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今日のドイツ語の詩もデーメルである。男女の別離を詩にしたものである。別に話者がデーメルとは限らないし、彼なら体験がなくても別離の詩は書ける。 この詩の背景は研究者に任せるとして、デーメルは文学志向のパウラ・オッペンハイマーというユダヤ系の女性と結婚した。彼には別の女性と関係が出来て離婚している。彼女は離婚後もパウラ・デーメルの名で活躍した。彼女の詩はグーテンベルク・プロジェクトにも収録されている。 Das alte Lied Die Rosenknospe gab sie mir, ein weh Lebwohl klang nach; ich wollte lächeln, als ich ihr dafür ein Lied versprach. Ihr stand ein Tränchen im Gesicht, und lächeln wollte sie auch; doch lächelten wir beide nicht, das ist so Abschiedsbrauch. Jetzt lächel ich in einem fort, und ihr ist nicht mehr weh; die Rosenknospe ist verdorrt, das Lied ist aus - juchhee! Richard Dehmel 古びた詩 彼女がくれたバラの蕾に 辛い別離の余韻が残った。 笑いたいと思って、僕は 彼女に詩一編を約束した。 顔に涙を一粒流しながら 彼女も微笑もうと努めた。 だが二人とも笑わず終い あまりに作法通りの別離。 僕は今大いに笑っている 彼女なんか悲しくもない。 バラの蕾は萎んでしまい 詩はもう止めだ − 万歳! デーメル Photo by Tobyotter @flickr
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デーメル夫妻
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...


