリック

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「今日の詩」は以前紹介したことがある。作者 Herrick のカタカナ表記を「ハーリック」としていた。今日リーダーズで調べたところ、「ヘリック」となっていたので、改めて披露する次第である。さらにラファエル前派のヘリックの詩を題材にした絵が見つかったので、併せて紹介する。

ヘリックは僧籍にあり信者にお説教をしたこともある。現在では極めて現世的というより猥雑な感じがする詩で知られている。17世紀のイギリスは信仰心が厚く、信徒のお布施も多かったろう。家柄が貴族ではない頭のいい子にとって、お坊さんになるのは良いキャリアだったのだろう。

生臭坊主だったかと思えば、彼は独身で人生を終えた人であり、女性体験があったのかどうか疑わしい。エロティックな文学の作者はえてして真面目な人によって書かれるものらしい。


Delight In Disorder.

A sweet disorder in the dress
Kindles in clothes a wantonness:
A lawn about the shoulders thrown
Into a fine distraction:
An erring lace, which here and there
Enthralls the crimson stomacher:
A cuff neglectful, and thereby
Ribbands to flow confusedly:
A winning wave (deserving note)
In the tempestuous petticoat:
A careless shoe-string, in whose tie
I see a wild civility:
Do more bewitch me, than when art
Is too precise in every part.

Robert Herrick


乱れている方が

衣装の色っぽい乱れは
内緒の浮気の始まり。
肩に引っ掛けたローンは
目の保養。
レースの乱れがあちこち
深紅の胸飾が魅力的。
袖口が無造作だから
リボンもめちゃくちゃ。
愛嬌たっぷりの波が(注目!)
乱れたスカートに。
だらしない靴ひもの結び方
作法が乱れています。
完璧な作法よりも
私は魅惑されます。

ヘリック

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詩のページなのに絵に目がいきました。陰影のあるあでやかさ。表情になんとも謂えずなまめかしをただよわせている。誰の作なのでしょうか。

2007/5/5(土) 午後 3:44 緑の森

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画家は Waterhouse です。ウィキペディアで調べますと、色々出てきます。テニスンの「シャロットの姫君」の絵も出てきます。 http://commons.wikimedia.org/wiki/Category:John_William_Waterhouse

2007/5/5(土) 午後 4:06 [ fminorop34 ]


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