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260.ヘルツォーゲンベルクよりブラームスへ ベルリン、1891年4月30日 ...ライプツィッヒのBachverein は5月11日 に私のレクイエムの第二回演奏会を開く予定です。ブリュンに移せないのが残念です。私の知人が来ていただけたらと思います。あいにく、妻の同行は期待でき ません。全体としてはかなり良くはなってきましたが、状態が不安定なので、計画を立てられません。とりわけ、彼女をライプツィッヒで友人の歓迎の渦にさら す危険は冒せません。 私はあなたの親切な激励の伝言を直ちにシュピッタに送ります。彼は時折この種の仕事を処理してきました。私にもこのマドリガル集(1)は以前のものより、利用しやすく、興味があります。曲の響きは実に美妙です。アドルフ・シュルツ(2)がこの曲集を細心の注意を払ってリハーサルしています。あなたは彼の領分である「ア・カペラ(a capella )合唱団」の指揮をご覧になったら、彼を尊敬すると思います。 この夏の計画はまだ立っていません。私は8月の一部、シュルトに――今回は一人で――行くことになるでしょう。ここは永続的な体力強化の効果が私にはあります。あなたが来られたらいいですね。荒涼たるヒースのそぞろ歩きが素晴らしいものです。 妻からよろしくとのことです。 あなたのヘルツォーゲンベルクより (1)ハインリッヒ・シュッツによるIl primo liblo dei Madrigali (1611)。 (2)アドルフ・シュルツ(Adolf Schultz)(1835−)、歌手でベルリン音楽院の歌唱法の教授。
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桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...



