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イメージ 1 今日のドイツ語の詩はルードウイッヒ・トーマの「夏の夜」。妖精が踊る生暖かい夏の夜や金髪碧眼の女性との結婚を夢見た思い出に浸っている。最後は「女房」の一言で蒸し暑い夜に引き戻される、というのが私の解釈である。 かなり詳しい彼の伝記はドイツ語のウィキペディアにある。おそらくドイツ語圏、それもローカルな作家のようである。ひょっとしたら、本邦、最初で最後の誤訳となるかもしれない。 Sommernacht Laue, stille Sommernacht, Rings ein feierliches Schweigen, Und am mondbeglänzten See Tanzen Elfen ihren Reigen. Unnennbares Sehnen schwillt Mir das Herz. In jungen Jahren Hab ich nie der Liebe Lust, Nie der Liebe Glück erfahren. Schmeichelnd spielt die linde Luft Um die Stirne, um die Wangen. Und es faßt mit Allgewalt Mich ein selig-süßes Bangen. Blaue Augen, blondes Haar Soll ich bald mein eigen nennen? Und der Ehe Hochgefühl Soll ich aus Erfahrung kennen. In der lauen Sommernacht Wird sie dann im Bette sitzen, »Männchen«, fragt sie, »sag mir doch, Mußt du auch so gräßlich schwitzen? « Ludwig Thoma 夏の夜 生暖かき夏の静かな夜 あたり一面厳粛な静寂 月の光に輝く湖畔にて 輪舞を踊る妖精たち。 私の心は言いようのない 憧れに膨らむ。若き日に 私には恵まれなかった 恋の喜びと恋の機会。 優しき微風が戯れる 私の額と頬。 私を掴む抵抗しがたい 神聖な甘き畏敬の念。 青き瞳、金髪をやがて 私の人と呼べるだろうか? 結婚の喜びの気分を 体験できるだろうか? 生暖かき夏の夜 彼女はベッドに向い、言う 「あなた、一言ぐらいきいてよ 君もひどい汗をかいているかいと!」 トーマ
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独詩和訳
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...




すごいです。違う世界の人って感じです。
2007/7/14(土) 午後 4:58 [ yom*ni*6 ]
yomoni26さん、暇を持て余している年寄りのしていることです。内容については保証しかねますが、よろしければまたどうぞ。
2007/7/14(土) 午後 5:37 [ fminorop34 ]
> 最後は「女房」の一言で蒸し暑い夜に引き戻される
ですか。
初恋の女性を思い出すような気持ちから、
一気に現実に引き戻されますね。
参りました。
2007/7/16(月) 午後 4:40
この訳で良いのでしょうか?正直言いまして、私はウィキペディア・ドイツの記述に影響されました。彼は喜劇で成功した人であり、最後の詩節の「落ち」も過去2年間に読んだ詩では見かけなかったものです。語学力に自信がないのですが、思い切って投稿しました。
彼は38歳で25歳の女性と結婚し5年後に離婚しています。フィリピン生まれのダンサーというのですが、彼の人生体験を参考にして訳をするのは良くないとは思いつつも影響されました。
2007/7/16(月) 午後 6:00 [ fminorop34 ]
これは滑稽さを狙ってるんですね。ロマンはの詩っぽくて、冗談も入ってるという詩はいいですね。
ポーは冗談のような小説が多いですけど、詩にはそういう冗談ぽいのありますか?ポーには今日のトーマの詩みたいなオチの小説に、『眼鏡』というのがあって、おもしろかったです。
すごい近眼の主人公が、絶世の美女と付き合うのですが、最後に眼鏡をかけて相手を見ると、老婆だった、という話です。
2008/3/7(金) 午後 4:44 [ ダクセルくん ]