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今日のドイツの詩はトラークルの「孤独者の秋」の「道沿い」である。相変わらず色彩を大胆に塗った場面のモザイク。よく分からなかったが直訳するほかはない。 Entlang Geschnitten sind Korn und Traube, Der Weiler in Herbst und Ruh. Hammer und Amboß klingt immerzu, Lachen in purpurner Laube. Astern von dunklen Zäunen Bring dem weißen Kind. Sag wie lang wir gestorben sind; Sonne will schwarz erscheinen. Rotes Fischlein im Weiher; Stirn, die sich fürchtig belauscht; Abendwind leise ans Fenster rauscht, Blaues Orgelgeleier. Stern und heimlich Gefunkel Läßt noch einmal aufschaun. Erscheinung der Mutter in Schmerz und Graun; Schwarze Reseden im Dunkel. 道沿い 麦と葡萄は収穫され 秋の村と休息。 金槌と鉄床絶え間なく響き 真紅のあづま屋の笑い。 持ちきたれ白き子に 暗き柵よりアスターを。 言え我ら死して何年になるかを。 太陽は黒く昇らんと欲する。 池の赤き小さな魚。 恐怖で聞き耳を立てる額。 夕暮の風は静かに窓を打ち 青き風琴の歌。 ひそかに輝く星は 再度見上ぐるを許す。 苦しみ死せる母。 暗闇の黒きミニョレット。 トラークル
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トラークル
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...




道と言えば人生のメタファーなのでしょう。それに「苦しみ死せる母」とくれば、斯く象徴的な詩もセンチメントに受けとってしまう。老いの来た鑑賞者のなせることなのでしょうか。詩人の逝った年齢を考えると真意ではないのでしょうが。
2007/8/16(木) 午後 5:41
仰るとおり、母親は彼の生前には死んでいないと思われます。一番詳細と思われるドイツ語版のウィキペディアにも記述されていません。ですが父親は彼が23歳の時に死んでいます。父親の死は一家には経済的には深刻な問題であったようです。さらに彼は母親の悩みの種だったのではないでしょうか。母親が死ぬ思いをしたことは確かでしょう。母親の生涯についてはもう少し詳しい伝記を読む必要があると思います。
2007/8/16(木) 午後 8:15 [ fminorop34 ]
緑の森さんの年齢には関係ないと思います。鑑賞者が誰であれ、この詩は暗いです。一般に詩の価値を、人を朗らかに、幸せな気分にするかどうかという効用尺度で計られたら、彼に影響を与えたボードレールを始め、近代の詩人はすべて失格になります。
2007/8/16(木) 午後 8:28 [ fminorop34 ]
The image with an old woman seems beautiful^^
I would like to read more German poems. In general, I read often French poems.^^
I think that German language is also beautiful~
2007/8/16(木) 午後 9:08 [ francophile762004 ]