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215.ブラームスからエリーザベト・フォン・ヘルツォーゲンベルクへ [ウィーン、1888年2月] 親愛なる友へ あなたに手紙を書かないことで私は大変気が咎めておりますが、どうしても書けません。いつものように、私は希望を持ってあなたのことを考えるのですが、 いったん座って、何か快適な希望にみちたことを書こうとするが、私の考えは悲しみに変わります。私はニュースをお願いしません。あなたが回復を報告できれ ば、お友達にきっと連絡されるでしょうから。私は楽しい言付けを待ち焦がれております。 いろんな所から聞いておられると思いますが、あなたは決してささやかな集まりを「欠席」してはおられません。ここでも同じです。あなたの写真(1)が机の上にあります。双方共通の友人の会話は皆あなた方のことばかりです。とくにエプシュタインがそうです。 少なくとも春と夏の計画は立ちませんか。 私は本気で短いがしばしばお便りを書くつもりです。おそらく簡単なことでしょう。今は、便箋を改めねばなりませんので続けられませんが。私は新たな主題に取り組む気がありませんので、あなたにうるさく質問したりはしません。 あなたが多少でも書けるようなら、私ほど便りを喜ぶのはいないことを忘れないでください。あなたの愛するハインツによろしくお伝えください。そして可能であれば、状況を少しお伝えください。時々思うことですが、ピアノはありますか。彼に歌って聴かせることができますか。ミュンヘンには良いお友達はいますか。―― いつも変わらず、誠実なるあなたのJ.Br.より
(1)ブラームスは彼が死ぬまで彼女の写真を持っていた。 |

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