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226.ブラームスからエリーザベト・フォン・ヘルツォーゲンベルクへ [ウィーン、1888年9月] 親愛なる奥様へ あなたのお手紙はウィーンの私のもとに届きました。これはトゥーンに届いた――あなたはバーゼルに――その間私は戻る途中でベルンとチューリッヒの間を散策していた。私はこの不毛の問題を追求する気はありません。まったくじれったい話です。あなたの葉書は長い別れの挨拶になっています。私に関する限り、手紙を書くことは大した慰めにはなりません。 しかしいずれにしても、あなたの宛先がいただきたいのです。そして――しかし、これは決していい会話ではないことは同意していただけると思います。状況を折にふれ知らせてください。あなたを知る人は皆関心があるし、同情しています。私に関していえば、その筆頭です。 私が無価値な歌の本を数冊送ったとしても、行かれるときには置いて行かれるかもしれません。私がまたハインツと衝突したことを知れば、多分あなたの関心を引くでしょう。――私はグロートの「秋(Herbst )」(1)に挑戦しています。取り組むのは困難でうっとうしいものです。 私は荷をほどいているところで、あたりは混乱しています。雑然とした手紙になり許してください。どうか私に一言お手紙を下さい。私のことを優しく考えてください。 大変誠実なあなたのJ.Br.より (1) 「秋(Im Herbst)、作品105第5曲」。
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