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今日のトム・トムスンの絵は “Canoe Lake” 「カヌー・レイク」である。雄大な湖の国カナダの一風景である。スケールの大きなカナダの景色を見事に表現している。 余談になるが、トムはカヌーの名人だったそうである。カヌーで写生に出掛け、一週間後に水死体で発見された。だからトムに事故死はありえない、自殺か他殺かであるという主張がある。近々結婚をあげる予定であったという話も読んだ記憶がある。彼を主人公にした小説も出たそうである。彼は以前にアメリカ人の女性とロマンスもあった。顔立ちも甘い。小説の題材を揃えた人物である。 今日のフランス語の詩は一番旗色鮮明なケベックの詩人。カナディアン・フランセーズに誇りを持てと叫ぶオクターブ・クレマジー(Octave CRÉMAZIE)の “Le Canada” である。ウィキペディアによれば、フランス・カナダの詩人の父と呼ばれている、彼はケベックを退去し、パリで亡命生活を送り、困窮の裡に死んだ人とある。 Le Canada Il est sous le soleil une terre bénie, Où le ciel a versé ses dons les plus brillants, Où, répondant ses biens la nature agrandie A ses vastes forêts mêle ses lacs géants. Sur ces bords enchantés, notre mère, la France, A laissé de sa gloire un immortel sillon, Précipitant ses flots vers l'océan immense, Le noble Saint-Laurent redit encor son nom. Heureux qui la connaît, plus heureux qui l'habite, Et, ne quittant jamais pour chercher d'autres cieux Les rives du grand fleuve où le bonheur l'invite, Sait vivre et sait mourir où dorment ses aïeux. Octave CRÉMAZIE (1827-1879) カナダ 太陽の光の下祝福された大地 天が輝かしき恵み与えし大地 恵みに応えて拡張した自然は 広大な森を巨大な湖と結んだ。 魅惑の岸に接して残した母国 フランス栄光の消えざる航跡。 無尽の大洋に流れ込み、貴い サン・ローランと人々繰り返す。 幸いなる旅人、幸いなる住民 幸いなるかな、新天地求めず 大河を去らずに、幸福が誘う 先祖眠る地で生きて死す人々。 オクターブ・クレマジー
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