ヘ短調作品34

ルブランの回想録の link 先はゲストブックを御覧ください。

独詩訳〔英仏)

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今日の詩はデーメルの「バラのシンボル」である。デーメルという名前はシェーンベルクの「清められた夜」との関連で記憶しているに過ぎない。リヒアルト・シュトラウス、ウェーベルン、チェムリンスキーが付曲しているそうだが、気付かなかった。今日がはじめての訳だと思う。

詩は話者がバラの花を光眩い海に投げ捨て、波でバラの花弁、話者の舟、光や影が揺れ動く様子を色彩的かつ動的に描写している。話者の観察の対象となるものが擬人化されている。


Rosensymbol

Ich warf eine Rose ins Meer,
eine blühende Rose ins grüne Meer.
Und weil die Sonne schien, Sonne schien,
sprang das Licht hinterher,
mit hundert zitternden Zehen hinterher.
Als die erste Welle kam,
wollte die Rose, meine Rose, ertrinken.
Als die zweite sie sanft auf ihre Schultern nahm,
mußte das Licht, das Licht ihr zu Füßen sinken.
Da faßte die dritte sie am Saum,
und das Licht sprang hoch, zitternd hoch, wie zur Wehr;
aber hundert tanzende Blütenblätter
wiegten sich rot, rot, rot um mich her,
und es tanzte mein Boot,
und mein Schatten auf dem Schaum,
und das grüne Meer, das Meer

Dehmel, Richard (1863-1920)


バラのシンボル

僕が海に投げたバラ一輪
緑の海に花開くバラ一輪。
太陽が輝き、太陽が輝き
光線は無数のつま先で
飛び跳ねた。
最初の波が来ると
バラ、僕のバラは沈もうとした。
次の波がバラを優しく肩に乗せ
太陽の光、光は波の足元に沈んだ。
その時、次の波が縁でバラを捕らえ
逆らうように光は高く飛び散った。
多くの踊る花弁が
僕の周囲で揺れる、赤く、赤く、赤く
踊る僕の小舟
そして泡に写る僕の影
そして緑色の海、海。

デーメル


絵は光の画家モネの後期の作品

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まるで日本の版画の伝統的構図のようで、これが晩年のモネかと思いつつみました。淡白な印象がします。デーメルは一時代を象徴する詩人ということらしいですね。

2007/10/14(日) 午後 8:53 緑の森

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樹が主役になっている絵は日本の版画だけのような気がします。これにそっくりの広重が出てくるかもしれません。

デーメルは第一次大戦までは詩壇を代表する存在だったようですね。それに当時の音楽に合う詩人だったのでしょうか。作曲家ごのみの詩人がありますから。一度じっくり上記作曲家の歌曲を聴いてみたいものです。

2007/10/14(日) 午後 9:11 [ fminorop34 ]


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