ヘ短調作品34

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リルケ

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愛の歌 -- リルケ

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今日のリルケの詩は “Liebeslied” 邦題は「愛の歌」である。詩中 “Tiefen” という言葉が出てくるが、この意味がどうしても分からなかった。形容詞“tief” 「深い」が名詞化したものか?私の辞書も文法書もその解釈を肯定していない。とりあえず「心(の奥底)」と誤魔化した。そのせいか、訳が混乱している。

つい「君」のことを考えてしまう「僕」は「君」以外のことを考えるようになりたい。これを「僕の心」を移転させたいと表現している。ここまでは理解できる。巧妙な愛の告白である。後半はバイオリンの二本の弦のようにともに一つの音を奏でることの難しさを述べている。前半で現在の心境を述べ、後半でその心境になったことの説明を語っているのであろうか。釈然とはしないが、一応投稿する。

Liebeslied

Wie soll ich meine Seele halten, daß
sie nicht an deine rührt? Wie soll ich sie
hinheben über dich zu andern Dingen?
Ach gerne möcht ich sie bei irgendwas
Verlorenem im Dunkel unterbringen
an einer fremden stillen Stelle, die
nicht weiterschwingt,wenn deine Tiefen schwingen.
Doch alles, was uns anrührt, dich und mich,
nimmt uns zusammen wie ein Bogenstrich,
der aus zwei Saiten eine Stimme zieht.
Auf welches Instrument sind wir gespannt?
Und welcher Spieler hat uns in der Hand?
O süßes Lied.

Rainer Maria Rilke


愛の歌

僕の心が君に感じぬためには
どうしたらいいか?僕の心が
君以外に移るにはどうすれば?
僕の心を移転させたい、どこか
暗くて孤独な地方の初めての
静かな所、君の心が揺れても
二度と揺れない所がいいのだ。
君と僕、二人が感動する物なら
バイオリン演奏の様に二本の
弦から出てくる音は一つだけ。
僕たちをどの楽器に張ろうか?
そして僕たちを演奏する人は?
ああ美しい歌曲

リルケ

閉じる コメント(2)

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恋愛の一番味わい深い箇所ですね。忘れかけてはいましたが。

2007/11/23(金) 午後 5:01 あらら

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この訳で気にかかっていたのは、「君の心が揺れても二度と揺れない所がいいのだ。」の箇所です。これが間違っていると前段と後段を繋ぐ箇所です。もう一度考えさせてください。コメントごとに修正を考えてしまいます。

2007/11/23(金) 午後 5:25 [ fminorop34 ]


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