ヘ短調作品34

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独詩和訳

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青い花 -- バウムバッハ

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今日のドイツ語の詩の作者はバウムバッハである。19世紀末期に医師の息子に生まれ、自然科学を学び、家庭教師や著述で生計を取れた人である。ドイツのウィキペディアにかなり詳細な伝記がある。英語のウィキペディアにも簡略化した記述がある。まずドイツ語圏でしか知られていない人物であろう。内容はドイツロマン派が憧憬を象徴するという「青い花」がテーマである。教育的な内容である。


Die blaue Blume

Es lagen einst drei Knaben
Die Ruh im Waldesraum.
Die Wipfel rauschten droben,
Da hat sie sacht umwoben
Der Schlaf mit einem Traum

Im Träumen sahn sie blühen
Die Blume himmelblau,
Von der die alten Geschichten
Der Wunder viel berichten;
Sie glänzte im Morgentau.

Da fuhren aus dem Schlummer
Die Knaben allzumal.
Sie thäten sich trennen und suchen
Im Schatten der Tannen und Buchen,
Auf Bergen und im Thal.

Der erste von den dreien
War wohl ein Sonntagskind
Er fand in hohler Weide
Ein Kästchen mit Geschmeinde;
Das trug er heim geschwind.

Und ließ ein Schloß sich bauen,
Und alles Land umher
Erscholl von seinem Ruhme.-
Der blauen Wunderblume
Gedacht´er nimmermehr.

Der zweite statt der Blüthe
Ein nußbraun Mädchen fand.
umrauscht von grünen Zweigen
Ward sie im Wald sein eigen
Und gab im Herz und Hand.

Er führte seine Traute
Zum frohen Hochzeitreih´n
Und zeugte Mädchen und Buben
Und baute Kohl und Ruben,
Ließ Blume Blume sein.

Der dritte, ach der dritte
Kam nimmermehr nach Haus.
Und sucht die Blume noch heute,
Und sehen ihn die Leute,
So lachen sie ihn aus.

Rudolf Baumbach


青い花

昔三人の子供が横になり
森の中で休んでいた。
梢は頭上でざわめき
三人とも同じ夢を
見ながら眠った。

三人が夢で見たのは
空色に咲く花
昔から不思議な話が
数多く語られてきた。
花は朝露に輝いていた。

子供達は同時に
目を覚ました。
三人は分かれて
山や谷の
松やブナの木陰で探した。

三人のうち一人が
まさに幸運児だった。
この子は牧場の窪みで
宝石箱を見つけた。
この子はすぐに家に持ち帰った。

だがお城を建て
その名は至る所に
響き渡っていた。 −
この子は青い不思議な花を
二度と考えなかった。

二番目の子は花の代わりに
栗毛の娘を見つけた。
緑の枝がざわめく中で
彼女は森で愛を誓い
心と手を差し出した。

この子は誓い合った娘と
結婚式をあげ
女と男の子供が生まれ
キャベツとカブを作り
青い花は追わなかった。

三番目の子、ああこの子は
ニ度と家に戻らず
今なお青い花を探し
皆は彼に出会うと
彼を馬鹿にして笑う。

バウムバッハ

閉じる コメント(4)

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いいですね。でもぼくは3番目の子になりそうでこわい。

2008/3/1(土) 午前 2:45 [ ダクセルくん ]

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私は身の程知らずのほうです。人に笑われても挑戦してきました。そしていつも失敗してきました。それでも、「青い花」ではないけど、まだ望みを捨ててはいません。人間の性分は直りません。

2008/3/1(土) 午前 11:52 [ fminorop34 ]

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でも3番目の子がいちばん純粋な感じで、好きです。

2008/3/2(日) 午前 0:59 [ ダクセルくん ]

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そうですか。「ペルシャの市場」を作曲したケテルビーもそうですが、バウムバッハ自身には新しい大衆文化を先取りする感覚がありました。職業としての詩人、詩を商品化する才覚があったような気がします。バウムバッハがケテルビーのような大金持ちになったかどうか知りませんが。

バウムバッハ自身この三類型のどれに属していたのか。しいて言えば第2、第3のタイプでしょうか。

2008/3/2(日) 午前 8:00 [ fminorop34 ]


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