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257.ブラームスからエリーザベト・フォン・ヘルツォーゲンベルクへ [ウィーン、1891年2月] 親愛なる奥様 私は丁重なお手紙を頂くには値しない人間でした。今日もわざわざお手紙を頂く必要はありませんが、「国王賛歌(Konigspsalme )」(1)がどんな曲か判断できる新聞かプログラムで結構です。お聞かせ願いたいのは、ライプツィッヒ子に囲まれて、ライプツィッヒで楽しい思いをされたかどうかです。その他の魅力的な記述、リハーサル中にサンドウィッチがどれだけ消費されたかとか、ストッキングが何足編まれたとか(リーデル(2)の下での素晴らしい記憶のように)、つい洩れた賢いお言葉等々はなくても結構です。 私が本当に知りたいのは、ヘル・アストールがこの曲で奮起したのかということです(3)。 私は、あなた方の明るいサークルを羨望の気持ちで眺めてきました。皆さんは不思議なエネルギーと真面目な性格と真面目な関心を持っておられます。あいにく、お一人は必ず病気で寝込んでおられます。 どの点からも、当地ではあなた方の例にならうものはありません。しかし、暇を見つけては同封(4)のものをよんで証言をいただきたいのです。 でも何らかの方法でお知らせください。――では失礼します。 誠実なあなたのJ.Br.より (1)ヘルツォーゲンベルクの皇帝の誕生日のために書かれた、合唱と管弦楽のための詩篇作品71はレクイエムと同じ夜に公演された。 (2)カール・リーデル(1827-1888)。書簡121。 (3)ヘルツォーゲンベルクの作品を出版するのに。 (4)女声のための13のカノン。1891年ペータースから出版。
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...



