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今日もドイツ語の花や愛の詩のサイトに入り込んでしまった。結局デーメルの "Entbietung" に目が行った。邦題を「招待」にした。デーメルは世紀末のエロスの詩人である。文学嗜好の女性を口説こうとしている方に参考になれば幸いである。今日はバラの花ではなく赤いケシの花である。花言葉は豊饒だそうである。 絵はオーストリア皇帝フランツ・ヨゼフの大舞踏会の模様。画家はウィーンで活躍した Whilhelm Gause である。詩とは合わないかもしれないが、黄昏のウィーンの上流社会を描いた画家として有名であり、紹介しておきたかった。デーメルはドイツ人であり、両者には何の関係もなかったが、世紀末ウィーンの作曲家に好まれた詩人である。なおこの詩にはツェムリンスキーが付曲していることが分かっている。 Entbietung Schmück dir das Haar mit wildem Mohn, die Nacht ist da all ihre Sterne glühen schon. All ihre Sterne glühn heut Dir! du weißt es ja: all ihre Sterne glühn in mir! Dein Haar ist schwarz, dein Haar ist wild und knistert unter meiner Glut; und wenn die schwillt, jagt sie mit Macht die roten Blüten und dein Blut hoch in die höchste Mitternacht. In deinen Augen glimmt ein Licht, so grau in grün, wie dort die Nacht den Stern umflicht. Wann kommst du?! - Meine Fackeln loh'n! laß glühn, laß glühn! schmück mir dein Haar mit wildem Mohn! Richard Dehmel 招待 君のため髪を野生のケシで飾るのだ もう夜だよ 夜空の星はすでに輝いている。 すべての星は君に輝いている! 君は分かっている。 すべての星は僕に輝いている! 君の髪は黒く、君の髪は野生的 僕の情熱でさらさら音がし 君の髪が膨らめば 星は真夜中に 全力をあげ 赤い花と君の血を追い回す。 君の緑の瞳にかすかに 灰色が差し 夜が空で星を編むように。 何時にくる? ー 僕の松明は燃え盛る! 輝け、輝け! 僕のため髪を野生のケシで飾るのだ! デーメル
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...




ご訪問、コメントありがとうございました。私はクラシックにはほとんど縁遠いのですがお気に入りができました。「タイスの瞑想」です。気分がよくなります。あまり関係のないことを書いてすみません。風邪など召されませんよう。
2007/10/22(月) 午後 3:15 [ - ]
ちょっと意外でした。お写真から想像する jikohigemuyou さんの愛聴曲がマスネーですか。私もバイオリンの名人が弾くこの曲はよく耳にしますし、私の持っているCDにも入っていたと記憶します。マスネーの歌曲で好きなのがあります。サロンから招待状が絶対に来ない人間ですが、フランスのサロン音楽は好きです。
2007/10/22(月) 午後 6:22 [ fminorop34 ]