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戦後ドイツ・イタリア合作でアルプスを背景にタリアビーニが歌い日本ではヒットした「忘れな草」という映画があった。ひょんなことから作者不詳としてグーテンベルクに抄録された原詩があった。さらに替え歌だろうが、脚韻をいじり、方言を入れ替えたとだけの似たような詩があった。 あいにく上田敏の「海潮音」に訳があるとういう。それでももう怖いものなしの年寄りはトライしてみた。題名は意外なことに Das Vergißmeinnicht ではなく、Der Veilchen であった。スミレ色というのも民族によって受け取り方が違う。ここは「忘れな草」としておいた。もうひとつの版は、忘れな草とはいっていないので「青き花」としておいた。直訳を心がけたが、「青き顔」だけは避けたいと思い、「青き花」にした。 Der Veilchen Auf dem Berge steil und trutzig Blümlein angewachsen hat sich, ist ganz blau von Angesicht und es heißt Vergißmeinnicht. Anonym 忘れな草 高く険しき山の頂 咲き乱れる小さき花 清みて碧き花の色 名は「我を忘るな」 作者不詳 kleines Baum gewaxen hot sich. Immer blau ist sein Gesicht Wie er haißt - das weiß ich nicht. Fritz von Herzmanovsky-Orlando 青き花 緑の大いなる牧場 小さき木生えたる。 永久に青き花の色 我はその名を知らず。 フリッツ・フォン・ヘルツマノフスキ・オルランド
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独詩和訳
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