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以前リルケの詩でmimiさんに誤訳を指摘された。現段階の私の知識で修正をしておきたい。まず私の誤訳は名詞の意味と性をしっかり調べなかったことに起因している。正確に調べたら、投稿しなかったはずである。というのは4行目の Säule を庭園の装飾用の「柱」としか解釈できなかった。私の持っている辞書では「柱」であり、「日時計」はなかった。ただこれが日時計というのはリルケ研究者では常識になっているのかもしれない。 Die Sonnenuhr Selten reicht ein Schauer feuchter Fäule aus dem Gartenschatten, Wo einander Tropfen fallen hören Und ein Wandervogel lautet, Zu der Säule, die in Majoran und Koriander steht Und Sommerstunden zeigt; Nur sobald die Dame (der ein Diener nachfolgt) In dem hellen Florentiner über ihren Rand sich neigt, Wird sie schattig und verschweigt. Oder wenn ein sommerlicher Regen aufkommt Aus dem wogenden Bewegen hoher Kronen, Hat sie eine Pause; Denn sie weiß die Zeit nicht auszudrücken, Die dann in den Frucht- und Blumenstücken Plötzlich glüht im weißen Gartenhause. Rilke 日時計 驟雨は庭陰の湿った朽ちた物には滅多に届かず 雨の雫は互いに落ちる音を聴き 一羽の渡り鳥が鳴き声をたてる 日時計はマヨラナとコリアンダーに囲まれ 夏の時刻を示している。 貴婦人が(召使いを連れて) 明るい色の麦わら帽子をかぶり花壇の縁に屈み 日時計は陰に隠れてしまった。 また夏の雨が 波打つ山頂から発生すると 彼女は一休みする。 なぜなら彼女は心得ている 白き夏の別荘の果実と花を背景に 喩えようなく美しい時が突如輝く。 リルケ
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...




素敵なブログですね。
俺のブログにも来てください。
コメントよろしく。
2007/8/8(水) 午後 1:32 [ SIRO ]
気に留めていただいて恐縮しております。こういう情景描写のような詩はリルケには珍しいと思います。
2007/8/8(水) 午後 2:46
リルケなんて懐かしすぎる!まぶしい!でもまた伺いますね。
2007/8/8(水) 午後 3:36 [ kum*e02*4 ]
やまゆ極楽ブログさんご訪問有難うございます。ぜひ訪問させていただきます。
2007/8/8(水) 午後 3:39 [ fminorop34 ]
ミミさん修正が遅れ失礼しました。たしかにリルケには珍しいのかもしれません。今抱えているのはリルケの難しい詩です。高安国世氏の「ふとそれはかげり、黙ってしまう」の「黙る」というのは疑問です。verschweigt(隠す) verschweigen の過去分詞です。schweigen(沈黙する) からの思い込みではないかと思います。ここではリルケは擬人化はしてないと思います。実力があるのでつい辞書で確かめなかったのでは?電子辞書のない時代の話です。
それとお弟子さんが指摘できない雰囲気がこの社会にはあったと思います。彼自身のその後の翻訳を含めて、彼の指導を受けていない人の翻訳はどうなっているでしょうか?
2007/8/8(水) 午後 4:01 [ fminorop34 ]
kumie0204さんご訪問有難うございました。定年退職者がの惰性でやっているブログです。今後ともよろしくお願いします。今拝見しましたが、ユニークなブログですね。発展を祈念いたします。
2007/8/8(水) 午後 4:07 [ fminorop34 ]