ヘ短調作品34

ルブランの回想録の link 先はゲストブックを御覧ください。

オランダ語の詩

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以前スティヴンソンの Epitaph Erotionを訳していて、それがローマの詩人Martialis ca. 40 - ca. 104の有名な詩のパロディーであることに気付いた。原典に挑戦してみたが、いかんせんラテン語が皆目分からない。ヤフーのブログでおそらく唯一と思われるラテン語のブログを管理してみえる dakuserukun さんのラテン語を訳しながら勉強するが私の希望で厳密な注釈をつけてくださった。

とてもいい詩なので興味のある方は参考にしていただきたい。

6歳足らずで娘を亡くしたギリシャ人の奴隷がすでに死んだ両親に娘を託す詩である。古代ローマの詩   ラテン語を訳す

さらに文法の注がついている。ラテン語を訳す ローマの詩 文法の注


Hanc tibi, Fronto pater, genetrix Flaccilla, puellam
Oscula commendo deliciasque meas,
Parvola ne nigras horrescat Erotion umbras
Oraque Tartarei prodigiosa canis.
Inpletura fuit sextae modo frigora brumae,
Vixisset totidem ni minus illa dies.
Inter tam veteres ludat lasciva patronos
Et nomen blaeso garriat ore meum.
Mollia non rigidus caespes tegat ossa, nec illi,
Terra, gravis fueris: non fuit illa tibi.

Marcus Valerius Martialis

閉じる コメント(26)

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これもあとで訳しますか?いつやったらいいでしょう?

へえ、ラテン語の哲学の本というと、まさにぼくの興味分野ですね。

ぼくもギリシャ語をいまちょっとずつですが勉強しています。

2008/2/1(金) 午前 0:37 [ ダクセルくん ]

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http://www.geocities.com/yourstruly/martial1061.html
にありました。英訳を試みた女性のサイトです。彼女の英訳あと一歩のところで完全韻を逃しています。残念!

別に急ぎません。出来上がったら教えてください。紹介記事を書きます。

キリスト教神学ではないです。ギリシャ語とはすごいですね。

2008/2/1(金) 午前 0:48 [ fminorop34 ]

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もう英訳があるから、文法の説明をつけるのがぼくの役目になるでしょう。
文法説明は一気に書くと大仕事なので、何日かかけて投稿・更新しましょう。
あしたかあさってからやります。

2008/2/1(金) 午前 0:57 [ ダクセルくん ]

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この英訳がいい訳かどうか疑問です。少なくとも直訳ではないし、英語の詩としての「完成度」が高いかどうかも疑問です。二種類の訳があるのが、自信の無さを告白しています。やはりスティーヴンソンの方が出来が良いでしょう。ラテン語を英語の韻文にするのはやはり大変です。ご勉強の妨げになりません程度に気が向かれた時にお願いします。

2008/2/1(金) 午前 1:14 [ fminorop34 ]

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スティーブンソンの詩とすごく似ていますね。たぶんこの詩が元なのでしょう。

2008/2/1(金) 午後 5:59 [ ダクセルくん ]

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訳しました。例によってインターネットで正しいかどうか確かめます。

Hic festinata requiescit Erotion umbra,
ここに影の世界へと急いだ(=死にいそいだ)エロティオンは眠る、
crimine quam fati sexta peremit hiems.
運命の6つ目の冬が罪なことに彼女を殺した。
quisquis eris nostri post me regnator agelli,
わたしの後でわたしたちの小さな地所の領主になるあなたが誰であろうと、
manibus exiguis annua iusta dato:
小さな手に年ごとのとむらいの供え物をあげてください。

2008/2/1(金) 午後 6:37 [ ダクセルくん ]

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sic lare perpetuo, sic turba sospite solus
そうしてくれればかまどの火は存続し*1、(子供が死んだための)不幸なパニックは落ち着いて、
(*1 大学の授業で、ローマではかまどの火を絶やさないようにしてた、それが家の存続と同じ意味だった、というような話を聞いたことがありますが、それでしょうか?)
flebilis in terra sit lapis iste tua.
かわいそうな墓石はあなたの土地に1つだけですむでしょう。

2008/2/1(金) 午後 7:17 [ ダクセルくん ]

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スティーブンソンは詩とはいえないですね。英語に翻訳したといってもいいでしょう。ただ韻は完全です。こうなると原典がどれかも怪しくなってきますね。伝マルティアリスとすべきかもしれませんね。

2008/2/1(金) 午後 8:46 [ fminorop34 ]

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連想のきく単語もいくつかありますので勉強します。

2008/2/1(金) 午後 8:48 [ fminorop34 ]

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そうですか、ローマの「かまど」がスティーヴンソンでは「暖炉」になっています。違いはありますが、対応していますね。どうも有難うございました。

2008/2/1(金) 午後 8:50 [ fminorop34 ]

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スティーブンソンの訳は

Epitaphium Erotii

Here lies Erotion, whom at six years old
Fate pilfered.
(ここはぼくの訳と同じですね。)

Stranger (when I too am cold,
Who shall succeed me in my rural field),
ここはスティーブンソンの解釈か、彼の研究の成果でしょう。「Martialis の後に土地の領主になる人」という文字通りの意味を、Martialis が死んだ後この土地を継ぐ人、とスティーブンソンは解したのです。そしてその人は親戚とかでなく、赤の他人である、と解したのです。(ぼくは家族か親戚じゃないかと思うのですが。)

To this small spirit annual honours yield!
(ここもぼくの訳と同じです。)

2008/2/2(土) 午前 1:20 [ ダクセルくん ]

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Bright be thy hearth, hale be thy babes, I crave
(ここの thy は赤の他人の後継者 stranger ですが、それはスティーブンソンの解釈か、研究の成果です。ぼくはなんとなく土地の後継者は Martialis と同じ土地に住んでる親類がなるような気がするので、「あなたの」というより「わたしたちの」暖炉、かまど、という意味で言われているように思います。原文には「誰の」を示す形容詞はありません。)


And this, in thy green farm, the only grave.
(ここもぼくの訳と同じなんじゃないかと思います。
ただ、ぼくは土地を後継する人は赤の他人じゃなくて親類じゃないかという気がするので、「あなたの土地にかわいそうな墓石はただ1つだけですみますように」というのは「わたしたちの土地にかわいそうな墓石は・・・・」というのと同じではないかと思っています。)

2008/2/2(土) 午前 1:30 [ ダクセルくん ]

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スティーブンソンの詩を全くの翻訳とするかどうかにかかります。彼は生前サモアに土地を持っており、墓もサモアにあります。奥さんと継子がこのままサモアに居ついたかどうかは疑問です。調べてはいません。彼の家は現在博物館でしょうが、一応人手に渡ったか、そのつもりではなかったかと思います。

2008/2/2(土) 午前 1:35 [ fminorop34 ]

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整理しますと、話者はギリシャ人の奴隷だということをどこかで読みました。詩人は Martialis であるとしても、Erotion が彼の娘でしょうか? Eros がギリシャの神ですからてっきりそう思い込みましたが。

2008/2/2(土) 午前 1:54 [ fminorop34 ]

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ほー、やっぱりいろいろ背景を知らないと駄目なんですね。
奴隷が言っている詩だと考えるとぼくの訳も変わってきます。

2008/2/2(土) 午前 2:03 [ ダクセルくん ]

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ぼくはスティーブンソンのは間違いなく今回のラテン語詩の訳だと思います。ぼくと読み方はちがいますが、ラテン語の原文に1字1字即していますから。

2008/2/2(土) 午前 2:12 [ ダクセルくん ]

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詩がイギリスで制作されてら、私もまったく同じ意見です。翻訳ではありますが、ただサモで作詩されていたら、結核の進行で「死」を意識し、彼の状況を反映した詩の連作に一部とも解釈できます。現代的ですし、農園主の詩と解釈し、可愛がっていた現地人の娘の死を悼む形式になっているようにも思えます。

2008/2/2(土) 午前 2:32 [ fminorop34 ]

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なるほど。
いちおう、あとで前みたいに文法の説明をしますか?
それにスティーブンソンの訳を比較できるようにつけて。
そうすればfminorop さんには何かがはっきりわかるかもしれません。
今度は少しずつ更新するやり方をしようと思うので、どーんと全部一気に読まされる心配はないですよ。

2008/2/2(土) 午後 3:37 [ ダクセルくん ]

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ひとえに私の不勉強から妙なことに引っ張りこみました。色々調べて見ましたが、スティーブンソンの重要な作品ではないのかもしれません。どうもヒットしません。ですから作品の年代を特定できないのです。

2008/2/2(土) 午後 3:53 [ fminorop34 ]

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いえ、いいんですよ。
軽い気持ちで頼まれただけかもしれないのに、ちょっと張り切りすぎました。(自分の勉強にもなるからです。)
もっと完全に自分のペースでやっていれば、fminorop さんにも気をつかわせずにすんだのです。
文法の説明は来週かけてゆっくり更新しますから、暇なときに見に来てください。
自分の勉強のつもりでやってますから、これからもぜひ頼んでください。こういう機会がないとぼくは特定のものしか読まないですから。

2008/2/2(土) 午後 4:02 [ ダクセルくん ]


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