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「今日の詩」はフロストの “The Telephone” 「電話」である。二人が電話でやり取りするところを韻文にした。きわめてアメリカ的な詩である。私が苦手な電話固有の会話を名人フロストが詩にした。お見事ではあるが、さすがに韻はきれいではない。対を探すのにチョッと時間がかかった。傑作というよりは、人気作家フロストの珍品であろう。 女性が電話する電話会社の広告らしき写真がウィキにあったので、これを利用することにした。最初は男同士の話として訳したが、この写真で気が変わり、電話の相手を女性にした。ネイティブなら性別がわかるだろうか? The Telephone 'When I was just as far as I could walk From here to-day, There was an hour All still When leaning with my head against a flower I heard you talk. Don't say I didn't, for I heard you say-- You spoke from that flower on the window sill- Do you remember what it was you said?' 'First tell me what it was you thought you heard.' 'Having found the flower and driven a bee away, I leaned my head And holding by the stalk, I listened and I thought I caught the word-- What was it? Did you call me by my name? Or did you say-- Someone said "Come" -- I heard it as I bowed.' 'I may have thought as much, but not aloud.' "Well, so I came.' Robert Frost 電話 「今日ここから 散歩に出かけようとしていた 一時間前だよ 静かで 花に近寄ったときに 君から電話があったよ。 カン違いだって!たしかに電話があった − 君は窓辺の花から電話していた − 自分の言ったこと忘れたのかい?」 「それより電話したという話の内容を聞かせてよ」 「花を見て蜂を追い払っていたら 君から電話があり 茎をつかんだまま 電話で話を聞いたよ、確かに聞き取った − えーと、僕を呼び出したけな? それとも − 誰かが『おいで』と言うのが聞こえた − 頭を下げたときだった」 「そうだったかもしれないけど、大きな声出さないで」 「そうならいい」 フロスト
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フロスト
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