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138.ブラームスからエリーザベト・フォン・ヘルツォーゲンベルクへ [ウィーン、1884年5月8日] 親愛なる友へ 私はイタリア(1)に向けて旅立ちます。可愛らしい子供の絵は月末まで、――うっ、デュッセルドルフ(2)に行かねばなりません――道中ずっと見られます。親切なご配慮大変感謝します。 ご主人は私の名前を言って、ヴィースバーデンのマダム・レオンハルト・ヴォルフに問い合わせてみる気がありますか。ヴォルフはとっても気のいい男です。彼はそのポストをリヒアルト・バルト(3)に確保しておきたいようだが、断られたと聞いています。 あなたの宿主の皆さんによろしく。――取り急ぎ。 J.Br.より (1) ブラームスの4度目のイタリア旅行で、クレフェルトの友人ルドルフ・ライアンと一緒だった。トレントとガルダ湖を経由して北イタリアへ向かい、そこでコモ湖のマイニンゲン公の客人となった。(ルドルフ・ライアンの Johannes Brahms als Mensch und Freund 40ページ)。 (2) ブラームスは第三交響曲と「運命の女神の歌」をニーダー・ライン音楽祭で指揮した。 (3) リヒアルト・バルト(1850−)、バイオリニストで指揮者。貴重な Johannes Brahms und seine Musik の著者。 (4) ヘルツォーゲンベルク夫妻の新しい宛先。
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