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トラークルの「孤独者の秋」の「ソーニャ」である。 Sonja Abend kehrt in alten Garten; Sonjas Leben, blaue Stille. Wilder Vögel Wanderfahrten; Kahler Baum in Herbst und Stille. Sonnenblume, sanftgeneigte Über Sonjas weißes Leben. Wunde, rote, niegezeigte Läßt in dunklen Zimmern leben, Wo die blauen Glocken läuten; Sonjas Schritt und sanfte Stille. Sterbend Tier grüßt im Entgleiten, Kahler Baum in Herbst und Stille. Sonne alter Tage leuchtet Über Sonjas weiße Brauen, Schnee, der ihre Wangen feuchtet, Und die Wildnis ihrer Brauen. Trakl ソーニア 夕べは古き庭に戻る。 ソーニアの人生、青き静寂。 移動する野生の鳥。 静寂の秋の落葉の樹。 向日葵の花が静かに覗く ソーニアの白き人生。 赤く見えざる苦痛は 暗き部屋に放置され 青き鐘が鳴り響く。 ソーニアの歩みと微かな静寂。 瀕死の獣が滑りながら挨拶し 静寂の秋の落葉の樹。 古き日々の太陽が輝く ソーニアの白き表情。 彼女の頬を濡らした雪 彼女の野生の表情。 トラークル
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トラークル
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...




ソーニャの人生を思う。そうした言葉がおのずと口をついてでてくるいい詩です。ソーニアより、ロシア文学に魅かれた私の世代では(娼婦)ソーニャでありナターシャです。いささか的外れですが・・・。
2007/8/15(水) 午後 10:13
彼女はソーニャでしたね。ご存知でしょうが、behind the name というサイトがあります。これを見ますと名前の意味が出てきます。ロシアの女性という先入観がロシア文学によって植え付けられました。私もその意識で訳をしていました。彼がいたウィーンは多民族国家の首都ですから、ロシア系の女の子がいても不思議ではないのですが、ロシア系の女の子とは限らないみたいです。一度調べてみたいのですが、地中海に面した国の女の子の名前ではないようです。
2007/8/15(水) 午後 11:05 [ fminorop34 ]
ドイツ系の女の子だとすると「ゾーニャ」とすべきかもしれません。ちょっと可愛いげが無くなりましたか?意味は同じでギリシャ語の Sophia の変形だそうです。「ゾフィー」、英語圏では「ソフィー」ですが。ドイツ人が歴史的に民族的優越感を持つロシア人の女の子を登場させたというのは早とちりだったのかなと思います。ここは注釈学者の登場です。
2007/8/15(水) 午後 11:57 [ fminorop34 ]