ヘ短調作品34

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エミール・ネリガン

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今日のエミール・ネリガンは "La passante" 「通りがかった女性」である。フランス語の響に比べ実に説明的で野暮ったい。今日も枯葉と人生を重ね合わせ、悲しげな貴婦人を登場させる。まさに世紀末パリを背景にしながら、話者は人生のはかなさを語る。いつものように完成度の高い作品である。

この種の詩になると、どうしてもフランスの画家でイギリスの女性を描いた James Tissot になる。この詩と外れるが、疲れた様子が多少とも今日の詩と通ずるものがある。この絵のモデルは画家の愛人であり、結核にかかっていたはずである。結核にかかれば、また絵になるから、美人は得である。


La passante

Hier, j'ai vu passer, comme une ombre qu'on plaint,
En un grand parc obscur, une femme voilée :
Funèbre et singulière, elle s'en est allée,
Recélant sa fierté sous son masque opalin.

Et rien que d'un regard, par ce soir cristallin,
J'eus deviné bientôt sa douleur refoulée ;
Puis elle disparut en quelque noire allée
Propice au deuil profond dont son coeur était plein.

Ma jeunesse est pareille à la pauvre passante :
Beaucoup la croiseront ici-bas dans la sente
Où la vie à la tombe âprement nous conduit;

Tous la verront passer, feuille sèche à la brise
Qui tourbillonne, tombe et se fane en la nuit ;
Mais nul ne l'aimera, nul ne l'aura comprise.

Emile NELLIGAN (1879-1941)


通りがかった女性

昨日僕は気の毒にまるで影のように
ベールし暗い公園を行く女性を見た。
ただ一人悲しげに去っていった彼女
誇りを保とうとオパーリン・グラス。

澄んだ夕べにただ一目見ただけだが
彼女は悲しみをこらえているようだ。
そして彼女は暗い通りに消えていく
心中の深い悲しみには相応しかった。

僕の青春も通りがかった女性のよう。
大勢の人が彼女とすれ違うこの小道
人生はひたすら墓場へと我らを導く。

通る彼女を見る人また風の中の枯葉
夜には舞いながら、落ちて、朽ちる。
愛する人も理解する人もなく終わる。

エミール・ネリガン

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