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今日のドイツの詩は幸いにして夏の詩である。この詩はハイネの詩集「愛の本」に収録されたものである。タイトルは見当たらないので「夏の夕べに黄昏は」としておきたい。意外なことにこの詩に適切な画像は得られなかった。ラファエル前派の絵画は濃厚すぎるし、フランスのアカデミーの大家の絵画にもピッタリとはいかなかった。ちょっと寒い気もするが、とりあえず清冽な小川の写真にした。また適切な画像があれば、取り替えるつもりである。 D??mmernd liegt der Sommerabend D??mmernd liegt der Sommerabend ??ber Wald und gr??nen Wiesen; Goldner Mond, im blauen Himmel, Strahlt herunter, duftig labend. Und es regt sich in dem Wasser, Und der Wandrer h??rt ein Pl??tschern Und ein Atmen in der Stille. Badet sich die sch??ne Elfe; Arm und Nacken, wei?? und lieblich, Schimmern in dem Mondenscheine. Heine, Heinrich (1797-1856) 夏の夕べに黄昏は 夏の夕べに黄昏は 森と緑の牧場に迫る。 青空に輝く金色の月は 穏やかに、爽やかに照らす。 小川の辺りで虫は鳴き 水の上をスイと行き 旅人は水の流に耳を傾け 静寂の中に聴く息。 小川の辺りでただ独り 水浴する美しき妖精。 白く愛らしき項と腕 月の光にきらめく。 ハイネ
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ハイネ
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...



水辺とくれば「水浴する美しき妖精」。この観念図式、古来そうなのでしょうか?
2007/7/4(水) 午後 11:29
美しき妖精伝説を現代風に解釈するのも面白いですね。昔から水難事故もあったでしょう。水に気を付けましょうと言う教訓的な話が起源かもしれません。それが発展して水に誘い込む妖精の話になったのではないでしょうか。それに月夜の晩に、きれいな水を見ていると自殺したいという誘惑にふっと駆られるかもしれません。
2007/7/5(木) 午前 8:43 [ fminorop34 ]
この詩を読んでイメージした絵をずっと探していましたが、
なかなかありませんでした。
Herbert James Drapeの絵の中に近い物がありましたがなかなか
ぴったりくる絵ってないものですね。
2007/7/6(金) 午前 1:21
クララさん有難うございました。この画家の名前は知りませんでした。ユリシーズが船にサイレンに誘惑されたくはないが、歌は聴きたくて体をマストにくくり付けている絵は見ています。ちなみにこの画家の名前でグーグルの画像検索したら、凄いですね。おそらくは複製業者の目玉商品でしょう。この中に一枚一人だけのニンフもありましたが、裸身を誇示している感じがちょっと気になりました。鑑賞者の視線を意識した裸婦です。でも有力候補です。
http://images.google.co.jp/images?q=Herbert%20James%20Draper&sourceid=navclient-ff&ie=UTF-8&rlz=1B3GGIC_jaJP226JP226&oe=UTF-8&um=1&sa=N&tab=wi
2007/7/6(金) 午前 10:43 [ fminorop34 ]