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172.ブラームスからヘルツォーゲンベルクへ [マイニンゲン、1885年10月] 親愛なるともへ 親切なお手紙大変感謝します。私の手紙のペンはあなたの奥さんの示された例を見て我慢し切れません。 ペンはなんとしても踊って便箋から飛び出してしまいます。私は作品の返送を来る日も来る日も待っていることをお伝えしたいのですが、ペンをうまく支配しきれないでおります(1)。一つは演奏用に、もう一つは修正用に(2)必要です。荷造り煩わせて申し訳ありません。以前あなたはAと言われましたが。これは補足的なBです。――では失礼します。 あなたのJ.Br.より (1) この2行は斜めに書かれている。 (2) マイニンゲンのリハーサルで気が晴れなかったブラームスは、フラウ・フォン・ヘルツォーゲンベルクから受け取りの通知もないので再度狼狽した。期待した手紙が到着していないことでちょっぴり皮肉を言っている。この時期のブラームスの手紙には彼の苛立ちが見られる。
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